遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

茶器入れ

2005-06-25 | 木工の部屋
 茶器を入れておく手提げ盆です。
 確か、8年前の母の日のプレゼント用に
作成したものです。
 当方、当初、作品の大部分がプレゼント用、もしくは
依頼を受けての作成だっため、作品が現存しません。
また、作品との意識が低かったことと、デジカメが
現在ほど一般的ではなかったことから、画像もほとんど
残っていません。唯一母の居室にあるプレゼントしたもの、
又は試作のプロトタイプがあるだけです。
 これは一品物の一つです。
  
 材料:    ブラックウオールナッツ
        黒竹
        神代タモ(カンザシ、留を補強する部材)
        檜(底板)

 フィニッシュ:オイルフィニッシュ
        オスモエキストラクリアー
        鬼クルミオイル

 当時は組み手がやっと木組みだけで作れるようになった
ところで、黒竹の接合に難儀した覚えがあります。
 
 材料の説明と、仕上げ(フィニッシュ)については後日とさせて
いただきます。 


 今日現在、蕎麦打ち仲間(蕎麦打ちの教室を主宰)から蕎麦打ち板
の制作依頼を受け、作成中です。
 後日、画像を添えアップできればと思っています。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
手提げ盆 (伊園 嵩山)
2005-06-25 22:51:32
黒竹は真円では無いと思いますので、単純にドリルで穴を開けるだけではないだろうなぁと想像します。もしかすると細めに開けてから細い鑿などで加工するのでしょうか?

箱と取り手の接合は埋め込み木釘ですか?

いずれにしても見事な出来映えです。
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Unknown (遊木民)
2005-06-26 17:50:05
 竹の断面は不定形ですのでそれに合わせたほぞ穴を開けることは難しいです。

 解決策は、竹の内径(ほぼ正円)に合わせたダボ(円柱)を作成、胴付きほぞにします、吊り手に対応するほぞ穴を作成し、接合しました。

 参考になったでしょうか?
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素晴らしい出来。 (えー方)
2005-06-26 21:40:42
主人が言いますのに、この出来は凄いよ~

感嘆には出来るものではないと、過度などは

とても寸法を出すことが出来ないよとのことです。天才です~ でわまたねぇ
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吊手など (伊園 崇山)
2005-06-26 21:52:06
「えー方さん」のご感想に右へ習え!です。

なるほど、竹の内径部分は正円に近いことに着目しましたか! それで理解しました。

しかし、これを仮に私が作ったならば、釘が12本、接着剤少々は必須ですもんね。

当方の釣道具入れはやはり100円ショップのプラスチック箱で我慢しておきましょう。
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