今日より地方選が始まる。全然盛り上がらない。静かだ。あなたの選挙区ではいかがですか。候補者の支持者が対立する政党支持者と殴り合いのけんかするような事、起きますか。日本でも５０年前は、激しい選挙選が行われていた。今は静かだ。立候補者が定員数しかいない選挙区も多い。一部だが、東京渋谷区の区議選では、３４人の定員に６０名が立候補した。区長も３人が立候補した。渋谷区では、激戦が予想される。日本全体で定員の倍以上立候補するような激しい選挙選が行われればおもしろい。選挙が盛り上がらないのは、時期も影響している。WBCでの優勝で、日本すごいの自画自賛ナショナリズムが盛り上がっているが、政治の話は、低調だ。話は、花見と早くもゴールデンウイークにどこに行くかだ。政治よりレジヤーのほうが関心が高い。政治的課題は山積しているが、多くの日本人は政治には関心がない。だらだらずるずると日常が過ぎてゆく。物価が高くなっても、年金が下げられても、大学学費が高くても多くの日本人は、文句を言わない。しょうがないであきらめてしまう。政治に自分等の声を生活を反映させようとしない。他の国では、暴動が起きるぐらい政治活性が高いが、日本では政治的暴動は起きない。警察と怒った大衆がぶつかるなんていう事は起きない。先進国で一番政治活性が低い国が日本だ。暴動が起きないからいい国だと、自画自賛だ。私からすると感覚があまりにも違う。棄権しないで選挙には行きましょう。生活を守ってくれるいい政治家、政党を選びましょう。
東京は、曇り空だ。いよいよ地方選挙が始まる。全然盛り上がってない。大阪市長選は少し盛り上がっている。維新の候補か、自民党と立憲民主が推薦する候補の戦いであろう。東京は、区議と区長の選挙が行われるが、盛り上がりに欠ける。反自民という雰囲気でもないし、立憲や共産党、維新に人気が集まってるわけでもない。選挙は、多くの国で、非常に盛り上がる。暴動が起きたり、死人が出る事もある。日本では、暴動なんて起きない。投票にも行かない。日本では、選挙とは単なる儀式になってしまっている。なんで、日本では政治活性が低いのか。平和が長すぎるのか。それなりに多くの日本人は、生活に満足しているからか。心が去勢化されているのか。日本人は、怒る事を忘れてしまっている。国会審議もつまらない。ガーシ―だ、高市問題でぐたぐたやっている。国境が海の国で、日本人だけで凝り固まった民族性は、独特の雰囲気と価値観を持っている。今のままでは、日本は、衰退して消えてゆく運命だ。選挙で暴動が起きるのを期待する。暴力を推薦するわけではないが、政治的不満や怒りが爆発するのは、健全な免疫反応だ。免疫が効かない体は、病気に弱い体だ。日本は、非常に弱い体質になってしまっている。みせかけの日本はすごいの自画自賛ナショナリズムだけは、盛んだが、日本の国力は、衰退するばかりだ。昭和の勢いのあった時代は、良く暴動が起きた。学生、さん谷の日雇い労働者、企業の労働者が怒りを爆発させた。今の日本の学生なんて、幼稚でチャラいだけだ。韓国の学生に比べると、政治的には去勢されている。３０年後の日本、どうなっているのだ。消えているかもしれない。
ベトナム人技能実習生のリンさん（２４歳）の子供の死体遺棄容疑での最高裁で無罪判決が出た。地裁、高等裁判所では、執行猶予つきの有罪判決が出ていた。この判決に政治に無関心の日本人でも、特に女性からは関心が強く示されたようだ。リンさんは、双子の子供を出産したが、死産であった。誰にも妊娠を相談できず、孤立出産をした。そこで段ボールに入れて家に置いていた。これを持って警察、検察は死体遺棄として起訴した。しかし、良く状況を見ると、リンさんの母親としての深い愛情を感じるのだ。海や河川敷に子供の死体を投棄したなら、完全に死体遺棄罪であろう。リンさんは、死産で生まれた子供に名前までつけて家に置いていた。親の情として、野外に捨てられないだろう。さらに、子供に手紙まで書いて毎日、安置していた。放棄や遺棄ではない。べトナムでの宗教は仏教が主流だ。日本人が仏壇に手合わせて祈るように、彼女も毎日手を合わせ、あの世での子供の無事を祈っていたのだ。