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~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

今度はストライキ<319日目> Stayed in ワルザザード

2012-01-09 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 最後の朝食を食べていよいよ出発。ついにトドラを去る日が来た。ホントに快適な宿で時間さえあればもっと長居しても良かった。

 ティネリールからワルザザードまではグランタクシーが300ディルハムくらいと聞いていたので、最初はグランタクシーで向かうつもりだった。ところが、何度聞いても450ディルハムより下がらないので、結局バスでワルザザードへ向かった。

 バスに乗るとスグに寝てしまい、ちゃんと目が覚めたときにはもうワルザザード市内を走っていた。

 ワルザザードからはグランタクシーをチャーターしてアイト・ベン・ハッドゥに向かうつもりをしていた。ところが、グランタクシーのチャーター料金が高い。1台100~150ディルハムくらいと思っていたが、片道300ディルハムまでしか下がらない。
 何でこんなに高いのかと不思議に思ったら、実はストライキらしく、グランタクシーは走っていないらしい。新年早々デモで10h足止めくらったばかりなのに、今度はストライキ。何でこんなに運が悪いんだ。

 バスで途中まで行ってそこからグランタクシーで行こうともしたが、バスの時間が遅く、夕日に間に合わない。結局、今日はワルザザードに泊まることにした。

 ところが、バスターミナル近くの宿にチェックインしたら、宿のオジサンがアイト・ベン・ハッドゥまでの車の手配をしてくれた。往復で400ディルハム。少し高いけれど、せっかくやし、行くことにした。

 わずか25分くらいでアイト・ベン・ハッドゥに着いたものの、残念ながらほとんど日は沈んでいた。それでも、わずかな西日に照らされたアイト・ベン・ハッドゥはキレイだった。


 川を渡る。


 外観だけで満足だったので、バルさん達は中に入っていったが、中には入らず外で待っていた。

 アイト・ベン・ハッドゥ対岸の村。


 ワルザザードに戻った後は、夕食。


 ところが、思った以上に量が少なかったので、近くのサンドイッチ屋を覗いてみた。結果、メッチャ美味そうに見えたので、買い食い。

 まぁストライキに巻き込まれたけれど、結果的にアイト・ベン・ハッドゥも行けたし、今日の宿も快適やし、まずまずの一日になったかな。。

 <世界遺産72個目(文化遺産64個目)>・・・アイト・ベン・ハッドゥの集落
 ワルザザードから車で2~30分。グランタクシーを往復チャーターなら300ディルハム。今回はストライキでグランタクシーが動かなかったので、4人で車を400ディルハムで往復チャーターした。

 <今日の移動>トドラ渓谷→ティネリール→ワルザザード→アイト・ベン・ハッドゥ→ワルザザード
 ・トドラ渓谷→ティネリール
  ミニバス。7ディルハム。30分。
 ・ティネリール→ワルザザード
  SUPRATOUR社のバス。50ディルハム。約3h。
  最初はグランタクシーで行こうとしたが、4人で450ディルハムと言われて断念。1人35ディルハムの民営バスもあるらしい。
 ・ワルザザード→アイト・ベン・ハッドゥ→ワルザザード
  車チャーター。1台400ディルハム。片道25分くらい。
  ストライキのせいでグランタクシーのチャーターができず、宿で紹介してもらった車をチャーターして行った。バスやグランタクシーを乗り継げば、片道1人20ディルハムくらいで行けるらしい。

 <宿泊地>オテルババ(Hotel Baba) ドミ 50ディルハム
 住所:66 Quartier Artisanal。ワルザザードの民営バスターミナルのスグそば。バスターミナルを出て右側に進み、右折。バスターミナルのバスの出入口付近にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wi-fi 無し。
 備考:歩き方11~12年に載っている。Wi-fi が無いことを除けば、かない良い宿。ホットシャワーの出も抜群。ベッドもふかふかで気持ちいい。

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筋肉痛<318日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-08 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 体中が痛い。

