LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

日本一ベンツを売る男

2007-02-10 | 建築と文化
2日に一台メルセデスを売る男がいた。
年間160台を販売した実績があるそうだ。

「日本一ベンツを売る男」ザ・トップセールス吉田満の販売術~グラフ社

自動車の中でも最高級クラスのメルセデスベンツということもあり、
顧客層や販売方法なども当然ながら異なるのだろうと感じていた。

確かに本を読んでいる限りでは、通常私たちが考えている世界とはまったく異なる感じがした。
しかし、著書の中でトップセールスの吉田氏はこんな事を言っていた。
セールスマンに必要なものは何か?という問いに対し、

「特に年配の方や女性は、持っている不安や疑問がなかなか言葉として出てこないものです。
ならば心を読む。
言わんとしていることを的確に読んでいく。
そのような力が求められます。
けっして私は超能力者ではありませんが、
常にお客様のほうを向いて接していれば、
要望、要求、期待が、ある程度見えてくるものです。」

うーん、確かにこれはメルセデスのセールスに限ったことではない。
我々建築業界においても同様だ。
いや、商談中には目的物・完成物が無い建築業界においては、さらにそう言った姿勢が必要だ。
プレハブメーカーのように、ある程度規格物として提案できる場合はまだ良いが、
全くのオリジナル住宅やリフォームの場合はそうは行かないのだ。

お客様満足を実現するのには、
どの業界であっても、いかに本気になってお客様と接することができるか?
という事だと痛切に感じる。


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