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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

南中のお月様はすっきり立った姿になると限らない。

2017-01-22 20:40:16 | 惑星・天体ニュース
  今年は、1月6日にみたまだ南中に1時間あるというのに上弦の月がもう立ったような姿勢になっているのにびっくり。

  

  知恵袋のココに質問を出しました。

  質問は・・・
  >上弦の月を見上げたのですが、まだ南中の18:09に1時間もあるというのに、もう影の部分が垂直に近くなって、月が起き上がっていました。 これでは、南中の前に「弧」の部分を下に向けて下がってしまいそうに感じますが、南中の時に1番高い位置にくるのではないのでしょうか?
どなたか教えて下さい。添付の写真は16:54のものです。

  ベストアンサーに私が選んだのは、a356badger さんの

  >今の時期は冬至に近く、太陽が天の赤道から最も南に離れた位置にあるのに対して、上弦の月は、およそ90度ほど東方向で、ほぼ天の赤道付近に位置することになるので、太陽は月を右斜め下方向から照らすことになり、垂直に立ち上がった状態からさらに右に傾き、南中した際の上弦の月の影との境界線は垂直ではなく、右斜め上から左斜め下方向になります。

  というものでした。なるほど、なるほど。a356badgerに感謝です。
 
  そして、お月様サイトのお友達ブドリさんも、
  >ほとんどの月の説明では上弦の月の南中時は立ってますよね。(上記の) 回答をいただいたものでいいと思います。 月の明るい部分の傾きは緯度や季節によって違うんです。つまり、月の高さと太陽の位置によって、傾きが変わるんです。じっくり見ていると、いろいろなことがわかりますよね。

  とコメントをくれて、それから少し南中のことを気にして観察しようと思いつつ、なかなか実行できないでいました。

  でも、ブドリさんが次々と何ちゅう時間近い月を「銀河鉄道の月」にアップして下さって・・・ 南中の月が立っていない写真を昨日・今日と続けてアップしてくれました。

  そして、実は今日私の撮った写真は、またしても月がまるで南中して立っているかのような姿。

  

  これ、実は寝坊の私が7:41と、南中の7:06を30分以上遅れて撮ったものです。
  そして、今日南中している時間の2分前7:04にブドリさんが撮った写真は・・・・
  
  
    <撮影:ブドリさん、ココから転載 2017年1月22日7:04>

  ほらほら、南中していた時はまだ上り途中のお月様って感じ。
  理科のお月様の説明には単純に南中時は立っている姿のお月様が説明に使われていますが、実際に観察すると「南中時にお月様は立った姿になるとは限らない」ということのようです。上る位置とかも違うし複雑な太陽と月の動きを単純化してしまうから、事実と違ってしまったということですね。

  知恵袋にお答えいただいたa356badgerさん、実際に、写真で立証してくださったブドリさん、ありがとうございましたぁ~~~~。
  ブドリさんには、さらに写真も転載させて頂きました。すみません。ありがとうございます m(_ _)m ありがとうございます。


  
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2 コメント

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Unknown (ブドリ)
2017-01-22 21:50:47
お役に立てて光栄です。
季節によっても南中時の傾き具合は違いますので、比べられるといいかも。
春と秋のお彼岸ぐらいに上弦・下弦がくると一番立った感じに見えるのではないかと思います。
今年は3/21の午前1時頃が下弦で、南中が5:58と傾きを見るには最適です。
今からカレンダーに印をして忘れずに見てくださいね。
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Unknown (felizmundo)
2017-01-24 19:39:58
>ブドリさん
 いつも、最適なタイミングでいい写真を提供して頂きありがとうございます。3月21日マークしましたっ!
返信する

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