 特に、上半身。

 腕、胸、肩…

 色んなところが痛い…


 やっぱ昨日登り過ぎたようだ。


 今日の昼食は、一昨日に行ったフランス料理で食べることにした。モロッコの物価を考えると決して安くはないけど、今のうちにイイもん食べないと、これからアフリカを南下するとなかなかイイもんは食べれそうにないから。

 今日のメニューは魚。


 美味しい。でも、一昨日の牛フィレの方が良かったかな?
 でも、マグロみたいな味で良かった。

 もちろんワインも。


 宿に戻ってからは、ひたすらマンガをパソコンで見ていた。身体は痛いし、何もする気は起きない。今日は徹底的に休息日。

 夕食は、魚のフライとサラダ。ホントにここの宿は最高。明日出るのが惜しい。


 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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ロッククライミング<317日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-07 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 今、崖下に居る。

 まずは、既に7日目になったイノウエくんがロープを掛けるために崖を登っていった。ここで初めてやったというのに、スラスラと登っていって、アッという間に15m上のところにロープを掛けて戻ってきた。


 隣ではインストラクターのヨセフが20mくらいのロープを掛けていた。


 いよいよ開始。ロッククライミング。

 これは靴選びの様子。


 紐を身体につける。


 登り始め。


 まずは、ヨセフが掛けた20mの崖を登る。初めてということで簡単なコースらしく、意外とすんなりと登れる。途中、どこに手を掛けて足を掛けたらいいのか分からないところもあったが、無事に登れた。






 降りるのは比較的簡単。壁に足を垂直になるようにしながらゆっくりと降りていく。無事に地上に戻ってきた。


 手を見ると、結構、スリ傷だらけ。どこでそんなに擦ったのか覚えてないけど、なかなか楽しい。

 そのスグ後に、15mを登ったが、コッチは楽勝だった。でも、降りてから足を見てみるとズボンの膝の部分が破れていた。ちょっとショック…


 初心者用のところはそれで終わりで、少しだけ場所を移動して、20mの崖にチャレンジ。1回目に登ったところよりは簡単。これも無事に登って降りることができた。だけど、膝とかを打っていたりして、段々と体中が痛くなってきた。

 次はいよいよ30m。それほど難しくはなかったけれど、体力がもたない。ハーハー言いながらなんとか30mも登り切った。真下を見るとなかなかの迫力。でも、景色も良く、気持ち良い。


 1度だけ、下の人間(登る人間が落ちないようにロープを張るヒト)の役割をやらせてもらったが、これが結構辛い。腕の力が必要で、体力消耗してしまった。

 少し休憩後、また別の30mを登った。さっきより少し難しい上、体力の消耗が激しい。でも、登ってるときは必死なので、なんとか登り切った。


 軽くサンドイッチを食べた後、今日一番難しい30mのコースにロープが張られた。どう見ても垂直の壁でどこに手を掛けて足を掛けたら良いのか分からない。最初の難関ではイノウエくんですら滑っていた。

 せっかくなので一番難しいところにもチャレンジ。なぜか、最初の難関はすんなりクリア。自分でもなんでうまく登れたのか分からない。
 その後も順調に登った。中盤では、岩がせり出していて、上を見てもゴールが見えない。腕の力も足の力ももういっぱいっぱい。なんとか、足場や手を掛けるところを見つけて、登った。

 あと20cmくらいで一番上のロープに届くってところで、最後の難関。もう腕も足も限界で辛い。掴むところも全然分からない。
 みんなの声に従って左側からなんとか登りきり、無事、達成。達成感というより、ようやく降りれるっていう安心感の方が勝っていた。

 結局、1日で6本も登ってもう限界。
 でも、初めてでこんなに登らせてもらえて、わずか250ディルハム(2500円くらい)なので、満足。ロッククライミング楽しい。

 とりあえず、6本も登ったので、しばらくは趣味を聞かれたら『ロッククライミング』と答えることにします。

 今日の夕食は鳥の空揚げとポテトサラダ。


 ちなみに今日の写真は全部一本目に登ったときの写真です。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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フランス料理<316日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-06 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 今日も午前中は何もしなかった。

