うわーい、、
ネオ霊感弁連さんのビックリ情報:
「ネオ霊感弁連は、103件の、35億円の、集団交渉の請求(調停申立て)において、いまだ一切の証拠(通帳の写しや口座の取引履歴等)を添付してきていない」
そうです。
弁護士が調停申立て、しかも35億円を求めるのに、一切証拠を出さない、、、
すごい弁護士先生たちですね、、、
以下解説:
この、「弁護士が、調停申し立てに、証拠を出さない」ってのに、まずはびっくり仰天。
調停っていう、裁判所のシステムを使う。国のインフラを使う。裁判官や書記官に、働いてもらう。税金を使う。
だったら、弁護士は、へんちくりんな申立てを、フィルター(篩)にかけて、排除して、そもそもチンチクリンな請求を裁判所で扱わないようにする。
それが弁護士の、マナー。
まさに、そういう「へんちくりんな申立てをあらかじめ篩いにかけて排除する」ために、弁護士という制度がある。
イギリスや香港のバリスター/ソリシターも、そんな意義。
ソリシター(クライアントに会う事務弁護士)の他に、なぜバリスター(クライアントに会わない法廷弁護士)がいるのか? へんちくりんな主張を、法廷で行わないため。当事者のわがままを、法廷にもちこまないため。裁判の迅速と、品格維持のため。
また、日本でも、弁護士は、タダで訴訟をしない。しっかり着手金をもらわないと裁判を代理しない。それも、「着手金を出そうとしない人の請求なんかを、裁判で扱わせない」ための、大事なマナー。
要するに、弁護士がつかない本人訴訟が乱立すると、国のシステムがパンクする。だから、弁護士が、法的に、篩にかけて、証拠もないような、どうせ認められないような請求は、あらかじめ、法廷に持ち込まない。裁判所という国の貴重なインフラを使わせない。
弁護士は、そのような「フィルター」「篩」機能を果たす。これを、「訴訟経済」とか表現します。訴訟経済上の理由から…的に。
有限な裁判資源を、国民みんなで、効率的に有効活用しようぜ、って考え。
これは、司法試験の受験で学ぶ、超、基本的な考えです。「訴訟経済」という言葉を学ばずに弁護士になった人は、日本に4万5000人の弁護士がいますが、1人もいないはず。
要するに、弁護士が付くなら、証拠をちゃんと出そうぜ。証拠も出せない案件を代理して、法廷に持ち込むなんて、赤っ恥。
え、弁護士ですよね、証拠も出せないんですか、、、、
って、もっのすごい、恥ずかしい話。小っ恥ずかしい話。
私は、18年、弁護士をやって、優に100件以上の裁判に関わってきたと思いますが、「弁護士が裁判(や調停)して、証拠を出さない」なんて事例、ひっとつもない。
なのに。
それなのに、ネオ霊感弁連さんは、、、
103件(108人)の、35億円の、献金返還の調停で、ひっとつも、証拠を出していないらしいです。
え、、、
言葉もない。あり得ない。
裁判所に失礼でしょ、って思います。そんな、到底認められないような請求で、国のインフラ使っちゃっていいんですか。血税の無駄遣いじゃないですか。
しかも、この霊感弁連さん、トップに、元日弁連会長の村越進先生を持ってきていらっしゃる。
日弁連元会長さん、、、 晩節を汚されていらっしゃらないでしょうか。。
「証拠を一つも出さない35億円の調停申し立て」を主導して、弁護士バッジを汚していらっしゃらないでしょうか。。
これ以上は申しません。ただ、一弁護士としての驚きを、しっかりここに書いておきます。