庭に出て

メロディーが脳裏を駆け巡り　
私はおぼろげな記憶をたどり声を出して歌った　

「浅い春が好きだった
死んだ父の口癖の　
そんな季節の訪れが　
私に近頃では早く来る、早く来る　
一月ばかり早く来る・・・　」

父が手入れをしていた庭が荒れてしまった　
そんな庭を見て父を思い出す兄弟　
そんな詩だったと思う　

昨年末から家の庭が荒れている　
私が逝ったあと、この狭い庭はどうなるのだろう　
誰かが手入れをしてくれるだろうか　
雑草が気持ちよさそうに育っている　

蔕がついたままの柿に、芽が大きく膨らんでいる　
満天星ツツジの芽が醜く伸びている　
蝋梅が１センチ刻みに芽を蓄えている　
そんな中で、一昨年植えたパッションフルーツの蔓に　
芽になるであろう小さなつぶ産毛を見つけた　

人の手が入らなくとも　
季節が訪れ、植物は育つのだ　
成るに任せようか　

猫

家の離れには二匹の猫がいます　
娘が河川敷から拾ってきた子たちです　
医者に勧められ去勢し　
家から出すと病気になるからと、外に出したことはありません　
飼うことを私は許さなかったのですが　
子供たちと妻が、責任もって飼うからと今に至っています　

子供二人は結婚し家を離れ　
妻は病気で、世話ができません　
今では私が面倒を見ています　
猫たちもそれと判ったのでしょうか　
私に毎日媚を売ります　

褥瘡対応

母は仙骨周りが床擦れで痛がります
傷は２ヶ月くらい掛けて治しました　
とても苦労しましたが、「アクトシン軟膏」を使い始めて傷は消えました　
今では周りが少し赤く、どうやら炎症を起こしているようです　

ＮＨＫの「ためしてガッテン」でコラーゲンの治療法を紹介していたので　
早速購入して、１０日間ほど試しています　
ついでに、私の膝痛にもと思い毎朝ヨーグルトに入れて食しています　
効果が出ているのかどうか、判りません　

因みに、利用しているのはアサヒグループ食品のものです　
青山学院大学の陸上競技部もコラーゲン粉末を利用しているようです　
効果が出ている、と信じることが大切なのでしょうか　
母は今でも痛がります　

希望が繋がると

昨年１２月の家庭の色は黒　
家族の会話は妻の病気のことばかり　
医師からは覚悟してくださいとまで言われ　
鉛色の冬の海底に突き落とされたようだった　
そんな時、認知症の母の何気ない言葉が　
割れガラスで削ぐように　
私の心を切りつけた　
入院中の妻には笑顔を見せ　
家では塞ぐしかなかった　

ところが、２月になると　
光明が射しだした　
治療が目に見えて効果を示したのだ　
今では妻と口喧嘩もする　
優しくしようと　
誓ったはずなのに　
　

パソコン

ブログを覗いたら　
パソコンが壊れたのは１２月の前半だった　
金を使ってできたこと　
確定申告　
締め切りの２日前の１３日に提出完了　

新規パソコンで再開

１０月頃にパソコンが壊れ　
悪戦苦闘するも解決できず　
バックアップをしておけばよかったと悔やんでも
後の祭り　
データ復旧に２０万ほど掛け　
安いパソコンを購入　
ようやく今日からパソコンから投稿できる　
スマホからだと、何か違う