選挙の効果

総選挙の意味

だるい土曜日 バリケイト伊東

2024-05-25 12:34:53 | 政治
 今日は土曜日だ。日本ではまったく政治的緊張はない。いい事じゃないですかと、多くの日本人は言うが、政治的課題は山積だ。今、最大の問題の政治資金改正法案は盛り上がらない。自民党は穴だらけの法案を提出して通過させようとしている。驚いた事に立憲民主党の議員が最近、パーティーをやっている。10年前の話ではない。立憲はパーティー禁止でなかったのではないか。野党は本気で政治資金を改正をしたいのか。世論、国民も関心が薄れてゆく。自民党本部に10万人もの大衆が押し寄せて騒ぎになったという話は聞かない。日本では政治はどうでもいい事のようだ。世界は政治的緊張でピリピリしている。台湾情勢は中国との間で戦争になるのではないかと思われる位緊張している。フィリピン、インドネシア、タイ、ミャンマー、インド、パキスタン、イラン、ガザ、アジアのどこの国でも政治的緊張で満ちている。日本はパラダイスだ。朝からテレビはバラエティ番組、食い物番組、ペット、観光地案内などを放送し、政治を口にする人間は少ない。物価は高騰しているし、社会保険も高い、賃金もあがってない。それでも日本人は暴動になるようなデモを起さない。日本ではストライキもない。政治的主張をしない民族なのだ。過去では、50年前の日本ではよく激しいデモは起きていた。あの激しさはどこに行ったのだ。それでも、ナショナリズムの高揚感は高い。主に大谷などスポーツ選手達の活躍による。日本すごいの自画自賛ナショナリズムだ。日本の悪口を言うのは良くない。それもナショナリズムか。過去、昭和を懐かしむのもナショナリズムなのか。時代を切り開かないで過去に戻りたがる日本人の性癖はおもしろい。今のままなら50年後に日本は歴史の闇に消えている。中国に飲み込まれてるかもしれない。土曜日の午後は飲んで食って騒いで過ごす。いい事です。日本は平和ですから。ゆるい土曜日ですが、大地震が起こるかもしれない。起きないように祈ります。