 1時過ぎになって宿の3軒くらい隣にあるフレンチレストランに行った。100ディルハム程度でフランス料理が食べれるということで、みんなで行ってみることになった。


 シェフはフランス人。食事を取るテラスは日が当たって気持ちいい。景色も最高。コーヒーを飲みに来るだけでも良さげな感じ。




 とりあえずビール。


 出された食事は、牛のフィレとフライドポテトとサラダ。牛のフィレにかかっていたソースが美味い。


 さらに、鶏肉と野菜を炒めた料理も出てきた。というか、人数が多くて牛のフィレが人数分足りなかったから、牛フィレ3人分と鳥肉5人分とを8人でシェアすることにしたのだ。


 どっちもスゴく美味しくてメッチャ満足。結局、明後日に予約を入れてしまった。結局、トドラに7連泊。明明後日には絶対に出ないとマジで予定が詰まってきた。

 宿に戻ってからは、ついにゲームに手を出してしまった。イノウエくんもコントローラを持っていたので、2人でボンバーマンを開始。
 無事にクリアーした後は、ストツー。おれ、メッチャ弱かった。

 さらに、桃鉄4人プレイ。

 途中、夕食を挟んで一時中断。今日の夕食は、待ちに待ったサバ丼。ご飯も大盛りで満足。ホントにいつまでも居たい。


 夕食後、桃鉄を再開。結局23億円儲けて圧勝した。

 <今日の移動>トドラ渓谷→ティネリール→トドラ渓谷
 なし。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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焼肉<315日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-05 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 起きて朝ご飯を食べて何もしてないうちに、午前中はアッという間に終了した。

 特に今日はやることもなかったけれど、みんながティネリールに降りるというので付いていくことにした。目的はスペアリブ。

 トドラ渓谷からティネリールに向かうグランタクシーがなかなかやってこず、結局、ミニバスのようなものでティネリールに向かった。なぜかグランタクシーより人数たくさん乗れるのに、1ディルハムだけ高かった。

 今日の昼ご飯は肉屋で肉を買って、スグそばのお店で焼いてもらうシステム。


 内臓も売ってる。


 焼いてもらうとこ。


 肉はスペアリブで1kg65ディルハム。ミンチ状のもので1kg80ディルハム。安い。肉を選んで焼いてもらっている間に近くのお店でコーラを買って準備完了。


 出された肉はメッチャ美味しかった。スペアリブも団子も美味。もう一度食べたい。ボリュームもあって1人たったの50ディルハムくらいだった。

 ちなみに羊の頭も売っていた。1コ25ディルハム。

 肉で充分に満足したので、ビールとワインを買ってトドラ渓谷に戻った。

 戻ってからはしばらくぼんやりして過ごした。これくらいのんびりした生活が一番良いわ。

 夕食は刺身とお吸い物。トドラ渓谷に来てから、とにかくご飯が美味くてメッチャ満足だ。

 <今日の移動>トドラ渓谷→ティネリール→トドラ渓谷
 ・トドラ渓谷→ティネリール
  バス? 7ディルハム。30分。
 ・ティネリール→トドラ渓谷
  グランタクシー。6ディルハム。30分。
  ティネリールの乗り場は、メインの通りを山側に少し入ったところ(PTTから歩いて2分くらい)にある。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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トドラ渓谷トレッキング<314日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-04 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 今朝も豪華な食事。写真は撮ってないけど…

 今日はトドラ渓谷を形成している山の上までトレッキングに行くことになった。メンバーはメルズーガの砂漠ツアーから同じ5人+モロッコ人ガイド。

 宿の裏から川沿いに出て、そのまま渓谷の方へ歩いた。


 渓谷が近づいてくると、その高さに目を見張る。想像以上に高い。そして、間が狭い。





 そんな崖なのに、ロッククライマー達が登っている。スゲーわ。ここはロッククライマーの聖地らしい(知らないけど…)。

 渓谷を抜けていよいよ山登り開始。


 ガイドの歩くスピードが速い速い。
 「もっとゆっくり歩いて」って言っても、全くスピードは変わらない。自分のペースで登ってないから余計に疲れた。


 途中、休憩をはさみつつ、2hくらいでとりあえず頂上に到着。苦労した甲斐あって、頂上からの景色は良かった。ヨルダンのペトラ遺跡周辺に似た風景。


 頂上でしばらく休憩した後、近くに住んでいるノマドの家に行った。


 ホントに過酷なところに住んでいる。水なんて全くないし、野菜とかも当然栽培できない。せめてもう少し川に近いところに住めば良いのにと思うんだけれど、何かこの土地に思い入れでもあるんやろうか?

