プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

頑丈さと組み易さの両立。

2013-01-27 21:25:00 | Heller TY125
 TY125のフレームにはエンジンマウント用の2本の横フレームと其の外に2枚のプレートが有ります。



 塗装前にこの状態で確実かつ接合箇所の隙間埋めなどを行い丈夫なフレームにしたいところですが・・・。



 キット部品のスイングアームのピボット部にはシャフトに相当する突起が有り、フレームを広げて装着してフレームで挟んで横フレームを接着する・・・その方法では接合部の強度や合いの悪さの修正が汚らしくなるので、ピボット部の突起の片方を切り落としてフレームを広げないでも装着出来る様にしました。

 切り落とした突起はフレームに開けた穴に外側から代わりのシャフトを通せば良いわけです。




 エンジンマウントブラケットは後方4箇所が横フレームに接合しますが、予めエンジンに接着しておかないと取り付けできません。

 エンジンのマウントはフロントダウンチューブで挟む2箇所と合計6箇所、小さなエンジンを抱えるに充分な物ですが、トライアル車という性格上フレームの細さと華奢な作りはロードモデルと一線を画しています。

方針決定。

2013-01-25 19:51:00 | Heller TY125
 ノーマルのカスタム仕様かコンペティション仕様かズ~と迷っていた訳ですが、此処に来て方針を固めました。



 フレームのシートレール後半、フェンダーを固定するボルト付近で切断、イグニッションキーとそれを固定するボルトの頭のモールドを削り取り、何も付いていない状態を穴を開けて表現していま。

 其のほか不要な部分を削除して身軽でスッキリとしたフレームにしました。




 排気系ではノーマルマフラーを改造する形でチャンバー仕様とし、エキゾーストパイプも溶接最中合わせではなく2分割された一本物のパイプということを想定。

 アルミチャンバーは3箇所の溶接痕を付けています。


 以上の事でもうお分かりと思いますが今回はコンペ仕様に決定、125ccの小さなコンペティションモデル・・・可愛いと思いません?

小物。

2013-01-22 11:23:00 | Heller TY125
 リヤサス周りの小物を作って最終段階にはいります。

 スイングアームに付くサイドスタンドはキット部品のままだと根本のブラケットから折れてしまう危険性が有ります、実際に前作のTYがそうでしたのでこの機会に補強をして頑丈に仕上げています。



 スタンドのシャフトは金属棒を使いブラケット側にも金属パイプを挿入してガタが出ないようにしました。


 前作はそのままにしたチェーン引きはアルミ板を使って作っています。



 チェーン引きの形状やタイプはいろいろ有りますが、TYはこんな形の物を使っているようですね。

 装着するとこの様になります。



 これでシャフトのナットを作れば概ねリヤサスに関連した部品作りは終了です。

仮組み。

2013-01-21 20:13:00 | Heller TY125
 リヤセクションも大体目処が付いてきたのでフロントも仮組みして確認をしておきます。



 フェンダーステーをスクラッチしてフェンダーの形状も変えました。

 ボトムケースに狂い無く取り付けられるか、また、タイヤの中心線上にフェンダーが被っているか、組みにくい所は無いか・・・などなど確かめたい所は結構有ります。

 其の全てが順調に推移している事を確認して、またバラバラにします。

チェーンテンショナー。

2013-01-19 19:03:00 | Heller TY125
 ホイールの完成を受けてチェーンの張りを調整するテンショナーを作っています。

 キット部品のテンショナーは外側から当てるだけの見せ掛けの部品ですが、スクラッチの場合は実際にチェーンを受けられる様に作っています。



 このテンショナーをスイングアームに仮組みするとこうなります。



 エンジンなど固定する部分を全く押さえていないのでチェーンの弛みは大幅に出ていますが各部を固定すると様子は全く変わる筈。

 この段階でもチェーンの自然な弛みが出ているのが分かります。