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プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

仮組み準備

2012-02-05 20:38:00 | エレール1/8 BMW
 外装部品を塗装する前に沢山の部品の仮組みを済ませておかなければなりません。

 そのためには部品をキチッと作っておかないといけないんです。

 マフラーを仮組みしようとしてエキゾーストフランジを作っています。



 実際のフランジはフィンにかみ合う爪を持った特殊工具で脱着しますが、もう少しフィンの深さを出そうと削り込んでいます(左)、実際の形と少し違うみたいですが良いことにします。



 マフラーエンドも何も無い空洞になっているので、プラパイプを仕込んで中身が詰まっている様に加工しています。



 車体にステップやブレーキ、シフトペダルなどを仮組みし、それに合わせてエキパイとマフラーを一体物として接着しています。

 フロントサスも塗装が徐々に終わり、こっちも仮組みしています。
 


 カウルを塗装する前には、まだまだ済ませなければならない工作や組み付けが有りますが、この一連の工作が少し煮詰まった頭を冷やすためには良い時間を取った気がします。

何とかなるか・・・。

2012-02-01 00:08:00 | エレール1/8 BMW
 3個の部品から成るアッパーカウル、なるべく合わせ目の隙間を無くす努力をして瞬間接着剤を使って組んでみました。



 長期在庫のアメプラよろしく見事に歪んで出来上がりです(とほほ・・・)。

 どうやら左右どちらかが歪んでいるためかと思いますが上部が左に歪んでいるのが分かります。

 カーモデルのボディーなら熱湯に漬けて強引に逆方向へねじ上げるんですが、接着面が非常に細い所を強引に瞬間接着剤を流し込んでくっ付けているので、そんな事をしたら完全にぶっ壊れて修復不可能状態に追い込んでしまわないか・・・しかし、このままでは・・・(ふぇ~ん)。

 ネジっても壊れない様に取りあえずポジションランプをくり抜いて出来た細い部分に、プラ板を貼り付けて裏打ちしてから考えよう・・・。

 どんなに他の方法を考えても良い案が浮かんできません。

 仕方が無いので、ここでもイチカバチカの大勝負(別に勝負事が好きな訳ではありませんよ)、熱湯を用意して恐る恐る・・・ネジネジ、ネジネジ。

 火傷しないように水を用意して何度も挑戦した結果・・・



 ・・・治りました、しかも何処にも異変を起こさずに。

 メーターと時計、メインスイッチが取り付くU型のパネルを付けると完全に左右対称になりました。

 でも、このパネルもカウルに合わせる様に結構弄りましたけどね。

 懸案事項をまた一つ解決、お次は何だ!。

 

当たって砕けろ

2012-01-30 00:03:00 | エレール1/8 BMW
 クリアー部品を加工するのは非常に神経を使います。

 少し無理かな~という程度の力が加わっただけでもパキッと割れたりピキッとヒビが入ったり、過去にも何回か失敗の悔しさを経験しているだけに、それを加工するなんて考えたくもありません。

 しかし、今回だけは何としてもやってやろうと、一かばちかの大勝負する事にしました。

 兎に角後のことは考えずに前だけを見ることにして、クリア部品のライトカバー部分のみを切り取る作戦です。

 これさえ切り取ってしまえば後はどうにでも加工のやり放題、筋彫り用の自前カッターでギギギ・・・ギギギ・・・、慎重に少しずつ、休み休み・・・っで何とか切り取り成功です。



 カバーガラスに傷が付かない様に注意した甲斐有って、無事摘出成功でした。

 肉厚が1mm以上有ったクリア部品は、研いだ刃先のお陰でヒビは皆無、大した剥離も無く、少し大きめに切り取った部分にヤスリを掛けてカバーガラスは保管庫に入ります。

 くり抜かれたカウルは薄いカッターを使ったといっても幅1mm強の削り代が有って、プラ板の帯でその分を補わなければなりません。



 内側に貼り巡らせたプラ板を、カバーガラスの形に合わせて少しだけ削ってガラスを嵌めこんでみました。

 僅かな隙間は有りますが、この境にトリムを貼ってカウルとガラスを同時に接着するので気にしない気にしない。

 ポジションランプのレンズもクリアーですが、ここの工作は大して気にしていません、それよりもクリアーのカウル部品も、これで普通のプラ部品と同じ様に気兼ねなく扱える方が精神衛生上嬉しいし少し肩の荷が降りた気がして楽になりました。


頭が痛くなってきた。

2012-01-29 01:01:00 | エレール1/8 BMW
 フェンダーやタンク、シートにカウリングなど外装部品にも手を掛けないといけません。

 一見良さそうな部品達もよく見るととんでもない構成だったりします。

 RSの一番の特徴は何と言ってもカウリングで、部品分割も一箇所を除いてほぼ実車通り、ただ一番気にしなければならない部分が一体成型になっているところで悩みは深刻です。

 分割は実車通りと言っても合いは悪く、接着部分は面ではなく線の様に細いか全く無いか・・・。



 ヘッドライトをカバーするガラスやガラスを嵌めているトリムまでも一体成型、実車通りの分割ならば是非この部分は別部品にして欲しかった。

 カウル部品を全部仮組みして・・・もうお手上げ状態です。

 どうするか・・・今夜から眠れない夜が続きそう・・・夢にまで出てくるんだろうな~。

フェンダー

2012-01-28 14:52:00 | エレール1/8 BMW
 Heller 1/8 バイクキットには今回作っているBMW以外にもいろいろ種類が有ります。

 以前作った TY125、ノートンコマンド(派生種有り)、CB900、カワサキZ1000、Z1、等々。

 作り難さやニュアンスの違い、モールドの甘さなど、作り手に委ねる要素が沢山有りますが、その多くが大変魅力的なモデルが多く、私にとってはプロターと並んで好きなメーカーの一つです。

 縮尺が大きくなると必然的に部品やモールドが精密に表現されていて当然と考えたくなるのは人情ですが、これらのキットの殆んどはそういう気遣いの無いアバウトなキットで、気になる人は自分で資料を探して、それに基づいた工作をしなさい的なキットで、あくまで素材を提供するというメーカーの立場が見えます。

 至れり尽くせりのモールドで、初心者にも簡単に素晴らしい完成品が出来上がってしまう何処かの国のメーカーとは考え方がまるで違い、作り手の創造性を尊重する姿勢に共感すら覚えるからでしょう。

 何だかんだ言っていても、何よりもどうすりゃ良いんだよっていう部分があまりにも多いので頭が休まらない・・・頭脳の活性化に役立つ・・・そこが一番気に入っているのかも知れません。

 しかし、どれだけの人がこのキットをご存知なのでしょうか・・・マイナーなキットだと思うし、今ではマイナーな車種なので、自分の記録とは言えどれだけ製作記事が参考になるやら・・・。

 前置きはこれくらいにして、小部品の修正が続いています。

 フロントセクションに入り、サスに関連した部品の工作をしています。

 フロントフェンダーの工作ですが、部品はブラケットを含み一体で成型され、フェンダーとブラケットの境界が有りません。

 ボトムケースの内側で目立たない部分にはなりますが、フェンダーとは色違いになるので区切りだけは付けておこうと削り込んで直しに掛かっています。



 工作上難が有るので、ブラケット部分を切り離さないで削り込みで修正しています。



 本来フェンダーにはボトムケースに近い部分に接触を避ける様に切り欠きが有ります。

 ブラケットはプレスの一枚物で出来ていて、フェンダーの内側を巡り両方に足を出した感じで4本のボルトで取り付けられているので、その様に見える工作をしています。

 見えにくい部分ですが、その積み重ねが大切なんです。