 犬が居た。


 ノマドの家ではお茶を出してもらい、持ってきた野菜でサンドイッチを作って食べた。景色は最高。昼間は暖かいので、ホントに気持良かった。


 ノマドの家に別れを告げて、いよいよ下山。下山は楽。滑ることにさえ、注意すれば…




 だいぶ宿に近いところまで降りたところで、何やら十数人のヒト達が穴を掘っていた。どうやらヒトが亡くなったらしく、埋めるための穴を掘っているようだった。




 カスバ。


 宿に戻ったのは3時過ぎ。ちょうど5hくらいのトレッキングだった。昨日一日引き篭っていたおかげで、いつも以上に身体が重い。

 今日の夕食はモロッコ料理。これまた写真撮るの忘れて食べてしまった(笑)。美味いんだから仕方ない。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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宿から出ない<313日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-03 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 起きたら10時過ぎていた。宿で出てきた朝食がホントにちゃんとした朝食で美味しい。この宿はホントに良い。しばらくのんびりすることになりそうだ。

 みんなはティネリールに行ったり、トドラ渓谷を散歩しに行ったりしたけれど、そのまま一日ネットをしながらゆっくり過ごしていた。

 夕食は鍋。まさかモロッコに来て鍋が食えるとは…




 ティネリールに行ったバル夫妻にワインを買ってきてもらったので、ワインと鍋。マジで幸せや。


 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 詳細は昨日と同じ。

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デモの効果<312日目> Stayed in トドラ渓谷

2012-01-02 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 昨日寝たのは1時前。起きたのは6時過ぎ。眠い。
 ホントはもう少しゆっくりしても良かったけれど、一緒に砂漠ツアーに行ったメンバーの多くが今日、トドラ渓谷に移動すると言っていたので便乗することにした。

 朝7時にタクシーが来るということで早起きしたのに、結局タクシーが来たのは8時前。バスの出発時刻は8時だったので、ギリギリ。なんとか間に合って無事にバスに乗り込むことはできた。

 バスは次の街でもその次の街でも日本人を拾った。どうやらJICAのヒト達らしい。ところが、バスの座席はいっぱいだったから、何人かはまとまってグランタクシーで目的地まで移動するようだった。かわいそうに…

 順調に走ってトドラ渓谷の入口のティネリールまであと30分程ってところでバスは停まった。

 『何だろう?』と思って外を見ると、どうやらデモをやっているらしい。しばらく動きそうにないので、バスの外に出た。

 デモの方に近づいてみると、道路をヒトが封鎖し、しかも驚いたことに全員がお祈りをしていた。お祈りの後は、ワイワイガヤガヤとしている。


 しばらく待ったが、まだまだ動きそうにない。とりあえずみんなで路上に座って大富豪を始めた。すると、モロッコ人がスッゲー集まってきた。知らないオジサンが、パンとかを差し入れしてくれたので、ちょっと怪しい?と思っていたけど、実際はバスの運転手だった。

 2、3ゲーム程したところで『バスに乗れ』って合図が出た。『まだデモはやってるっぽいけど、何やろう?』と思いつつ、バスに乗ると目的地とは反対方向に走りだした。
 『迂回ルートがあるのか? あるなら最初から行けばいいのに』って思ったのもつかの間、カフェでバスは停まった。どうやら本格的に動かないらしい。

 再び大富豪。

 気付くと日が暮れてきた。それでも動かない。どうやら明日の朝まで動かないとかいうウワサまで流れてきた。

 マジかよ…orz

 寒いし、ロクな食べ物もないし、最悪だ。
 救いは一人じゃなかったってことだけ。ホント、一人やったらどうしたらいいんか分からんところやった。

 仕方なく根気よく待つ。近くの店で見つけた焼き鳥サンドイッチがわずか3ディルハムでメッチャ美味しかった。

 ようやく夜9時前になってバスに乗り込むことになった。バスは走りだしたものの徐行運転。そして、スグに停車。

 もうどうしようもないので、宿のノリコさんに迎えに来てもらうことになった。バスは動けなくてもタクシーとかは通れるらしい。どんなデモなんだ?

