前回の続きのつもりでしたが、振出に戻り、孫に助けられたハイキングの様子を最初から綴ります。
暫くお付き合いください。
私にとっては二か月ぶりのハイキング(山登り)、いえ、カナダはとても楽でしたので実質3か月ぶり?
すっかり鈍った身体には結構きつい山登りとなり、歩き甲斐がありました。25900歩!
翌日の筋肉痛は言わずもがな、三日目の今もまだ少し違和感があります。
棒ノ折山(969m)は埼玉県と東京都にまたがる山で棒の嶺とも呼ばれています。
山頂からの展望も良く、渓谷の美しさを楽しめる山として人気があります。
往路は半分は沢登となりますので、夏場は涼しくて最高です。
下山は滝の平尾根で「さわらびの湯」まで下ります。
<赤線が登り、青線が下りです>
河又名栗湖入口バス停からスタート[8時半)、有間ダムを通り、30分歩いて白谷沢登山口へ。
クマ出没とか、滑落事故ありとか、いろいろ恐ろしい注意書きがいっぱい。いつものことです。
この登山道は「関東ふれあいの道」として整備されているので、歩きやすいですが、
沢沿いですので滑り易く足元が悪く、バランスの悪い私は慎重に足を運ばなければ、沢にボチャンしそう。
それでも清流と苔と緑の幽玄の世界に癒され、ちょっとしたスリルを味わいながらの楽しい沢登りです。
孫が「お婆ちゃん、その石に足乗せて、その石はグラグラしてるから気を付けて」とリードしてくれます。
登りきれない岩場では手を引っ張って持ち上げてくれる逞しく頼もしい孫です。
<おばあちゃん、そこに足乗せて!>
<ヨッコラショ>
こういう冒険、好きなんですよ、私(笑)。断崖絶壁のツルツルヌルヌル道を歩く方がずっと苦手です。
岩ずたいに暫く登ると、この道のハイライトとも言える両側に岩壁が迫るゴルジュ(廊門)と呼ばれる
地形に出くわします。夏場でもひんやりとした空気の流れる白谷沢核心部です。
さらに進むと、険しい岩場の鎖場がありますが、岩が階段状になっているので、それほど恐怖心はありません。
<鎖場を登りきってピース>
やがて登山道は沢を離れ、次第に勾配がきつくなり、尾根に出て分岐点「岩茸石」に到着。
<岩茸石前の急登、ロープを伝って。いつも孫が上で見守ります>
<岩茸石>
そこで長い休息をとったあと、一気に山頂をめざしますが、これがきつかった!
流木止めを兼ねた歩き難い長い丸太の階段が何度も出現、それもかなりの急登です。
12時半、予定より1時間も遅れてようやく山頂に到着。広々とした展望の良い広場です。
このストックは子供達からの古希のプレゼント!
かなり高価なブランドで、軽くて三つ折りと小さくなり、海外に持って出るのも便利です。
Kちゃん、Kちゃん(長女も長男もイニシャルが一緒)、ありがとう!
このトレッキングポールが少しでも長く使えるように、足腰を鍛えて70代を元気に歩き続けます。
下山路は岩茸石分岐まで引き返し、名栗村村営の「さわらびの湯」方面に向かいます。
道をふさぐような岩茸石の左側を巻き、尾根道をグングン下っていきます。
<4時半ようやく下山、私、フラフラ、でも満足感いっぱい>
勿論最後は「さわらびの湯」!しかし私の歩みが遅く、最終のバスに間に合うかやや心配。
大急ぎで汗だけ流し、5時半発の飯能行きのバスに飛びのりました。
立川駅で仕事帰りのパパとママと合流、皆でレストランで夕食をとり、バイバイ!
Yくん、また付き合ってくれるかな~?とっても楽しかったよ!ありがとう!
うちの孫たちも、こんなところに連れて行ったら、きっと大喜びで登って行くことでしょう。
今は、二人ともボーイスカウトに入っているので、
六甲山の夜間登山など、結構山行はしているみたいですが、
私たち夫婦が一緒に行ったのは、前に書いた先山が最後です。
でも、一昨年にはみんなで石垣島に行って沢下り(上りも)を楽しんだのですよ。
http://rillarilla.blog.fc2.com/blog-entry-843.html
ご主人は、生粋の山男なんですね。
うちの夫は、定年後に始めたので、中高年の滑落事故の多い今、
止めてくれてホッとしています。
お孫ちゃんが山好きになられて、ご主人は嬉しいでしょうね(*^-^*)
そちらはいかがですか?
孫は最初Kids登山のグループに親子で加入していましたが、
そのうちにそれでは物足りなくなり、父子でドンドン難しい山に挑戦するようになりました。
小学校2年生で日本で二番目に高い北岳も制覇しているんですよ。
ただ問題はこれから!いつ息子が子離れができるか、孫が親離れができるか?
恐らく息子(パパ)のほうの子離れのほうが辛いと思います。
主人は孫の山好きに目を細めております。
お孫さん、ボーイスカウトいいですね~。
私も子育てしているころ、息子をボーイスカウトに入れるのが夢でしたが、
ちょうど小学生のとき、夫の転勤で海外で生活していましたので、叶いませんでした。
楽しかったようですね。
このコースは事故も多いところです。
岩場は濡れていると特に危険です
ヤマジノホトトギス・・・
にっこり笑っているようでした。
早速名前付け足しました。
私が見落としているのか、この山ではあまりお花を見かけませんでした。
もっともお花を愛でる余裕はありませんでしたが・・・・
前半の沢登りはスリルがあって楽しかったです。
山頂直下の階段には閉口しました