やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

ひと呼吸おいて考えよう

2008-05-08 14:09:31 | マイホーム
今日の地元新聞の付録のこんなCM記事をみつけた人も、みつけていない人も
地元新聞のことなんかわからんわい!と思う人も
みなさま ごきげんよう。



建築業者が出したものと、住宅コンサルタントをしている会社のCMです。

中身、私にはどっちも似たようなものに思えますが、
参考にお話を聞いても、知恵を授かるだけにしてくださいね。
最終判断は、自分達でしなければいけません!

◎記事より抜粋 →わたしの答え でやってみます。

◎頭金は多いほうがいい。→預貯金は多いにこしたことはありません。
すべてを頭金に使うかどうかは別ですが


◎繰上げ返済はしたほうがいい→できるなら、したほうがいいです。

◎返済期間は短いほうがいい→できるなら短いほうがいいです。

これらは、住宅ローン控除と絡んでいることと思われますが
ローン控除額と金利・・・計算しなくともわかると思うのですが・・・

◎複数のローン(車やフリーローン)はまとめて住宅購入資金と会わせて借り入れる
→これから住宅を購入しよう、って人がフリーローンとは・・・?
 車の買い替えはどうしますか? 車検代や税金でまたローン組んだりしませんか?


こういった知恵は建築業者なら持っています。
でもお勧めしなのはなぜでしょう?

住宅ローンは、5年10年で終わるものではありません。
その間に、税金もあればメンテナンスの費用もかかります。
今、お子さんが小さいのであれば学費はもちろん、食費だって上がります。
ご両親のからだが弱っていくことも考えなくてはなりません。

建築業者はそこまで考えてくれないんです。
業者と一緒に銀行に行ったお客様、現在借り入れ(クレジット含む)なし。
借り入れ希望額は2,500万円
銀行さんは「あと100万円融資可能ですよ」と言いました。
業者さんは、さてどうしたでしょうか?

おわかりですね。あと100万円借りることを勧めました。
建築業者さん、工事費にあと100万円上乗せすること考えます。
銀行さん、借り入れ多くしてもらったほうが、金利という収入が増えます。
わたし「自分達のことなんだから、よーく考えて返事してね!」

ひと呼吸おいて、ご夫婦だけで考えて
このお客様は、当初の計画とおりの金額だけ融資してもらいました。

資金計画のみならず、建築業者まかせにせず、
10年後、20年後、30年後、子供達が巣立ってからのことも
よーく考えて、いい家つくりましょ!
そんなお手伝いをするのが私の仕事なのです。

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