5歳の孫の手紙です。
宣伝広告の裏に毎回書いてくれます。
五歳の孫はピアノが大好きである。
二歳の時からピアノに興味を持った。
三歳の時家を建てた際に、家の電子ピアノを上げた。
今日は右手五本を使って曲を弾いてくれた。
少しだけ左手の伴奏を付けることを教えてあげた。
すると、直ぐに覚えて練習を始めた。
私に財力があればピアノ教室に通わせてあげるのだが。
そんな余裕はとてもない。
保育園では、先生が少し教えてくれるらしい。
耳は良いし、リズム感も良い。
独学でもピアノは弾けるよ。
孫たちが帰って行った。
淋しいがほっとする。
孫の面倒は体力勝負である。
帰り際、２歳の孫が何度も「じいじ、ばいばい」と言った。
５歳の孫は窓ガラスを自分で開けて「ばいばい」と言う。
二人とも、チャイルドシートで寝ながら家にたどり着くのだろう。
心を解放し切って、帰って行った。
第一子は大切に育てられる。
思えば、孫第一子誕生で我が家は空気清浄機と加湿・除湿器一体型を購入した。
ところが第二子の時はそんなことを一切言わなくなっていた。
子育てに慣れたと言っても良いのだろう。
第二子は第一子を見て真似をしてくれる。
育児で大変なことは排尿・排便の躾だ。
便器に座ることも第一子はなかなか出来ない。
ところが、第二子は見ているから自然に行う。
排尿・排便にたどり着くまでにはまだまだ時間が必要のようだ。
しかし、座ることが出来れば後は待つだけだ。
昔はそうした手本が周りにいくらでも居た。
核家族化で失った物は多い。
女房のiパッドを孫が使って写真を撮る。
いつの間にか覚えてやるようになった。
だから過去の画層から今日の物までが記録されている。
ところが、今日は更に驚いた。
気に入らない写真や動画を削除しているのだ。
こうして生活に取り込んでいくのだろう。
パソコンは必須アイテムになる。
孫達は庭でシャボン玉で遊んだ。
５歳児は上手に吹く。
２才児は何度も失敗しながらも上手になった。
私はその間草取りをした。
旗日で孫達が遊びに来た。
パンケーキを一緒に作った。
焼くのは私だが、焦がしてしまった。
３個目でようやく上手く焼けた。
苺とバナナを少し乗せ、粉砂糖を振りかける。
ケーキに少しココアを混ぜたので苦いと言う。
２歳児は苺とバナナだけ食べた。
５歳児は２つも食べた。
