やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

基礎工事(2)

2006-05-26 16:02:53 | Weblog
これは、出来あがりが楽しみな部分のひとつです。
エントランスの大事な所です。
こういう場所の出来あがりを説明するには
図面はもちろんですが
スケッチ(絵)を上手に書くとわかってもらえることが多いです。

四角の箱は、型枠
濃いオレンジ色のチューブはCD管と言って、電線等を通すものです。

基礎工事 その1

2006-05-25 09:51:33 | マイホーム
この住宅は、基礎の高さが違うため、
2段階の基礎工事の工程になります。
写真は、深基礎(フカキソ)と呼んでいるのですが、
地盤に高低差がある場合に用いられる工法です。
土留め(ヨウ壁)と、建物基礎を一体にすることによって
工期と予算の削減にもつながります。
先にある土留めに、建物を載せることは原則としてできません。
設計時からの計画が必要になります。

砂利の部分は、駐車場になるところ
一部見えているコンクリートは基礎の底盤
オレンジ色に見えるものは型枠
たて、よこに組んでいる鉄筋の間に見える白いものが
コンクリートの厚さを確保するためのもの
反対側に型枠を組んで、コンクリートを打ちます。

コンクリートを打つ、と言いますが
ハンマーでたたくわけではありません。(笑)

この業者にご用心

2006-05-23 12:12:05 | 建築情報
仙台市泉区南光台 (有)後藤興産 後藤 繁 は
昨年末、某店舗の改装工事代金を下請け業者に支払わず、逃げています。
後藤から「年末に支払います」と言っていたにもかかわらず
年末どころか、今現在、一銭の支払いもありません。
某店舗のオーナーは後藤に支払いをしています。
2ヶ月くらいは「あと5日したら・・・」と、伸ばし伸ばししていたのですが
その後電話にでなくなりました。
事務所といっても「ひとり会社」で、誰もいません。
4月の始め、別の店舗を工事しているという情報があり、捕まえたところ
「この工事代金を貰ったら、半分でも支払う」とのことだったのですが
先週末「逃げた!」とのこと。
倉庫を見にいったら「これ貸して」といって運んだものが出てくる出てくる・・・
大工さんのレーザーカッター、丸ノコ、コンプレッサーなどなど。
「こんなもんじゃない!」そうな。


後藤本人に、何か支払えない事情(商工ローンなど)があるのでは?
と情けをかけていたのですが
どうやら、
最初から支払うつもりなどなかったと思われます。
「トラック貸して」と乗っていったまま、返ってこない業者もあります。

名刺には(有)とありますが、さてホントに法人なのかどうか?
建設業登録もしているんだかどうか。
許すわけにはいかないのです!!!
許さん!

ワンと暮らす家

2006-05-17 12:03:08 | マイホーム
お施主さんは、捨てられる運命の犬の保護をボランティアで行っているご夫婦です。
現在のお住まいは、郊外の住宅地。
夜遅く帰るご主人に犬が吠えたり、道路を通る子供達に吠えたりする犬もいて
ご近所さんに遠慮の日々。
そろそろ、建替え時期かな?ということもあり
住宅地から少し離れた所に移転を計画、ご希望の土地と出会い
ご夫婦と、ワン達が、より住み易くなるようにプランを練っているところです。
さてさて、今度はどんな家になるのでしょう?
単にペットと暮らすのとは少し違います。
ワン達と距離をおいて、ゆっくりできる空間ができたら良いという
お施主さんの希望を第一に考えていきたいと思っているところです。

今回のお客さんは、土地購入ということもあり不動産屋さんからの紹介です。
ご希望の住宅を建てるのですが、土地と建物を一緒に購入するという形をとります。
「希望建売」というのかな?
ローンを一回で組むことができるというメリットがあります。
それよりも、土地は購入したものの、
予算が合わなくて、希望の家ができなかった。ということがなくなります。
土地購入の時点で、不動産屋さんと相談するのは良いことです。
しかし、絶対この工務店に頼みなさい。というような強い言葉には、ご注意を。

シンプルモダンの家 着工

2006-05-15 16:29:59 | マイホーム
今年の前半の私の仕事のメインになるであろう住宅の工事が始まりました。
まだ、20代の若いご夫婦の住宅です。
これまで、何人かのお客さんとお会いし、話しをさせていただきましたが
これだけ、作りたい住宅に関して、しっかりした考えを伝えてくださったお客さんはいませんでした。
何度、お話しても「ゆずれない」という所と
「そこはおまかせします」という所があると
私も仕事がやりやすいです。

工事は、始まったばかりで基礎をつくる前の段階です。
私は、大工さんが現場にはいる前に、
図面では表しきれない部屋のイメージを伝える用意をしているところです。
お客さんが考えているイメージをつかみ、形にして表し
工事する人に全体のイメージを上手に伝えることによって
細かい部分の納まりが上手にいくことが期待されます。

私達の仕事って「図面をつくること」と思われがちですが
施主と工事業者の橋渡し役だと、私は思っています。
図面は、それを伝える手段でしかないのです。

ですから、これから住宅を建築しようと思っている人は
遠慮せず始めから希望を伝えてください。
決して、契約を急ぐ営業マンにひっかることのないよう・・・