やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

理想の家?

2007-05-30 13:10:23 | Weblog
ソーシャルネットワークサイト 「ミクシィ」に
「丁寧に暮らす」ってコミュがあって、
「毎日が楽しくなるような家」って書き込みがあったので
のぞいてみました。
ちょっとこのコミュは背中が痒くなるような書き込みもあるのですが、
「理想の家」って、そうなんでしょうかね?
TVの影響が大きいのか、それとも建築にくわしいか、とても興味がある人の書き込みとしか思えない。

実際、あたしがふれるお客さんの声は
○吹き抜けのあるリビング
○子供(老人)が見えるキッチン
○子供が遊べるリビング
○子供が落書きしても、掃除できる素材
○子供(老人)の声が聞こえるリビング
○家の中で洗濯物を干す場所を確保
○収納しやすい収納
○明るく風通りを良く

こんなところが共通意見として多いような気が・・・

理想と現実派違う、ってことなのか

「毎日が楽しくなるような家」って
なによりも、「家族が集まりたくなるような空間のある家」じゃないかしら?
ひとつの部屋にいるんだけど、視線が気にならず、別のことができる距離を保つことができる広さと形。
プライベートを守ることと、コミュニケーションをとることができる、ギリギリの接点。

素材にこだわるもよし、平屋にこだわるもよし。
だけど、それだけじゃ楽しく暮らせない。
家族が集まって、はじめて「楽しい暮らし」ができるんじゃないのかな