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プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

二者択一。

2012-02-18 17:55:00 | エレール1/8 BMW
 外装部品の塗装に向けて、カウルだけでなくフェールタンクやシートカウル、サイドカバーを同時に仕上げていかなければなりません。

 タンクとセミダブルシートは左右貼り合せで、カウル同様合いは良くありません。

 あっちに合わすとこっちがズレル、此処を合わすと全体がねじれる・・・嫌な所にヒケが有ったり等々・・・。

 プラの材質が馴染みが薄いABS樹脂みたいな材質で、ペーパーを当てても普通にヤスれません。
 おまけに塗料の乗りが悪く、サフを薄く吹いて軽くペーパーを当てるだけでも直ぐにはがれて下地が出てしまいます。

 塗り方を少し変え下地塗装を幾分厚めにして、乗った塗料をヤスッて均す方法を取っています。

 なので結構下地塗料を使うのと、乾燥に多くの時間を取られるといった2重の負担を強いられています。

 そんなこんなで未だ下地の処理が終わっていませんが、実はこのキットには2種類のシートが用意されています。

 一つは箱絵の通りのセミダブルシート。



 もう一つはキャリアー付きのダブルシート。



 セミダブルシートを使う場合はこのままでは全く付かないし、内側に有る筈の不足部品も作らなければなりません。

 ダブルシートの方は何とか組めそうですが、両方とも取り外したり開けたり出来ず、マークも3枚しか無いのでどちらかを選らんで決めなければなりません。

 マークはいつもの紙デカールを作れば良いとしても、どちらかを捨てなければならないのは悔し過ぎませんか。

 取り付け方法を何とか考えて、後で両方チェンジ出来る様にさせたいものです。

 どうしても一つを選ぶとしたら・・・ダブルの方かな~。

 実はこのシート、実際はダブルシートの方がオプションで、後にセミダブルシートがオプションに変わったそうですね。

 やはりR100RSと言えども、RT同様ゆったり二人乗りをしたいという要望が強かったのかも知れませんね。

 私だったら・・・やっぱりダブルの方かな~。



付属品

2012-02-17 00:07:00 | エレール1/8 BMW
 カウルの下地作りをしている中で、今の内に合わせてしまわないといけない部品を作っています。

 塗装が完了してからでは傷を付ける恐れが有るので、その前に・・・そんな部品が数点有ります。



 最も気を使って作らなければならない部品はヘッドライトカバーガラスがはまるトリム部分。

 実際の部品はカウル内側に付くランプシェイドと一体成型の硬質ゴム部品で、取り付けはガラスをセットしてから一体で表からはめ込み、4隅に隠れる様に有るビスで取り付きます。

 模型製作上成り行きでこの様な工作になってしまいましたが、まだ途中で幅詰めを後0.5mmほど細くしなければなりません。

 材料は0.5mmプラ板なのでコシが無く削りにくくなっていますが、この後0.5mmがとても根気の要る作業です。

仮組み。

2012-02-15 22:40:00 | エレール1/8 BMW
 マフラーも塗装が終わり、フロントサスのインナーチューブをトップブリッジと合体させてフレームに組み付け、ついでにハンドルバーも固定しました。
 ホイールシャフトを作るためホイールまで仮組みしてみました。



 メッキ塗装はこのところ出番が多いスパッツスチックの塗料を使い、インナーシャフト、ハンドルバー、マフラー、ヘッドライトの反射鏡などを塗装しています。

 それにしてもメッキ塗装だけを施したエキパイは新品みたいで面白くありません、もっともっとどす黒く焼けたエキパイにしないと、親近感が湧きませんね。



 フロントホイールのシャフトはリヤと同じく2mmプラ丸棒を使い、ナットは1mmのプラ板から作る予定。

 ディスクの塗装は全体にフラットブラックを塗装後、パッドとの擦れ合う部分をメタルカラーでドライブラシで色分け、ボトムケースと共に全体にうっすらとドライブラシを掛けてブラック塗装の退色した感じを表現しています。

 只今カウルなどの外装部品の下地処理をしていますが、結構難儀をしています。

 ボトムケース以下のバネ下部品はカウル装着以降でなければ組み付けが出来ないため、それ以外の工作に神経を割かなければなりません。


下工作。

2012-02-12 15:04:00 | エレール1/8 BMW
 アッパーカウルは3ピース構造、合わせ部分には実車で言うとワックスが詰まるほどの溝が有ります。

 モデルでは工作上継ぎ目を消すほどに面のつながりを重視して作っていましたが、この溝が無いとかえって妙な違和感を感じます。

 そこで分割線を筋彫りする訳ですが、ただでさえ接着面が無い部分に筋彫りを入れるとどうなってしまうか・・・とても心配です。



 恐る恐る筋を入れながら裏打ちして作業を進め、何とか浅いながらも筋彫りは終了、表面を走って付いてしまったはみ出し線や、線自体の荒れを消すために下地の塗装に使う塗料を盛っているところです。

 全体にぼかしていますが、本塗装のイメージで遊んでみただけ・・・ついでにフェールタンクも・・・。



 プラモールドの表面にはラインのモールドが施されていますが、自分のイメージするラインとは違うので完全に無視して事を進めます。

 この塗装前段の作業が凄く時間が掛かります。

進捗状況

2012-02-11 15:36:00 | エレール1/8 BMW
 今週は野暮用が多く、メッキ塗装の下地塗装をやったりしていましたが、あまり捗ってはいません。

 そうは言っても全くでは無いので進んだ部分をアップしておきます。



 この年式のフロントブレーキはドイツのメーカーATE(アーテーエー)社製のキャリパーが装着されています。

 一説によると、ATEキャリパーのブレーキは効きが甘いと聞いています。

 しかし、これは使用者の乗り方に起因するものとの考え方は有りますが、次の代のモノサスR100RSになってブレンボキャリパーに代わったのを見ると、あながち一説が間違いだったとは言えないでしょう。

 それはさて置き、キャリパー本体のカラーは何種類か有りますが、此処ではブルーメタリックの彩色を施してみました。

 キットはキャリパーのみのモールドなので、エア抜きバルブを追加、ブレーキのパイピングは、そのためだけの工作を含めてこの次になります。

 メッキ塗装が終わり、スプリングの巻きを終えたのでショックアッセンブリーを車体に取り付け、リヤフェンダーまで取り付けが終わりました。



 スイングアームの取り付け時に、既に角度が決まって固定されているため、ショックユニットの長さは気にせずに上下のピボットに接着して終了しました。

 アッパーカウルを装着しないとボトムケースは装着出来ないため、なかなかフロントサスを作る事が出来ません。
 カウルの塗装への準備は急がれますが、頭を悩ます問題ばかりが多く、なかなか思う様に捗らないのが現状です。