やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

家族ってなんだろう?

2008-08-05 17:16:21 | Weblog
ようやく真夏の空になったかな?の仙台。
みなさま ごきげんよう。
必要以上に肥えたわたしの身体に、暑さは厳しいです

昨夜はTVで中国の体操選手をめざす子供達を見ていました。
4歳で親元を離れて暮らし、厳しい訓練に耐える子供達。
9歳までに芽がでなければ、その学校はやめさせられる。
まだ幼い子供なのに、「オリンピック選手になって家族に楽をさせてあげたい」と考えている。
そうやって、がんばっている。
これで、いいのだろうか? 
親の愛情を感じてしるのだろうか?

今、日本も何かがおかしくなっているのは間違いない。
「誰でもよかった」と、人を殺めてしまう。
自分のせいにはしない、からだだけの大人。
こんな日本人も、親の愛情を愛情と思っていないのだろうか?
そして、家に帰りたくないと、街をうろつく少女達。
親が嫌いだから帰りたくない、でも、おばあちゃん家には帰りたいと言う少女。

「家族ってなんだろう」
最近、いろんな意味で考えさせられます。
家作りにおいても、向き合わない親世帯と若夫婦。
その親世帯は、じいちゃんばあちゃん世帯とも仲が悪いという。
それでも同居しているという。
どうなっているんだろう?

向き合わないまま家を作っても、誰もその家を愛せない。
愛せないから、守ろうとする気持ちが弱い。
結果・・・手放すことになりかねない。

家族を愛せない人々にとって
家は「食う寝るところ」であっても「住む」ところではないのかもしれない。

「くうねるところすむところ」という言葉は
落語「じゅげむじゅげむ、後光の擦り切れ・・・」にでてくるのですが
落語の意味は、↑とは関係有りません。


家をつくろうと思ったら、どうか、とことん家族で話し合って欲しい。
楽しいことばかり考えがちだけれど
「なんとかなるさ」という気持ちだけは持たないでほしい。
不安なことも、嫌なことも、全部家族で話してほしい。
家族で解決できなかったら、業者さんに話してほしい。

家を作って、ますます仲が良くなった家族も知っています。
家を買ったけれど、数年で別れて家も手放してしまった夫婦も知っています。

高額な買い物ですもの、
不安を持ったまま契約しないでください。
誰に不安を相談したらいいのかわからないときは
私が相談にのってさしあげましょう。

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