NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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労組の目的は、組合員を億万長者にすること(その2)

2005年09月29日 | Weblog
 先に労働組合の目的は、組合員を億万長者にすること、と書きました。本来、「労働組合とは、組合員の生活を守り、幸せを拡大する組織」ですが、生活や幸せの中身は人により異なります。そこで幸せの基礎、基盤になる資産作りに取り組み、間接的に組合員を幸せにしよう、と言うのが今日までの労働組合の取り組みです。
 これを私は、「労組の目的は、組合員を億万長者にすること」と言い換えています。ただ留意していただきたいのは、正確には「億万長者もどき」にすることであり、本物の「億万長者」作りをめざしているのではない、と言うことです。
 億万長者をランク分けしてみると、Aランクの本物の「億万長者」がおり、自由に使える数億、数十億円以上の金融資産を持っています。次は文字通りの億万長者で、金融資産が1億円以上の人たちを指します。
 そして「億万長者もどき」とは、80歳までの年金を含む1億円程度の資産(金融資産だけではない)を持つ人のことを言います。言い換えれば無理のある億万長者であり、水増し億万長者のことです。

 Aランクの億万長者:金融資産が数億から数十億円以上→本物の億万長者
 Bランクの億万長者:金融資産が1億円以上→文字通りの億万長者
 Cランクの億万長者:資産(20年間の年金含む)が約1億円→億万長者もどき

 さて労働組合が目指しているのは、このCランクの「億万長者もどき」であり、組合員が60歳で定年退職する時に、1億円程度の資産を持てるようにしようというものです。ここで資産とは、預貯金+退職金+自宅(評価額)+受給年金(20年の)であり、これを団塊世代を対象に計算してみると、約1億2720万円となります。以下は次回に。
                                  以上