 ところが、夜10時になって封鎖は解かれ、バスは動き出した。そして、約30分後にティネリールに到着。結局10時間も待ったことになる。

 ティネリールで無事にノリコさんとも合流できて、宿までタクシーで移動。朝7時から夜11時過ぎまでかかった大移動になってしまった。本来なら5時間くらいで済んだはずなのに…

 ノリコさんが出してくれた夜食の焼きソバがメッチャ美味い。この宿、なかなか出ることができなさそうだ…

 <今日の移動>メルズーガ→ティネリール→トドラ渓谷
 ・メルズーガ→ティネリール
  SUPRATOUR社のバス。通常5h。80ディルハム+荷物代5ディルハム。
 ・ティネリール→トドラ渓谷
  タクシー。20分。
  宿のノリコさんに迎えに来てもらった。

 <宿泊地>メゾンドトアマンドゥシェノリコ(Maison D’hote Amande Chez Noriko) ドミ 70ディルハム
 住所:Ait Ousalene Tizgui TINGHIR 45800。ティネリールからタクシーで約20分。
 設備:共有トイレ&ホットシャワー。Wi-fi 有り。
 備考:詳細はHP参照(http://amandecheznoriko.web.fc2.com/)。日本食がとにかく美味しい。

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ラクダツアー三日目:初日の出<311日目> Stayed in メルズーガ近郊の村

2012-01-01 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 みなさん、明けましておめでとうございます。
 今年は前半はアフリカ、後半は中南米の予定で動くと思います。
 特にアフリカに居る間は、ブログの更新は滞りがちになると思いますが、ヒマな時にでも見てやって下さい。



 朝、とりあえず日の出前に起きた。
 やっぱり寒い。ちょっと迷ったけれど、初日の出やし、昨日上った砂丘に上ることにした。
 朝に砂山を上るというのはかなりしんどい。ちょっと上っただけで息が切れる。中腹くらいまで上って、そこから日の出を待つことにした。

 砂丘からはアルジェリア側のテーブルマウンテンが見える。太陽は、テーブルマウンテンの切れ目の方向にある砂丘から上ってきた。




 砂漠で初日の出。
 同じ太陽のはずやのに、なんか特別な気がする。今年は良い一年になりそうだ。

 砂丘から降りてしばらく待機。何待ちなのかもよく分からない。ラクダ待ちのはずなんやけれど、結局、朝食が出てきた。

 朝食を食べた後も何の指示もなく、しばらく待機。宿のモロッコ人が昨日ウイスキーを飲み過ぎたらしく、ベロベロ。目も足も口も全てがオカシイ。アレはダメだ(笑)。
 どうやらラクダは10時頃に来るらしいので、それまで砂漠に寝っ転がって本を読んだり、喋ったりとのんびりと過ごしていた。

 結局、ラクダが来たのは12時前。出発後は、比較的順調に進み、宿まで戻ることができた。






 シャワーを浴び、洗濯を済ませてホッと一息。バルさんから誕生日プレゼントとしてもらったビールを開けた。3日(4日かな?)ぶりのビール。ホントに美味かった。

 宿のそばにあるレストランでサンドイッチを食べた後は、日記に取り掛かった。夜行バスの日から含めて3日分たまった。すでになかなか思い出せない。そして、かなり面倒臭い。

 夕食後、なんとまたヒトの髪の毛を切ることになった。新年早々、断髪式。今回もなかなかの出来具合でした(笑)。才能あるんかも(笑)。

 夜ものんびりと過ごした。やっぱりのんびりと過ごすのがいいね。久しぶりに一人じゃないってのがやっぱり嬉しい。

 <今日の移動>シェビ大砂丘の中のテント→メルズーガ近郊の村
 ラクダ。約1.5h。ツアー料金に含まれている。
 ツアーは、メルズーガ近郊の村にあるWilderness Lodgeで申し込んだ。2泊3日で700ディルハム。

