9月の下旬に播種したタマネギの苗が大きくなってきました。
大苗を定植すると、とう立ちが多くなってしまいますので、4葉期、で株元の直径が5~6mm程度が定植時期とされています。
植え床は1ヶ月前に、苦土石灰とようりん、そして堆肥を投入してあり、1週間前に化成肥料を施用しておきました。
マルチを張り定植です。
通常タマネギの定植は左のように太めの箸で穴を開け、箸で根を押し込み覆土します。
とても手が掛かり、しゃがんでの作業ですので腰にきます。
そこで作業性を高めるため専用の定植器具を作りました。
それが右側です。
材料はアトリエにあった黒竹。
側面です。
のこぎりで斜めに切り落とし、シャベルの基に切れ目を入れておきます。
鉈で挽き割り、面取りをしてできあがりです。
特に先端部は根を傷めないように丸くヤスリがけをしました。
左は箸で穴を開けているところ。
右は定植器で土をすくい取ったところ。
慣行では箸で根を押し込み覆土します。
定植器では根を定植器の先端で押し込みそのまま覆土します。
作業効率は2~3倍になりました。
この定植器のおかげで、今日は2時間で850本の定植が完了しました。
残りは1200本。
来春は極早生、中晩生、紫タマネギ、合計で2,000個が目標です。
200本植えています。
今年はまだですので工夫します。
ところで、そば板ですが
90×110で新年早々の仕上がりで
お願いいたします。
ようやく秋らしい天候になりました。
背戸峨廊のライトアップした映像も流れて
いますので、今月末に行く予定をしております。
道具を作るのは人間だけと言われていましたが、チンパンジーなどの類人猿、ある種の鳥類も道具を作って採食行動に使っているようです。
そース 様
来春の所得確保のため2、100本ほど定植しました。
そば打ち板12月に入ってから制作します。