年末恒例の今年行ったお芝居の数?です。毎年書きながら、このタイトルの記事が年に1回のことで、前回どうしたかって全く覚えてなくて、手帳に「歌舞伎座 11:00 14:30」って書いてあったら2回とカウント、同じものを2回見ても2回とカウントしています。そもそも数を数えるのが苦手で、この「71」もどこまで信用できる数字かわかりません。まぁ、とにかく“たくさん”行きました、見ました、楽しみました、です。
これまでの最高記録を更新しました。歌舞伎座が三部制っていうのも大きいです。「お江戸へGO!」も10回になりました。ほぼ毎月です。歌舞伎座がいちばんよく行った劇場になりました。自分でもビックリですが、推しの年齢と自分の年齢を考えると「推しが見られるうちは行く。行ける時は行く。」と考えるようになりました。「封印切」の義太夫の詞章「後は野となれ大和屋(路)」です。
今年も孝玉コンビのご共演がございました。4月の「ぢいさんばあさん」です。正直「えぇ~、またぁ~」って思わなくもなかったけれど、実際に拝見すると孝玉コンビの真骨頂、いちゃいちゃ・らぶらぶ満載で、萌え~でした。引き続き6月も「お富さん」と期待していたら、孝夫さんが帯状疱疹で休演、急遽演目差し替えで玉ちゃんの「ふるあめりか」になりました。これはこれで玉ちゃんの“男前”な気性をたっぷりと味わうことができました。
玉ちゃんのお舞台はこの6月の「ふるあめりか」以外は、1月の松竹座、5月の「お話と素踊り」、7月8月の南座、10月の御園座、10月31日の特別公演、11月12月の歌舞伎座と結構見ました。今、書き出しながら、自分でも「こんなに見たんや」って思っているところです。御園座はコロナ以降初めて、玉ちゃんの八重垣姫は初めて拝見できたし、名古屋のお菓子も満喫できて楽しい遠征でした。歌舞伎座の「助六」は、玉ちゃんお小さい時に禿もなさっているそうで、禿→白玉→揚巻と吉原双六上がり!だったそうです。贅を尽くした揚巻のお衣装、目の正月でした。何より、今の歌舞伎界の立女形ってことを改めて認識しました。お一人であの歌舞伎座の大きな舞台を隅から隅まで支配していらっしゃいました。あ、そういえば、仁和寺の玉ちゃんの「紅葉狩」の衣装展っていうのも行きましたね。
孝夫さんは2月に「碇知盛」を一世一代でお勤めでしたが、残念ながらコロナで上京断念、見ることが叶いませんでした。その後は3月4月の歌舞伎座、7月松竹座、9月10月11月歌舞伎座、12月南座です。あと8月に上方歌舞伎会での「指導者ご挨拶」もありました。10月31日の特別公演の富樫は凄かったです。これも「一世一代」かと。9月の「七段目」の由良さんも良かったけれど、今月の松浦候が今年一番だったように思っています。そうそう、松浦候が由良さんのことを「仇討もせずに京都で遊び呆けてけしからん…」というところがあるのですが、「それって、あなたですやん」って心の中でツッコんだのはワタシだけではないはず…。
1月と2月はコロナで自主的に取り止めましたが、7月は何とまぁ劇場の前で「中止!」と言われ、8月は代役だらけの公演、9月は台風接近で自主的に1日早く帰阪と、いろいろありました。
あとはこっそり贔屓の鷹之資さんの会や亀ちゃんの春秋座での公演、愛之助さんの「夏祭」や「油地獄」が印象に残っています。
歌舞伎以外では1月に「有頂天作家」で渡辺徹さんを見ることができてよかったです。舞台俳優さんなのに舞台で見たことがなくて…。できれば文学座のお芝居でも見たかったです。その文学座の「欲望という名の電車」が今年唯一の松竹ぢゃないお芝居でした。これは文学座でないとできない役者さんの演技力で見せる素晴らしいお芝居でした。久しぶりに息を詰めて神経を集中させてお芝居を見ました。
書いても書いてもキリがないので、このあたりで。今年も一年拙ブログをご訪問くださって有難うございました。「ワー」とか「キャー」とか、そんなレベルのブログですが引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
