中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

原発と、一つの現実

2011-04-16 08:07:36 | Weblog
青森県は下北半島で建設中の「大間原発」の工事がストップしている。地元の多くは、早期再開を望んでいると朝刊にあった。その理由は、作業で地元に回る「金」なのだ。

建設工事は30%程度は進んでいて、2014年の運転開始予定は変わらないとは、電源開発の説明である。

堪らないのは、海峡を隔てて30km圏に位置している函館市であろう。私の故郷でもあるのだ。第一、過疎の下北と人口等がまるで違う。大間町は、実質的に函館市字大間なのだから、、、ブランドマグロでもある「大間マグロ」「戸井マグロ」も、悩んでいることだろう、、、。

官僚と御用学者、御用有識者の作った「安全神話」が崩れた。「飴配り」でもある「電源三法他」に群がった町村は・・・過疎などによる格差を埋めたいと、「飴」を手にした切ない町村でもある。

「機械は壊れる、人は過ちを犯す」、その上で何を望むのか? 
科学系の学問は、地球の環境破壊や汚染を促進し、人文系の学問は人の精神性を奪ったとしても、過言でない現実。

私としては、「何事によらず、額に汗して働き、ちっぽけと思われる小さな積み重ねを大事にする・・」、そんな世の中であって欲しいだけだが、、、

石原都知事の主張である、「我欲と国家百年の計」について、改めて考えたい。




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