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ゴーン逮捕  バリケイト伊東

2018-12-23 07:44:43 | 政治
  日産の元最高責任者、カルロスゴーン容疑者が再逮捕された。日本の検察はゴーンを開放したくないようだ。長期勾留が日本の刑事司法の主流とは、時代遅れだ。日本の刑事司法は江戸時代から全然進歩してない。ゴーンは殺人などの凶悪犯ではない。有名人だし国外逃亡もしにくい。日本の国境は海だ。車や列車での逃亡はしにくい。多くの証拠も検察は揃えてる。釈放して家から検察庁に出向いて、取り調べをやったほうがいい。ゴーンはまだ、容疑者なのだ。裁判で確定判決が出たわけではない。もしかしたら、無実になるかもしれないのだ。容疑者や犯罪者にも人権はあるのだ。日本は多くの点で人権後進国だ。代用監獄だなんて言われてる長期勾留は問題が多い。警察や検察は容疑者を支配下に置きたいのだ。長期勾留は、冤罪を生み出す温床になってる。日本自身が今の刑事司法を改良する意思はなさそうだ。特に安部政権下では、可能性はなしだ。オウム真理教の多くの元幹部を死刑にするようなやり方は、国際的には評価されない。世界では、死刑は廃止に向かってる。日本のメディアもゴーンの長期勾留を批判する論調は少ない。刑事司法においても、日本はガラパゴスだ。大陸から離れた孤島では生物は独特の進化をする。インターネットの時代と言いながら、日本は精神的にも島国だ。島特有の進化があるのだ。国際標準に合わせなければいけない物は、合わせるべきだ。民族のアイデンティティとか、固有の文化は維持すればいい。なんでもかんでも、国際標準にあわせなくてもいい。ゴーンの逮捕は、世界が注視している。同時に日本の刑事司法の在り方も、世界は注視している。ゴーンの逮捕はひと事ではないのだ。あなたが警察や検察に長期勾留されて、冤罪の汚名をかぶされたらどんな気持ちがするのだ。日本の江戸時代みたいな刑事司法は、変えなければならない。