選挙の効果

総選挙の意味

移民嫌い バリケイト伊東

2024-05-11 12:37:36 | 政治
 東京はいい天気だ。しかし、日本人の心は重い、もやもやした感じだ。今、問題の政治資金改正問題は自民党に都合のいい改正だ。岸田総理は改革などやる気はなさそうだ。自民党は時代を呼吸してない。戦前に戻りたいようだ。自民党の外国人対応は戦前的であり日本人の心の反映だ。アメリカのバイデン大統領が日本は移民を受け入れない国だが、アメリカは移民を受け入れて発展してきたと発言した。日本の外国人対応を皮肉った。この発言に林官房長官は抗議したと表明。アメリカの移民対策と日本の移民政策では規模が違う。アメリカに流入して来る合法移民と非合法移民の数は日本とは比較にならない。日本は移民の受け入れに消極的だ。アメリカは移民受け入れに反対する人々と賛成派で世論が大きく割れている。ヒスパニックだけでなく世界中からアメリカには人が集まってくる。多様性がアメリカのエネルギーになっている。定住外国人2%の日本とアメリカの移民では規模がまったく違う。アメリカでは先住民以外すべて移民の末裔だ。アメリカと日本の移民政策を比較するのは次元が違い過ぎる。それでも最近、日本でもあちこちに外国人コムニュティが出来ている。川口のクルド人、群馬県の大泉町のブラジル人、新宿大久保の韓国人など外国人の町ができつつある。元々いた日本人との軋轢はあるかもしれないが、日本では家に放火したり殺傷事件はほとんどない。ネットに誹謗中傷を書くのが主流だ。日本人間でもネット上の誹謗中傷が多い。日本では外国人排斥の暴動は起きてない。しかし、外国人が待遇改善を求めて暴動を起こすかもしれない。今、日本人は労働力不足に直面している。子どが生まれない国になっている。若者がいない。今後、さらに労働者不足は深刻になるだろう。移民を嫌っても、労働移民を受け入れないと国の生産性が維持できなくなる。日本人の意識を変えないと、日本は世界の流れから大きく遅れるかもしれない。人口減少の国を今のままにしていたら日本は崩壊する。火事になっても消防士がいない。バスの運転手がいなければバスは走らない。自衛隊員足りなくては国を守れない。すべての産業で人手不足になり、国は崩壊してゆく。清掃人がいなければ町にはごみの山ができても誰も片づけない。農業生産ができなくなれば餓えるぞ。日本では2040年には1100万人もの人手不足と予想されている。多くの日本人は日本が直面している問題に向き合わない。関心は食い物、芸能人、美容か。国家の絶対命題は人と土地だろう。その人がどんどんいなくなっているのだぞ。国が崩壊してゆく。外国人移民を入れて国を支えてもらわなければ、日本は消えてゆく。よそ者に住まれるのは、いやだと言っていたら餓える状況になるかもしれない。。今の自民党政府の考え方は多くの日本人の考え方でもあるのだ。今のまま何も変えないなら2050年頃、日本は悲惨な事になってるだろう。