2022年も終わりに近づいている。後、12時間ばかりで2023年が始まる。日本は、今年もコロナで始まりコロナで終わるようだ。コロナは勢いを増している。日本は、相対的に薄曇りの日々であった。だらだら、ずるずると時間だけが過ぎた。日本では政治暴動なんて起きない。日本すごいの自画自賛ナショナリズムだけがいつものように目につく。落ち目の国の悪あがきだ。個人的には、病気もせず健康ですごせた。食事も毎日三食、食べれてあたたかい布団の中で寝れてる。普通の生活を送れている事に感謝だ。世の中では、満足に食事も食べれない人がいるのだ。寒い中、路上で寝泊まりしている人が多くいる。戦争の惨禍もひどい。ウクライナでの戦争は終わらない。世界中、生活の苦しい人がたくさいるのだ。来年は幸福な事が多く起きる事を願います。
日本の12月28日のコロナによる死者数は415人だ。一日の死者数としては過去最高だ。コロナはどんどん感染者を増やしている。感染者が増えれば重傷者も増える。重傷者が増えれば死者も増える。その論理だ。今後、50万人の感染者が出ると、専門家は予想している。そうなると一日の死者数は、1000人超えも十分にありうる。今、コロナ専門の病院は患者で満杯だ。治療が受けられなくなっている。家で待機中に死んでゆくぞ。今、大変な事が起きているのだ。その割には、日本世論はコロナの危機に対して鈍感だ。正月が近いので、故郷に帰る、旅行する、忘年会、新年会に夢中になっている。コロナが急増している事など眼中にない。政府も行動制限をまったくかけないと言ってる。これでは減る事はない。増えるばかりだ。さらに懸念する事がある。中国がゼロコロナ政策をやめた。中国人が外国に旅行し始めたら、世界中でコロナ感染者が増える。アメリカやイタリヤはすでに中国人への検疫を強化し始めている。日本政府は、中国人に来てもらって爆買いをしてくれれば、景気が良くなると思っているようだ。何の検疫をしなければ、待機期間もなければ日本国内での感染者数はとんでもない数になるぞ。欲望を優先させるか、欲望にブレーキをかけて控えめな生活をするか、どちらかだ。浅草や京都には多くの外国人旅行客が来ていますとか、ハワイにも多くの日本人が行きますとか、テレビからは欲望をあおるような映像ばかり流れている。そんなものにつられてると、コロナに感染するぞ。感染しない事が最大の防衛だ。今、感染して重症化すれば、入院できる病院がない。家で待機中に死んでしまうかもしれない。事はひっ迫しているのだ。危機感を持っている人間だけが生き残る。岸田総理は、防衛を国民の責任だと言う。コロナから国民の命、暮らしを守るのも防衛だ。岸田総理は、国民の命を守るために警戒情報を出すべきだ。50万人もの感染者が出ても何もしないのか。医療が崩壊する。コロナ以外の病気も治療できなくなる。今、対策をしっかりすれば、コロナの爆発的感染を防げる。今年もコロナで始まり、コロナで終わるようだ。新年もまたコロナで始まるようだ。4年目に突入する。終わりが見えない。いつ終息するのだ。マスクなしの生活は当分来ない。重症化しないように気をつけてください。
埼玉県の飯能市での一家殺人事件は、猟奇的だ。高齢の夫婦と若い娘3人が殺された。犯人は近所に住む若い男だ。クリスマスの朝に住宅街に悲鳴が響き渡った。男は何度も鈍器で家族3人をこれでもか、これでもか叩いた。怖かったであろう。家に油をまいて火災を起こそうともした。このしつこさは、異常だ。この男は殺人前に6度も車へのいたずらや器物損壊で逮捕されているが、一度も起訴されなかった。警察の甘さも重大犯罪を引き起こした原因だ。ストーカー案件といっていい。男が女性をひつこく追い回す犯罪に似ている。なぜ、ひつこく家族をねらったのだ。男は近所に住んでいるのだから、何らかの接点があったのかもしれない。殺された家族に容姿をからかわれたり、侮辱的言葉をかけれれたりして、恨んでいたのかもしれない。車へのいたずらを警察に通報された事を恨んでいたのかもしれない。犯人は黙秘しているから動機がわからない。精神異常ではないであろう。明らかに殺すという意思はあったのだろう。計画を立てて犯行を行ったと見るのが正しい。犯人のストーカー的性格から警察は、頻繁にパトロールを強化したり、被害家族に引っ越しをするように勧告していたら事件は防げたかもしれない。去年の12月にも大阪で診療内科で放火殺人事件があった。25名の方が亡くなられた。犯人も死んでいる。世田谷での宮沢さん一家殺人事件も12月だ。犯人達は、年内に清算しなければいけないという心理に陥るのか。来年には持ち越したくない心理が働くのかもしれない。犯罪者の心理は複雑だ。短時間に3人もの鈍器でたたき殺すのは、殺人を楽しむサディスティックな感情をもっているのかもしれない。この事件の犯人は一筋縄にはいかないが、殺人を犯した事には間違いない。それも3人だ。私は死刑廃止論者だが、この男には死刑がふさわしい。日本人の深層心理は、見えているようで見えない。また似たような事件が起きるだろう。