死産させた責任、育てられなかった後悔に苦しんでいたのだ。苦しんでいる女性を死体遺棄罪で起訴する検察の人間性を疑う。そして、有罪にした地裁、高裁の裁判官の人間性を疑う。幸い、最高裁の裁判官は、彼女の子供への深い愛情を理解した。そして、無罪判決を言い渡した。世の中、鬼ばかりではない。天使もいる。日本では、WBC野球で優勝して盛り上がっているが、 不条理に苦しんでいる外国人が多くいるのだ。奴隷労働を強いられている技能実習生や、入管での暴力を受けている外国人が多くいるのだ。岸田総理は、ウクライナに訳わからないしゃもじをプレゼントしている場合か。日本人なら出産に際して、費用５０万円をもらえるし、無料の出産前診断を１４回受けられる。かなり手厚い保護を受けられるのに、リンさんは、日本政府からまったく援助を受けられなかった。孤立無援の中での出産は、彼女にどれだけの不安を与えたか。リンさんみたいな技能実習生は多くいるのではないか。日本政府は、女性の技能実習生の妊娠、出産に、強い関心を示し日本人女性並みに保護しなければいけない。裁判後に、リンさんはコメントを発表している。 私と同様に妊娠している技能実習生や女性の苦しいを理解して、逮捕したり刑罰を加えるのでなく、相談して出産できるような社会に日本が変わって欲しいと願います。日本人は、このコメントをしみじみと味わうべきだ。 日本の人権状況は、良くない。こんな悲劇を何度も繰り返す国は、先進国とは呼べない。明日は我が身だぞ！自分の問題としてとらえてください！
岸田総理がウクライナ訪問の際、必勝と書かれたしゃもじをゼレンスキー大統領にプレゼントした。立憲民主党の泉代表も違和感があると述べてたが、私も同感だ。今年は、G７会議が広島で行われる。岸田総理の出身地も広島だ。広島に関連ずけて、なんでもかんでも商品売り込みか。ウクライナ人にとって、しゃもじなんて全然理解できないであろう。ごはんを盛る時に使う調理道具だと、説明を受けてなんとか理解できるか。しゃもじに必勝と書くのも理解できないであろう。日本人は、変な事をやると、腹の中では笑っているいかもしれない。ロシアとの戦争に、ウクライナに勝ってほしいから、必勝しゃもじをプレゼントしたのだろうが、甲子園での野球応援と同じ感覚なのか。ヨーロッパに位置ずけられているウクライナと、東アジアに位置ずけられている日本では、文化が全然違う。誤解を生むようなプレゼントはしないほうがいい。政府内に忠告する人間いないのか。どっぷり平和に漬かっている日本の平和幻想は、戦争状態の国には通じない。今夜もバラエティー番組を見てげらげら笑って過ごす。日本、平和でいいです。
WBCでの日本の優勝で、日本国内はお祭り騒ぎであった。今日は、お祭りが終わり、後片付けをする気分だ。あれだけ盛り上がったが、いつもの日本が戻ってきた。テレビも、いつもの番組を放送している。野球の影で政治が話題に上らなくなってしまった。しかし、一つだけ政治的に興味を引いたニュースがある。それは岸田総理のウクライナ訪問だ。ほとんどの先進国の首脳はウクライナ訪問している。日本もいつかやると思っていたが、実現した。インド訪問の後、極秘のうちにウクライナに入った。政府関係者数人だけの秘密行動だ。知られてはまずいだろう。ばれてミサイルを撃ち込まれて、岸田総理死亡なんていうニュースが流れれば、大変な事になる。安倍元総理の暗殺で警察の失態が問題にされた。また同じ失態では、日本の警備の質が問われる。幸い、すべてはうまくいった。子供手当はどうなったのだ。LGBT法案はどうなったのだ。うやむやのまま廃案になってしまうのか。日本政界は、何も変わらない。国民も暴動を起こすほどの気力はない。だらだら、ずるずると惰性で日本は動いてゆく。地方選挙も全然盛り上がらない。投票に行かない人間ばかりだ。何のための選挙なのだ。投票率３５％の選挙では、いつもこんなもんだろう、選挙やる意味がない。日本を変えるのは、自然災害や戦争の大破壊であろう。がれきの中で飢えて、さまようになれば目覚める。