年末恒例の今年の観劇数です。コロナ禍ながら、数えてみると「60」もありました。劇場へ行った回数です。同じ演目を2回見ていたら2回とカウントしました。 よー行ってますね。自分でもビックリしました。歌舞伎が3部制になっているので、同じペースで見ていても1.5倍になるからでしょうね。
お江戸へも6回行ってました(ただし、公には3回ということで…。4・6・9月はひっそりこっそりなので…)。コロナ前と変わらない数字です。これは仕方ありません。何と言っても孝玉コンビの「桜姫東文章」と「四谷怪談」がかかったのですから。“令和の奇跡”と言われておりますが、コロナだからこそのご共演、ここだけはコロナに感謝です。「桜姫」は文字通り“伝説”のお舞台で、二度となさらない、私は決して見ることはできないと思っていたので、上演が発表された時はドキドキ、ワラワラ、フワフワと正気を保つことができませんでした。こればっかりはコロナがどういう状態であろうと、大人の常識も社会人としての自覚もかなぐり捨てて上京する!と固く決意、行ってまいりました。4月は千穐楽一歩手前で上演打ち切りとなりとても残念でしたが、6月と9月は千穐楽まで無事に幕が開きました。
「やっぱり孝玉コンビ、うふっ」を改めてはっきりくっきり実感しました。なんなんでしょうね、このお二人。若々しいけれど円熟している、普通では相容れないはずのものが同居しているんですよね。年齢を重ねるほど美しくなっている、瑞々しくなっているような気がします。だから「桜姫」のポスター(チラシ)も、36年前の青っぽいのもいいのですが、今のお二人であのポーズで撮影したものを見たかったなぁと今でも未練たらしく思っています。きっと色気ダダ洩れ、超エロいポスターになってたと思います。
孝夫さん、玉ちゃんそれぞれ単独のお舞台も見ているのですが、「桜姫」と「お岩様」に全部持ってかれた感があります。あ、顔見世の山蔭右京はかいらしくてよろしゅうございました。
文楽も大阪開催の4回と東京で1回見ました。4月に簑助さんが引退してしまわれたので、以前ほど「行きたい」って言う気持ちが起こらなくて、3部あっても3部とも見ることはなく、間引いて?見ています。お客さんが少ないように思うので、行かなきゃ!って思ってはいるのですが。
伝統芸能ではないお芝居は野田さんでした。「フェイクスピア」は久しぶりに野田さんらしいお芝居で楽しかったです。12月に「THE BEE」もありましたが、チケット代が8000円したので、孝夫さんや玉ちゃんを三階席で見ているのに、何だか申し訳ないような気がしてパスしました。歌舞伎ってお安い席があって、安くても見切れないという非常に良心的なエンタメだと思います。
コロナで行けなかったお芝居もあります。東京は1月2月3月8月は断念しました。大阪でも4月末の緊急事態宣言以降いくつか中止になりました。来年は十二か月無事に劇場が開きますように、と切に祈ります。皆さん、マスク・手洗い・消毒を引き続き頑張りましょう。
今年も1年拙ブログをご覧くださり有難うございました。新しい年もよろしくお願い申し上げます。
↑写真は銀座和光の時計台にしました。こちらの建物、来年6月に「銀座和光」から「SEIKO HOUSE GINZA」という名前になるとか…。「え~~~っ」って思ったのはワタシだけはないと思います。銀座和光って普通名詞化しているように思うのですが…。
お江戸へも6回行ってました(ただし、公には3回ということで…。4・6・9月はひっそりこっそりなので…)。コロナ前と変わらない数字です。これは仕方ありません。何と言っても孝玉コンビの「桜姫東文章」と「四谷怪談」がかかったのですから。“令和の奇跡”と言われておりますが、コロナだからこそのご共演、ここだけはコロナに感謝です。「桜姫」は文字通り“伝説”のお舞台で、二度となさらない、私は決して見ることはできないと思っていたので、上演が発表された時はドキドキ、ワラワラ、フワフワと正気を保つことができませんでした。こればっかりはコロナがどういう状態であろうと、大人の常識も社会人としての自覚もかなぐり捨てて上京する!と固く決意、行ってまいりました。4月は千穐楽一歩手前で上演打ち切りとなりとても残念でしたが、6月と9月は千穐楽まで無事に幕が開きました。
「やっぱり孝玉コンビ、うふっ」を改めてはっきりくっきり実感しました。なんなんでしょうね、このお二人。若々しいけれど円熟している、普通では相容れないはずのものが同居しているんですよね。年齢を重ねるほど美しくなっている、瑞々しくなっているような気がします。だから「桜姫」のポスター(チラシ)も、36年前の青っぽいのもいいのですが、今のお二人であのポーズで撮影したものを見たかったなぁと今でも未練たらしく思っています。きっと色気ダダ洩れ、超エロいポスターになってたと思います。
孝夫さん、玉ちゃんそれぞれ単独のお舞台も見ているのですが、「桜姫」と「お岩様」に全部持ってかれた感があります。あ、顔見世の山蔭右京はかいらしくてよろしゅうございました。
文楽も大阪開催の4回と東京で1回見ました。4月に簑助さんが引退してしまわれたので、以前ほど「行きたい」って言う気持ちが起こらなくて、3部あっても3部とも見ることはなく、間引いて?見ています。お客さんが少ないように思うので、行かなきゃ!って思ってはいるのですが。
伝統芸能ではないお芝居は野田さんでした。「フェイクスピア」は久しぶりに野田さんらしいお芝居で楽しかったです。12月に「THE BEE」もありましたが、チケット代が8000円したので、孝夫さんや玉ちゃんを三階席で見ているのに、何だか申し訳ないような気がしてパスしました。歌舞伎ってお安い席があって、安くても見切れないという非常に良心的なエンタメだと思います。
コロナで行けなかったお芝居もあります。東京は1月2月3月8月は断念しました。大阪でも4月末の緊急事態宣言以降いくつか中止になりました。来年は十二か月無事に劇場が開きますように、と切に祈ります。皆さん、マスク・手洗い・消毒を引き続き頑張りましょう。
今年も1年拙ブログをご覧くださり有難うございました。新しい年もよろしくお願い申し上げます。
↑写真は銀座和光の時計台にしました。こちらの建物、来年6月に「銀座和光」から「SEIKO HOUSE GINZA」という名前になるとか…。「え~~~っ」って思ったのはワタシだけはないと思います。銀座和光って普通名詞化しているように思うのですが…。