では、今夜はNHK紅白歌合戦で彌十郎さんの晴れ姿を見ることにしましょう。皆様、良いお正月をお迎えくださいませ。
↑写真は銀座の紙パルプ会館の干し柿です。銀座のど真ん中で干し柿!ってちょっとビックリしましたが、ヤホーで検索すると毎年恒例だそうです。
これまでの最高記録を更新しました。歌舞伎座が三部制っていうのも大きいです。「お江戸へGO!」も10回になりました。ほぼ毎月です。歌舞伎座がいちばんよく行った劇場になりました。自分でもビックリですが、推しの年齢と自分の年齢を考えると「推しが見られるうちは行く。行ける時は行く。」と考えるようになりました。「封印切」の義太夫の詞章「後は野となれ大和屋(路)」です。
今年も孝玉コンビのご共演がございました。4月の「ぢいさんばあさん」です。正直「えぇ~、またぁ~」って思わなくもなかったけれど、実際に拝見すると孝玉コンビの真骨頂、いちゃいちゃ・らぶらぶ満載で、萌え~でした。引き続き6月も「お富さん」と期待していたら、孝夫さんが帯状疱疹で休演、急遽演目差し替えで玉ちゃんの「ふるあめりか」になりました。これはこれで玉ちゃんの“男前”な気性をたっぷりと味わうことができました。
玉ちゃんのお舞台はこの6月の「ふるあめりか」以外は、1月の松竹座、5月の「お話と素踊り」、7月8月の南座、10月の御園座、10月31日の特別公演、11月12月の歌舞伎座と結構見ました。今、書き出しながら、自分でも「こんなに見たんや」って思っているところです。御園座はコロナ以降初めて、玉ちゃんの八重垣姫は初めて拝見できたし、名古屋のお菓子も満喫できて楽しい遠征でした。歌舞伎座の「助六」は、玉ちゃんお小さい時に禿もなさっているそうで、禿→白玉→揚巻と吉原双六上がり!だったそうです。贅を尽くした揚巻のお衣装、目の正月でした。何より、今の歌舞伎界の立女形ってことを改めて認識しました。お一人であの歌舞伎座の大きな舞台を隅から隅まで支配していらっしゃいました。あ、そういえば、仁和寺の玉ちゃんの「紅葉狩」の衣装展っていうのも行きましたね。
孝夫さんは2月に「碇知盛」を一世一代でお勤めでしたが、残念ながらコロナで上京断念、見ることが叶いませんでした。その後は3月4月の歌舞伎座、7月松竹座、9月10月11月歌舞伎座、12月南座です。あと8月に上方歌舞伎会での「指導者ご挨拶」もありました。10月31日の特別公演の富樫は凄かったです。これも「一世一代」かと。9月の「七段目」の由良さんも良かったけれど、今月の松浦候が今年一番だったように思っています。そうそう、松浦候が由良さんのことを「仇討もせずに京都で遊び呆けてけしからん…」というところがあるのですが、「それって、あなたですやん」って心の中でツッコんだのはワタシだけではないはず…。
1月と2月はコロナで自主的に取り止めましたが、7月は何とまぁ劇場の前で「中止!」と言われ、8月は代役だらけの公演、9月は台風接近で自主的に1日早く帰阪と、いろいろありました。
あとはこっそり贔屓の鷹之資さんの会や亀ちゃんの春秋座での公演、愛之助さんの「夏祭」や「油地獄」が印象に残っています。
歌舞伎以外では1月に「有頂天作家」で渡辺徹さんを見ることができてよかったです。舞台俳優さんなのに舞台で見たことがなくて…。できれば文学座のお芝居でも見たかったです。その文学座の「欲望という名の電車」が今年唯一の松竹ぢゃないお芝居でした。これは文学座でないとできない役者さんの演技力で見せる素晴らしいお芝居でした。久しぶりに息を詰めて神経を集中させてお芝居を見ました。
書いても書いてもキリがないので、このあたりで。今年も一年拙ブログをご訪問くださって有難うございました。「ワー」とか「キャー」とか、そんなレベルのブログですが引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
では、今夜はNHK紅白歌合戦で彌十郎さんの晴れ姿を見ることにしましょう。皆様、良いお正月をお迎えくださいませ。
↑写真は銀座の紙パルプ会館の干し柿です。銀座のど真ん中で干し柿!ってちょっとビックリしましたが、ヤホーで検索すると毎年恒例だそうです。