おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

今年の永楽館歌舞伎

2023-04-29 23:32:33 | 先々の予定
 4年ぶりに「永楽館歌舞伎」が開催されます。以前よりは少し短くなって5日間、9回公演です。座頭は愛之助さんです。ワタシも4年ぶりの出石です。久しぶりに“お出かけ”できます。9月なので紅葉や新そばはまだですが、楽しみです。オッサレーなカフェにも行ってみたいなぁ…。10月は名古屋もあるし、今年の秋は“行楽の秋”を満喫できそうです。

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帰ります。

2023-04-23 20:09:43 | Tokyo
非常に非常に非常にお名残惜しいのですが帰ります。お弁当はなだ万です。別に東京でなくても買えるのですが、大丸で3割引と言われ、割引に弱い大阪のおばちゃんはお買い上げです。いろいろなものが入ってて、美味しくいただきました。

金曜から3連荘の夜の部でした。今日は残念ながら「連獅子」はパス、新幹線に乗り込みました。夜の部の終演は早いのですが、新幹線の駅からさらに小一時間かかるところなので、明日からの出勤を考えると少しでも早く帰っておこうかと…。

毎月思いますが、本当にお江戸は充実しております。 孝玉コンビの「与話情浮名横櫛」はわかっちゃいるけど、当然のことながら、皆さま異論のないところかと思いますが、最上級に素晴らしいお舞台でした。コンビ結成?50年超、一分の隙もない密着度、見てる方が「ええい、もう、勝手にやってろ!」って言いたくなりました。本当に良い景色でございました。

そして、その後の「連獅子」、舞台から放たれるパワーが凄くて、息をするのを忘れるくらい見入ってしまいました。今日は“安定”の三階席で、上からも見たかったです。

昼の部は亀ちゃんワールド炸裂、お若い方たちのそれぞれの見せ場たっぷり、面白く拝見しました。こっそり贔屓の鷹之資さんもキレッキレの立ち回り、願わくばもう少し長く見たかったです。

また明日から仕事頑張ります。
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観ました!

2023-04-21 18:08:09 | 観たもの
無事に幕が上がり、今、幕が下りました。今回は本当にドキドキしました。月初のことがあるので大丈夫かしらとヒヤヒヤもので、歌舞伎座に入るまで、心配しておりました。

久しぶりにラブラブ、イチャイチャ、キラキラのお二人を拝見できてよかったです。嬉しいっていうより、ホッとしました。ヨカッタ、ヨカッタ。
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お江戸へGO!

2023-04-21 11:39:34 | Tokyo
お江戸へ向かっております。下界はよく晴れているのですが、上空は典型的な春の空? 靄っております。一応、いつもの富士山撮影ポイントで撮ったのですが…。

新幹線はよく混んでいます。日本の人も外国の人も増えました。日本の経済のことを考えれば良いことなんでしょうが、コロナ渦中の一両に数人しか乗っていないっていう状況がとても懐かしく感じられるのはなぜなんでしょうか。

いろいろな意味でドキドキな遠征です。美しい孝玉コンビを見るんだ!という気持ちを強く持ってまいります。
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左團次さん

2023-04-16 22:46:26 | 訃報
 市川左團次さんが右下葉肺がんのためお亡くなりになりました。82歳でした。

 今月の歌舞伎座を休演されていたので心配しておりました。でも、来月は真秀クンの初舞台なので、きっと「口上」でお出ましになるんだろうなと思っていたのですが…。ほんと、びっくりしました。電車の中でネットニュースを見たのですが「あっ」って大きな声をあげそうになりました。最後のお舞台は1月の国立劇場だったそうで、それ、見に行きました。「行ける時に行っとかなあかんわっ!」という思いがまた強くなりました。

 左團次さんと言えば、「助六」の意休がすぐに思い浮かびます。意休ってずっと舞台にいるので結構大変なお役だと聞いたことがあります。他にも結構いろいろご出演で、結構いろいろ拝見してると思うのですが、それよりも「口上」です。「口上」に左團次さんが列座されているのがわかっただけでこちらもテンション上がりました。何か面白いことをおっしゃってくださるんですよね。昨年12月のエビサン襲名披露の「口上」は進行役だったので超大真面目、ワタシ的には物足りなかったです。その前の月は孝夫さんと並んで列座されていましたが、なぜか孝夫さんがボケ役?、毎度孝夫さんが左團次さんに自分の役名をお尋ねになったはりました。

 あとは「俳優祭」の「鈴ヶ森」です。いきなりシースルーのベビードールのお衣装(「お」をつけるもんなん?)で出て来られた時は、文字通り目が点、次の瞬間大爆笑でした。あの「鈴ヶ森」がワタシの初めての「鈴ヶ森」でして、その後本公演で「鈴ヶ森」を見ても、左團次さんのインパクトが強すぎて、普通に見られません。「これは『鈴ヶ森』ぢゃない!」って思ってしまうんですよね。このベビードールのお衣装、後日菊之助さんの結婚披露宴の余興でもお召しになったそうです。菊五郎劇団の方たちは慣れていらっしゃると思うのですが、吉右衛門さんはビックリされてのではないかと…。

