日の丸と言えば日本を象徴する旗だ。国旗だ。日本人は国旗に対して敬意が少ないような感じがする。多くの日本人が抱く日の丸イメージは、右翼だ。街宣活動している右翼は必ず日の丸国旗を掲げてる。当然なのだ。右翼だろうと左翼だろうと、日本のために、日本人のために政治活動をしてるのだから国旗に対して敬意を持たなければならない。自民党は、会をやる時には必ず日の丸を掲げる。安部政権になってからは、特に日の丸を意識的に掲げてる。安部は右翼の政治家なのだから当然だろう。今まで、共産党、民進党、立憲民主党などの自民党に反対する政党の大会や会議に出席した事があるが、日の丸を掲げてるのを見た事がない。いつも違和感を持ってしまう。日の丸を掲げるのは右翼とでも思ってるのだろうか。どの政党も日本のため、日本人のために政治をやるのだから、日の丸を掲げるべきだ。今、日本では右よりのナショナリズムが高まってる。野党も今の雰囲気を敏感に感じなければならない。野党の戦略として日の丸を意識的に使用したほがいい。右感染している大衆を取り込むのだ。一番左翼の共産等が会場に日の丸を掲げたら、かなり世間はざわつくだろうが、そのぐらいの事をしないと安部自民党には勝てない。共産党が右翼に変更したなんて思う事自体、おかしいのだ。共産党だって日本のために政治をやってるのだろう。国旗は、国家を象徴しているし、国家に属している人間にとって心のよりどころでもあるのだ。オリンピックで金メダルをとって国旗が掲げらる時、選手も国民も心にずしりと響くものがある。国旗の掲げられないオリンピックがあるなら、そのような意見があるのは知ってるが、感激は少なくなってしまう。石原慎太郎が都知事の時、入学、卒業時に日の丸に敬意を払わない教員に対して罰を与えたが、私はやりすぎだと思う。日本は民主主義の国なのだ。様々な敬意を払えない事情があるのだろう。そのあたりを政治家はくまなければならない。少数意見も大切にしなければならない。国旗に背を向けたところで罰を与えるほどの事ではない。何事もやりすぎは良くない。逆に戦前みたいに日の丸のために命をささげよなんていうのも、やりすぎだ。国旗の政治利用は慎重にしなければならない。政治権力者は国旗の意味、価値を慎重に考えなければならない。そうしないと、国民はがれきの中で飢えの苦しみを味わう事になるだろう。日本人よ!日の丸にはもう少し敬意を持ってください。しかし、やり過ぎないように。国旗は心のよりどころと同時に、不幸を生み出す原因でもあるのだから。