選挙の効果

総選挙の意味

沖縄貧乏 バリケイト伊東

2022-05-16 12:48:39 | 政治

 沖縄がアメリカから施政権を返還されて昨日で50年経った。盛大に岸田総理も出席して記念日を祝われた。沖縄の置かれてる状況は、複雑だ。基地問題は沖縄の長年の怨念だ。返還を望む沖縄民の思いを無視して基地は存在し続ける。アメリカは日本に基地を返さない。戦略的位置は、増々重要になってる。沖縄民の最近の世論調査では、基地問題より生活問題のほうが大切になってる。沖縄は、県民所得で一番低い。貧しい県なのだ。美しい海、きれいなホテル等、観光パンフレットを見ているだけでは住民の貧困状況は、わからない。長く沖縄に住めば、見えてくるものがある。離婚率が高い。低賃金でシングルマザーが非正規で子育てをしている。沖縄の最低賃金は820円だ。8時間働いたって6560円だ。そもそも日本では、1000円を超えてる県は、東京と神奈川だけだ。1041円の東京、1040円の神奈川だ。どこの県でも、ほとんどの会社で、最低賃金以上の賃金は払われない。沖縄は、本土よりは政治活性は高い。デモは良く行われる。基地返還のデモより、賃金アップのデモに移行したらいいのではないか。貧困対策に真剣に取り組まなければいけない。最低賃金は、1500円にするべきだ。経営側から反対は多いだろうが、沖縄全体を豊にするためには、思い切って最低賃金をあげるべきだ。人間らしい生活をするためには、賃金をあげるべきだ。その他に多くの改良点がある。給食費は、小学高から高等学校まで無料。大学学費、専門学校の学費の無料化、家賃の補助、基地返還後の土地に県営住宅を建て、月に1万円、2万円ほどで貸す。住宅費は、生活の基盤になる。安ければ安いほうがいい。理想はいいが、お金はどこから持ってくるのだと、言われそう。国が出すべきだ。辺野古の埋め立てに莫大な資金を投入するなら、貧しい人々に投入すべきだ。その他にも、日本政府は、莫大なお金をアメリカ軍に払ってる。日本を守ってもらうから、しょうがない面もあるが、沖縄に、はるか昔から住んでる人間が、生活に苦しんでるのを見て見ぬふりでは、日本政府は政府としての機能を果たしてない。アメリカ軍家族がたらふく食ってるのに、貧しい沖縄人は、年がら年中腹を減らしてる。こんな不条理は許されない。まず、守るべきは住民だろう。アメリカ人の生活を守るためには、多額のお金を投入して、沖縄人には金をけちる。ふざけるなだ。沖縄には、人間としての尊厳を得られない人間が多くいるのだ。彼らを救済するのは、政府の義務だ。沖縄人は、土人ではない。人間だ。日本政府は、人間としての尊厳を得られるように最大限努力すべきだ。沖縄人よ!戦え、人間としての尊厳を得るために戦え!声をあげなかったら、悲惨な状況から抜け出せない。おぼっちやまの岸田総理は、何もわかってない。言葉だけの励ましは要らない。沖縄人に安心の生活を保障せよ!



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