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プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

これで完成と言える・・・かな?。

2013-08-31 14:42:00 | Norton Cafe
 材料探しは机の中だけに留まらず、車の中や屋外の物置の中まで広げていました。

 結局適当な材料は見つかりませんでした。

 ホームセンターにでも探しに行けば良いのかも知れませんが、たかがこれだけの材料探しのためにと思うとなかなか腰が上がりません。

 それよりも何か他の方法はないかと頭の中でシミュレーションを繰り返し、駄目もとでしかも修復可能の方法を考えつき実行してみました・・・それがこれ。



 スタンドのピボット部のショットですが、金属の棒を貫通させています。

 部品の原型は短いノッチが有るだけで、スタンド中央部の左右連結棒だけで構成されていて、軽く開いてノッチをフレーム穴に嵌めるだけの仕組みでした。

 しかし中央部の連結部分が軟らかいので、フレームに嵌った部分に掛かる重量に耐え切れずに時間が経つとともに歪んで行き、結局外れてしまうのでした。

 要するに、歪まず外れない様にすれば良い訳で、そのためにノッチの様なただの凸モールドでは駄目だと言う事です。

 実車がこの様な構造になっているかは知りませんが、シャフトを通して少し両側にはみ出させ、はみ出した部分をスタンドとシッカリ接着固定すればスタンドは広がりもせず歪みもしないのではないだろうか・・・・果たして結果は・・・・大成功!!。

 かつてのキット部品のアヤフヤな状態は全く消え、シッカリ支えて立っています。

 模型を作っていていつも思うのですが、材料や工作方法に困った時、脳内工場でシミュレーションすると必ず出来上がるイメージが湧いてきます。

 特別な機械を使わず(持っていない)、特別な材料を使わず、特別な技術を使う事が無くても、考え方によって如何様にもなるもんだと。

 常々思う事ですが、模型作りって哲学に似ているって、本当に思う瞬間でした。

完成とは言えない。

2013-08-30 14:17:00 | Norton Cafe
 3月以降中断していたNorton Cafe、いろいろ事情が有って先送りにしてきたのですが、やっと完成間際になりました。

 問題は最後まで付き纏い、材料が見つからなくて未だにその部分を残した状態です。

 一見完成の様に見えますが、メインスタンドの工作が残っています。

 どういう事かこと言うと、このモデルの重さが影響してキット部品のメインスタンドでは持ち応えられず、嵌めている部分が押し広げられて斜めに歪み、しまいには外れて車体が倒れてしまうのです。

 プラ自体の軟らかさが災いしているのは分かっているので金属で新規に作るのが一番良い方法ですが、その材料が無いので困っている訳です。



 あらかじめサイドスタンドを可動式にするため補強工作をしていたので、いまのところこの状態で立っている事は出来ますが長い時間このままでは不安も有ります。

 そんな訳で完成に至るにはもう少し時間が必要です。

Side Stand.

2013-03-06 19:11:00 | Norton Cafe
 車重を考慮して取り付け部分を強化したサイドスタンドはこうして見ると強化の跡は分かりません。

 サイドスタンドだけで立たせても少しもグラつかず、工作は成功といえるでしょうか。 





 格納した状態も車体からはみ出す事も無く収まりました。

 こうした工作で完成後の展示に表情を持たせる事が出来ます・・・メインスタンドが未だ残ってはいますが・・・。



エノット・タンクキャップ

2013-03-03 19:28:00 | Norton Cafe
 クラシックな部類に入るレーサーなどに広く使われていたエノットのタンクキャップ、ワンタッチで前ヒンジのキャップはパコンと蓋が開いて口を開ける。

 ノートンと言わず欧州車には馴染みのキャップを付けたいと作っています。



 プラ板を何枚か重ねたりして削り出していますが、ヒンジを付けて可動にしたのは単なるお遊び。

 そういえば大分前にアグスタ500 4cil を作った時もこれと同じでひと回り小さいキャップを作ったっけ。

 タンク塗装後の乾燥時間の待ち時間を利用してこんな工作もしていました。


 車体が出来上がってタンクが仕上がり可装すればほぼ完成になるのですが、スタンドがひ弱な為にスタンドアップした時に揺ら揺らと揺れ如何にも壊れそうで心配です。

 何とか補強の手立てを考えなければいけないのですが、一方ではサイドスタンドの工作も残っています。



 このスタンドも有りがちな只横にくっ付けるだけの物、これも何とかして可動させたいといろいろ工夫しています。

 結構重くなった車体を支えるためには頑丈な根本が不可欠なのですが、所詮プラ材を利用しなければならない縛りをどの様に解決するのか・・・試行錯誤しています。

再塗装

2013-03-01 18:24:00 | Norton Cafe
 何度となく塗装と磨きを繰り返し、最後に薄に希釈した塗料で吹き上げて乾燥させています。

 表面に付いた綿埃も少々、コンパウンドで軽くなぞっていますが本格的に磨くのは完全に乾燥してからにしましょう。



 吹きっぱなしでこれくらいの表面状態になれば、後の処置はプラ材に塗装したのと同様に出来ます。

 ただし結構塗料の層が厚くなっているので乾燥には充分に気を付けなければなりません、急いては事を仕損じるの例え有り。