やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

デビュー

2007-04-13 10:42:57 | プライベート
昨日、「国際グラフ」の取材に、プロレスラー藤波選手が来社しました。
この仕事を始めたきっかけや、独立したいきさつ、仕事の内容やこれからの夢など、対談させていただきました。
突然の電話で、取材の申し込みがあって、ビックリし、
藤波選手が来るなんて、夢のような話でした。
国際グラフは書店ではお求めになれませんが、HPから購入することができます。
6月号に掲載される予定です。

藤波さんは、予想通り、大きなかたでした。
特に手が厚くて大きくて、あの手でパンチされたら倒れるのは間違いないだろうな。
握手していただいた、あの力強さは、これからのエネルギーになることでしょう
でも、話し方はとってもやさしくて、試合でみせる顔とは違って、心のやさしい方なんだろうなと思いました。
犬を3頭飼っていらっしゃるという、TVでは知ることのできないプライベートもちょっとだけお話してくださいました。

仕事をしていると、凹むこともあるけれど
「こんなところに見てくれていた人がいた!」って思うことが時々ある。
今回なんて、どうしてウチに電話がきたのかも、不思議で仕方がない。
ホントにどこに見ているひとがいるのかわかんない仕事だなぁ。って思う出来事でした!

ぼんやりとした夢

2006-06-07 11:57:08 | プライベート
今日は水曜日で、取引先が休みのせいもあり
なんとなくヒマだなぁと思う私は
KAZのブログを見て
同じように我が母校のHPを見て
噴出してしまったのだ。
そんなわたしの描く夢を書いてみようと思う。

ここ宮城県では、知的障害者施設の解体宣言が数年前にありました。
解体に反対する家族も多く、知事が変わったこともあり状況はいまいち動いていないように思えます。
今から、3、40年前は、家族に障害があることを隠すことがあったんです。
「知的障害者」っていう言葉も最近のもの。
「知恵遅れ」なんて言葉もあるけど、知的障害とは違う。
5体満足なのに、学校にも行かない、自分の名前すら言うことができない
近所の子供達は「バカ!」と呼び、「バカの家族」と石をぶつけられる、
そんな現実から離れたく「施設」という人里離れた
建物だけは立派なところに入園させる。
月に一度の面会にも満足に行くことはなく
家の中から「バカ」という邪魔者がいなくなったことに
胸をなでおろす家族がいたことは、知る人だけが知る真実なのです。

家族と離された子供達は、数人の人達と相部屋で
常に規則と団体生活にしばられ
ストレスでおねしょを繰り返す子、
オナラができなくて苦しむ子、
面会日にいつまで待っても来てくれない親を
階段にすわって黙って待っている子。。。
職員や先生たちは、もちろん一生懸命なんだけれど
どうしても程度の軽い子供達に頼ってしまうところがでてくる。
これは、私がもう20年も前にみたある知的障害者施設の姿です。

こういった施設を解体し「地域に返そう」という試みに反対するのはなぜなのか?
親として、兄弟として、本当は一緒に暮らしていきたいと思っているのだはないか?
地域の理解度は、昔とは全然違います。
受け入れてくれるところは、たくさんあります。
それでも、不安なんですよね。
自分達が死んだら、弱くなったら、誰がどうやって面倒見るの???

そうであるならば、一生安心して暮らすことができるところがあれば・・・
障害のある子供と、一生共に暮らすことができて、
自分が死んでからも、子供がどうやって生活していくのかが見えたら、
それが、家族だけの負担になることなくできるところがあったなら、
そんなことから生まれた発想が、「知的障害者のグループホームと老人ホームの合体」です。
職員と障害者が、協力して介護やホームを運営する。
障害の程度の違いにより、仕事(といっても掃除や食事の当番だろうけど)を分担する。
親と、同じ部屋で暮らし、緊急時は職員に知らせることを徹底する。
親、亡き後も、職員として、一生暮らすことができる保証をつける。

ぼんやりと、ぼんやりと描く夢だけど。。。

わかる人にはわかるもの

2006-03-20 14:16:15 | プライベート
外観は、南欧風のかわいい建物の個人で経営する美容院にはじめて行った。
間口が狭いので、こじんまりとした店なんだろうと思ったら
中は、予想外に広かった。
一部吹抜けになっており、2階にもカガミがあり
天井にはおきまりのでっかいプロペラ(笑)
フローリングに腰壁は板張りといった
それなりにまとまった店内。
築3年くらいだろうか。

でもねぇ・・・
少し経験のあるプロになら、必ずわかることなんだけれど
腰壁に貼ってある板、あれ、フローリングなんだよね。
別に、床材を壁に貼って悪いってことではないんだ。
決して、手抜きとか欠陥という意味ではないんだけどね。
さらに、天井がジプトーンって・・・
見栄えの問題なんだけどさ。
それと、階段。
室内用の集成材の既製品なんだろうけれど
みんな、外靴で上がるもんだから痛みがひどい。
店舗なんだから、そこんとこ考えてあげなくちゃ!
後一年くらいで、床と階段は悲鳴をあげるだろうなぁ。。。

予算がなかったから。なんだろうけれど、
もう少し考えて欲しいもんだよ、ったく!!!
せっかく、あそこまでデザインしたのなら、
せめて天井もクロス貼ってほしかったよ、あたしゃ。

わかる人にはわかるんだから
誰に見られても恥ずかしくない仕事てほしいと
あたしは強く思うんだ。

客商売でしょ?

2006-02-13 21:41:46 | プライベート
あたくしも、民間の建築確認審査機関を利用させていただいております。
これまでのお役所とはちぃっと違う、若いエネルギー&え~い、やっちゃえ!という雰囲気が好きでした。決して偽造を認め合うってことではございませんので、誤解のなく。。。

それがですね、あたくしの知らぬ間に、
あたくしの了解も得ず(←これは当たり前)
あたくしの一番苦手なタイプの男性をスタッフにしているだなんて・・・
本日、首からは「見習い生」って下げていたけれど・・・
どうして、どうして、せっかくならイケメンの男性をスタッフに加えていただけないの?
色白のまじめなお方のようですけれど・・・
でもね、でもね、エクセルで作った書式の
「フォーマットが云々・・・」と指摘されても、あたくしなんて「???」しかでてこないんですのよ。
せめてね、建築基準法第1条についてなら、議論できるんですがね。

ってなわけで、こぉ~んなくだらないことがきっかけで
確認審査機関を変更しようかなどと、密かに考えているあたくしなのでございます。

雪国の人

2006-01-13 11:28:00 | プライベート
なぜか、耐震偽装マンションの住人と比較してしまった。
責任を追及し、自治体に援助を求めるマンション住人。
確かに彼らも被害者であることは間違いない。
が、彼らは自分達で解決するために何をしたのだろう。

自分の家が倒壊するかもしれない恐怖、
これは、地震であっても雪害であっても変わりはない。
売主に責任を求め、自治体に援助を求める住人と
何も言わず、ただもくもくと雪降ろしをする住人。
比較するのはおかしいかもしれない。
ただ、雪降ろしをするお年よりに「日本人らしさ」を感じてしまうのである。
まず、自分で、自分達でなんとかしようとする気持ち。
そんな良い慣習が、なくなっているように思えてならない。
小泉改革とは、声を上げた人にはやさしく
上げない人には、ソッポ向いているような気がしてしまうのは、わたしだけだろうが。。。

雪国の人々の、最低限の生活を守ってあげられるような自治体の援助が行き渡ることを願い
そしてまた、彼らこそ「援助」してもらうことが「はずかしくない」人間なのではないかと思うのである。