都議選応援で麻生大臣のいつもの失言が論議を呼んでる。過労で入院した小池都知事をからかって、自分でまいた種だと発言。入院している人に思いやりがないとか、いつもの暴言だか、失礼な事を言うとか圧倒的に麻生氏を非難する人々が多い。そもそも都議選は、盛り上がりに欠ける。4年前の都民ファースト人気は消えた。小池都知事への人気も4年前より陰りがある。自民党への人気が盛り上がっていたが、この件で自民党の人気もかなりさがったようだ。都民ファーストに追い風を送ってしまった。外国のように、運動員達の殴り合いのけんかが起きる選挙戦なら、この程度の発言は全然問題にならない。今の日本は、女性の感性で動いてる。病者に対しての思いやりに欠ける発言は、世論形成に大きな影響を与える。都議選応援に、過去に多くの失言、暴言をしてきた麻生氏に応援演説を頼む事が大間違いだ。有名議員が応援演説に来れば、人も集まるし盛り上がると考えたのかもしれないが、まったく逆になってしまった。腹水、盆に戻らず。謝罪したところで下がった支持率は戻らない。都議選の行方はどうなるのか、自民党優位は変わらないか。小池都知事が入院してくれたほうが同情票が集まるかもしれない。街頭で選挙演説はしないほうがいいのかもしれない。過労入院は戦略ではないだろう。本当に体力の限界で入院したのだろう。運命の神様が小池都知事を守ってるようだ。結果として選挙中の入院は、都民ファーストに追い風を呼び込んだようだ。何もしないほうが選挙戦を有利にしてしまう。皮肉な事に、今の日本の選挙では、何もしないほうが選挙に勝てるのだ。日本は、いい国です。麻生大臣は、自分でまいた種をからなければいけない。麻生大臣こそ、これからも種をまき続けるだろう。その度に火消に追われる。おもろいおやじだ。