 <宿泊地>ウィルダネスロッジ(Wilderness Lodge) ドミ 60ディルハム
 住所:不明。メルズーガからタクシーで50ディルハム。個人的に行くのは難しいと思うので、宿を予約してタクシーの手配を頼んだ方がいい。
 設備:共有トイレ&ホットシャワー。Wi-fi 有り。
 備考:基本的には朝食&夕食付きで130ディルハム。夕食が日本食の場合は150ディルハムらしい。日本人スタッフが居る。

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ラクダツアー二日目:大晦日<310日目> Stayed in メルズーガ近郊の砂漠

2011-12-31 23:00:00 | モロッコ&西サハラ
 朝、メッチャ寒い…
 夜はなんとかなったけれど、朝はホントに寒い。

 起きてしばらくしたら、アルジェリア側から太陽が上ってきた。良い朝日。寒いけれど、日の出を見るのはいいね。太陽が出てくると、暖かいし…


 泊まったテント。


 朝食を食べた後は、休憩をする間もなくラクダに乗せられて出発。
 1h以上乗った後、再びラクダを降りて徒歩。昨日はいっぱい写真を撮ったけれど、さすがに今日はあまり撮らなかった。最初は感動してた砂漠も、どっぷり一日砂漠の中に居たから、感動もしない。贅沢な話や。


 何の動物?


 しばらく歩いた後、ラクダに乗って出発。途中、明らかにガイドが道に迷ったっぽかったけれど、無事に今日のキャンプ場に到着した。


 西側には大きな砂丘があって、その上から見る日の入り&日の出はかなり良さげ。でも、まだ昼になったばかりなので、登るのは夕方までオアズケ。
 奥の砂丘に上る。


 昼食後は、砂漠に転がり、本を読んだり、ただボーッとしたりして過ごした。

 軽く昼寝をした後、ちょうど3時になったので、とりあえずツアー仲間と新年のご挨拶。日本時間では年越ししたってことで。

 で、新年一発目のトランプ。もちろん大富豪。

 4時半頃から砂丘に上り始めた。砂なので歩きづらい。




 『キツそうやなぁ~』って思っていたけれど、実際上るとやっぱりキツイ。それでも30分くらいで頂上に到達し、日が沈むのを待った。




 西を向けば、太陽が見えて、東を向けば、赤く染まる砂漠が見える。最高。最高の大晦日だ。全然実感はないけれど…






 日が沈むと冷える。寒い。いつまでも砂丘の上に居るのは辛いので、さっさと降りた。靴に砂が入って、重いし、足が痛い。


 今日の夕食はタジン。これは美味かった。このツアーで初めて(?)満足のいく食事(笑)。


 昨日よりも暖かい。
 星空を眺めたりして時間を潰すも、さすがに12時まで過ごすのは難しい。結局、寝袋に入って仮眠を取った。






 ろうそく。


 12時ちょっと前に目覚めて、寒い中、外に出た。

 ハッキリと正しい時刻は分からないものの、周りが騒ぎ出した時間に合わせて、みんなに新年のご挨拶。そして、寒さのおかげでどうするか迷ったけれど、モロッコワインで新年のお祝い。寒いけれど、マジで美味かった。
 横では花火も上がった。ショボかったけれど…(笑) 砂漠での年越しもいいもんや。

 <今日の移動>アルジェリア国境付近の黒砂漠→シェビ大砂丘の中のテント
 ラクダ。約3h。ツアー料金に含まれている。
 ツアーは、メルズーガ近郊の村にあるWilderness Lodgeで申し込んだ。2泊3日で700ディルハム。

 <宿泊地>シェビ大砂丘のテント
 住所:不明。1人では二度と行けない。
 設備:毛布のみ。寒い。寝袋があった方が良い。
 備考:テントの中はそこそこ暖かいが、外が寒い。日本の冬服かそれ以上の防寒着が好ましい。

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