Made in Japanのお財布 （続）

　ようやくお財布を買いました。ちょうど昨年の今頃、「Made in Japanのお財布」というタイトルの記事を書いておりますが、その前からずっと探していたので、苦節2年？ってところでしょうか。

　三越伊勢丹オリジナルの革のなめしから縫製まで、すべてMade in Japanにこだわった「APUD」というブランドのものです。4月に上京した折に新宿伊勢丹で見て、5月も来るし5月に銀座三越で見ようと思っていたのに、歌舞伎見物をいっぱいいっぱい詰め込んでしまい、そんなことはすっかり失念、じゃあ6月と思っていたら6月の出張はお流れとなり、ようやく今回の上京で新宿伊勢丹で購入しました。

　お色はネイビーです。青系ならばとブルーグレーのも見せていただき、とても綺麗な他にない色目で心惹かれましたが、冠婚葬祭のことも考えたらネイビーのほうがと店員さんにお勧めいただきこちらにしました。シンプルな、何の変哲もない長財布ですが、これがなかなかないんですよね。これまで「あ、いいな」と思っても、何か装飾がついていたり、奇抜な裏地がついていたり、やたらブランドのロゴが目立ったりと「これがこうなら…」と思うお財布が結構ありました。

　で、お値段を書くのもナンでございますが、非常にリーズナブルなお値段で16,800円でした。これも三越伊勢丹オリジナルだからできるお値段だそうです。このAPUDを置いてあるのは新宿伊勢丹、日本橋三越、銀座三越の3店舗だけなんですが、三越と伊勢丹の全店で取り扱うようにして、製造する数が多くすればもう少しお値段が下がるように素人は思ってしまいますが、そうではないんでしょうね。

　今のお財布、角とかが擦り切れてきて、だんだん人前で出せなくなっておりましたが、ようやくお財布が新品になります。ただ、また新たな問題？がございまして、パスケースです。パスケースも今のお財布といっしょに買っているので、かなりくたびれております。APUDにはパスケースがありませんでした。最近のパスケースって、ICカード仕様というか、本当にカードだけを入れるような形が多いんですが、私の場合、定期は磁気だし、地下鉄の回数券も磁気だし、会社のカードキーもあるし、結構いろいろ入れるので、できれば二つ折りの昔ながらの定期入れが欲しいんです。できればそちらもシンプルな形、ベーシックなお色にしたいと思っており、これからしばらくは定期入れを探す日々になりそうです。

　
　内側はこんなのです。