いよいよ2022年が終わりに近づいている。今年を象徴する出来事は何だ。変わらずコロナは勢いを失ってない。コロナは日常になってしまってる。あえて特別な事ではない。サッカーで日本チームが活躍したぐらいか。政治は、全然盛り上がらない。安倍元総理が暗殺されたのは衝撃的であったが、政治を大きく変えるような事件ではない。日本の政治は、まったく動かない。変化が起きない。暴動か、革命かなんていうような激しい動きは起きない。今日もまた復興大臣が首を切られる。問題発言の多い杉田政務官も交代だ。人事を刷新したところで政治が活性化するわけではない。日本の政界は、ただ腐るだけだ。日本国民にとって、政治はつまらないものだ、芸能や食い物のほうが関心が高い。日本丸はどこに向かうのだ。岸田船長の操船では嵐に飲み込まれて沈没するかもしれない。国民も甲板で飲んで食っての馬鹿騒ぎをしている。海が静かだから沈没しないだけだ。来年は海が荒れるかもしれない。沈没危機に遭遇するかもしれない。いい事だけは続かない。不幸な事も起きる。それが人生だ。せめて正月の間は平穏であって欲しい。年末、正月になんとなく大事件が起きる予感がする。その時はその時だ。なるようにしかならない。
東京はいい天気です。日本海側大雪での大雪被害に比べると、東京はのんびりしている。雪かきは大変だろう。今年の冬は、東京でも雪が降るかもしれない。その時は、雪かきをしなければいけない。雪が多いだ、少ないでお茶を濁している。世界は、深刻な問題に直面しているが、日本は平和だし政治的対立などない。問題は山積しているのだが、多くの国民は、問題を問題として感じてない。長く続く平和は、日本人から魂を奪ってしまった。国会審議もつまらない。昔は乱闘国会が良く行われた。今は、審議中に昼寝しているような政治家ばかりだ。政治は停滞している、日本全体の雰囲気も活力がない。衰退してゆくばかりだ。最近の日本すごいの自画自賛を叫ぶのは、裏を返せば、衰退のあせりだ。昭和の右肩あがりの勢いは、なくなってしまった。日本の成長は1990年までだ。バブルがはじけて、成長は終わった。それ以後は、ずるずる、だらだらと時間だけが過ぎてきた。IT化だ、SDGSとか横文字を並べてかっこつけてるが、全然進歩していない。日本の停滞を横目に世界はどんどん先を進んでゆく。特に中国の勢いはものすごい。アメリカはアメリカで世界のトップを走っている。インド、タイ、インドネシア、アフリカ、EUも経済的進歩が著しい。バブル崩壊以後の30年間で世界は格段に進歩したが、日本はへどろにはまって身動きできない。気持ちは、かつての栄光を鼻にかけている。中国なんてパクリ大国だ、インドなんて貧乏な国だと、日本は見下しているが、後20年も経つと、力関係は逆転するだろう。日本は急速に力を失っている。見せかけの経済大国になりつつある。国境が海で日本人だけで国を作っている日本は、世界の流れから遅れてゆく。20年後には、GDPで10位内には入っていないであろう。人口も急速に減っている。年間60万人もいなくなっている。今のまま減り続けるなら人口0になる。様々な数字が日本の危機的状況を示している。多くの日本人は、そんな数字を見ようともしないし、見ても何も感じない。日本は、シロアリに食われてゆく城だ。土台が急速に腐ってゆく。最後には城は崩壊する。閉塞と虚構のくそ溜りで腐ってゆく。くそ溜りに赤、白、黄色のバラの花を浮かべてきれいだと自画自賛だ。バラの花を取り除けば、そこにあるのは悪臭を放つ肥溜めだ。わからないのか。今のまま何も変わらないなら、日本人全員、最後は肥溜めに落ちて死んでゆく。中国やアメリカも永遠には栄えない。盛者必衰だ。栄える者は滅びる。科学は人間に豊かさと富をもたらしたが、同時に環境破壊をもたらした。今や人間は、地球にとってガン、悪性ウィルスになってしまった。人間は、ガンが増殖すれば最後には死ぬ。自然を壊していけば、水を汚染し、気温を上げ、有害な化学物質をまき散らかせば人間も最後には死ぬ。日本が滅びるだけでなく、人類全体が滅びる。後、1000年も人間の繁栄はもたない。色即是空 空即是色