やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

雪国の人

2006-01-13 11:28:00 | プライベート
なぜか、耐震偽装マンションの住人と比較してしまった。
責任を追及し、自治体に援助を求めるマンション住人。
確かに彼らも被害者であることは間違いない。
が、彼らは自分達で解決するために何をしたのだろう。

自分の家が倒壊するかもしれない恐怖、
これは、地震であっても雪害であっても変わりはない。
売主に責任を求め、自治体に援助を求める住人と
何も言わず、ただもくもくと雪降ろしをする住人。
比較するのはおかしいかもしれない。
ただ、雪降ろしをするお年よりに「日本人らしさ」を感じてしまうのである。
まず、自分で、自分達でなんとかしようとする気持ち。
そんな良い慣習が、なくなっているように思えてならない。
小泉改革とは、声を上げた人にはやさしく
上げない人には、ソッポ向いているような気がしてしまうのは、わたしだけだろうが。。。

雪国の人々の、最低限の生活を守ってあげられるような自治体の援助が行き渡ることを願い
そしてまた、彼らこそ「援助」してもらうことが「はずかしくない」人間なのではないかと思うのである。


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