川塵録

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ペンテコステがキリスト教の始まり

2023年01月03日 | 宗教
先日、ある宗教家(神学部卒)とお話したときに、「ペンテコステがキリスト教の始まり」とおっしゃっていた。

私には腹落ちする説明だった。でもこうやって「ペンテコステがキリスト教の始まり」っておっしゃる方(そう書いてある本)、ほとんどいませんよね。


たぶん世界10億のクリスチャンは、この「ペンテコステ」をほとんど史実として信じている? または信仰上の真実として信じている。

イエス昇天から、50日後、エルサレムで、天から「舌のような炎」が降ってきて、みんな、酔ったように、(習ってない)外国語をペラペラしゃべりだしたという。。 「聖霊」の働きとされる。聖書の奇蹟の中でも、最も印象的なもの。だって「舌のような炎」ですから。。

「舌のような炎」の出現とか、ガリラヤ湖の上を歩くとか、3日後に復活するとか、ありえない。ただ、ありえないことを信じるのも、信教の自由。

だれを教祖と崇めるのも信教の自由。
くっだらない信仰を持つ「愚行権」も、信教の自由。

ペンテコステをありがたく信じる権利は尊重したい。2000年、尊重されてきた。

それと同様、中山みき(天理教教祖)、北村サヨ(天照皇大神宮教教祖、岸信介の総理就任を予言した人 こちら )、大川隆法その他、いろんな教祖を現人神とかメシアと信じる権利は尊重したい。

____________

以下はペンテコステを述べた使徒言行録2:1~13。

旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、
2 突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。
3 また、舌のようなものが、炎のように分れて現れ、ひとりびとりの上にとどまった。
4 すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。
5 さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいたが、
6 この物音に大ぜいの人が集まってきて、彼らの生れ故郷の国語で、使徒たちが話しているのを、だれもかれも聞いてあっけに取られた。
7 そして驚き怪しんで言った、「見よ、いま話しているこの人たちは、皆ガリラヤ人ではないか。
8 それだのに、わたしたちがそれぞれ、生れ故郷の国語を彼らから聞かされるとは、いったい、どうしたことか。
9 わたしたちの中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、
10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、
11 ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、どうしたことか」。
12 みんなの者は驚き惑って、互に言い合った、「これは、いったい、どういうわけなのだろう」。
13 しかし、ほかの人たちはあざ笑って、「あの人たちは新しい酒で酔っているのだ」と言った。

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2 コメント

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Unknown (鈴木)
2023-01-03 21:25:25
キリスト教とはマルコ16:15でイエスが命じた『全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい』を愚直に実践している人々の集団と言えます。これはイエスの大宣教命令と呼ばれています。使徒の働きにはこの命を受けた弟子たちの具体的アクション、即ち初代教会の働きが描写されております。
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Unknown (05tatsu)
2023-01-04 04:30:54
大宣教命令ってのは知りませんでした、いつもありがとうございます!
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