 菊五郎さんのコメントが出てました。コメントを読んだだけで泣きそうになりました。孝夫さんも麻雀仲間?遊び仲間?だと何かのインタビューで読んだことがあります。さぞ悲しんでいらっしゃることと思います。

 あの豪快で愉快な左團次さんが見られなくなるなんて、本当に寂しくなります。ご冥福をお祈りいたします。

 上の写真は左團次さんのブログから拝借しました。2016年3月から更新はされていないのですが、ブックマークしてあります。今、また読んでたのですが、爆笑に次ぐ爆笑でした。ユーモアのセンスが秀逸です。このブログ、本にしてくださらないかしら…。
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「素踊りとお話」@南座

2023-04-15 09:25:47 | 先々の予定
 玉ちゃんの「素踊りとお話の会」が南座でも開催されます。ソースは「大阪府政だより」です。日にちは7月29日(土)・30日(日)の二日間です。この前の週の22日(土)・23日(日)は「人生は歌だけ」のコンサートがあって、8月は愛之助さんとの「怪談牡丹燈籠」があります。7月8月は京都は「玉ちゃん祭」ですね。楽しみです

 ちなみに7月は大阪の松竹座は孝夫さんです。演目はまだわかりませんが、日程によれば関西で孝玉コンビをご覧になれますよ。バラバラだけど…
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「書かれた顔4Kレストア版」@京・大阪

2023-04-15 00:21:50 | 先々の予定
 玉ちゃんの映画「書かれた顔4Kレストア版」の近畿地区での上映日が決まりました。

 4月21日(金)~5月4日(木)  京都シネマ
 5月20日(土)~(上映期間は未定)  シネ・ヌーヴォ

 京都シネマは時間も出ており、4月21日から27日までは13時35分開始15時15分終了です。28日以降は未定。

 行くとしたら京都でしょうか。ゴールデンウィークは南座の舞台体験を申し込んであるので、それとハシゴが出来たらいいのですが。



 
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七月の歌舞伎座

2023-04-14 23:21:49 | 先々の予定
 7月の歌舞伎座の予定が出ています。いつもより半月早いですね。それでも他の演劇に比べるとかなり遅いですが。前々からファンの間でその声が出ていて(Twitterで何度も見かけました)、発表が遅くて予定が立てづらい、他の予定を先に入れてしまって歌舞伎に行けない、歌舞伎の切符が売れないのもこのせい、といろいろご意見がございます。かく言うワタシも歌舞伎の発表を待って他の演劇の予定を入れようとすると切符が売り切れ、後ろの席しか残っていない等々で、結局歌舞伎ぢゃないお芝居に行けない、みたいな…。お客様の声を反映させたってことなんでしょうか。

 で、7月の歌舞伎座ですが、昼の部は亀ちゃん、夜の部はエビサンです。この演目と出演者なら7月は遠征お休みにしようかと思いましたが、亀ちゃんのほうはあまり上演されていない演目のようで、そんな珍しい演目であれば行っておいた方がいいのかしらとチラッと思ったり。しばらく悩みます。

 亀ちゃんの演目については猿三郎さんが以前のブログに書いていらっしゃいます。
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『わが心の歌舞伎座』予告編

2023-04-10 00:27:09 | 観たもの
『わが心の歌舞伎座』予告編


 予告編をupしておきます。上映劇場・スケジュールはコチラ。東銀座の東劇以外は13日(木)までです。
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今日はここ

2023-04-09 23:33:39 | 観たもの
 シネマ歌舞伎「わが心の歌舞伎座」を見てきました。
 
 作品紹介です。
 2009年、歌舞伎座の建替えによる休場が決まり、歌舞伎座さよなら公演が始まった。刻一刻と休場へと向かう中、数々の名舞台が生まれ続けた。その舞台に出演した名優たちが歌舞伎座への想いを語る。役への一念、受け継がれてきた名跡と芸、初舞台や思い出の舞台、先達の言葉、さらなる目標へと向かう志……。
 本作で初公開となる稽古風景や楽屋の日常、美術・音曲・衣裳・かつら・床山・小道具など舞台の制作現場を捉え、さらには歌舞伎座の歴史を彩る物故俳優の思い出も交えながら歌舞伎の真髄に迫る。
16か月に及ぶさよなら公演も千穐楽を迎え、その翌日に一般非公開で修祓式が行われ、遂に2010年4月30日の閉場式が始まる。「都風流」「京鹿子娘道成寺」が演じられた後、総勢300名の俳優と、溢れんばかりの客席の全員が想いを込めた手締式で歌舞伎座は幕を閉じる。
 そして俳優たちは、また次の舞台へと向かう―。

 2011年のシネマ歌舞伎で、今年は今の歌舞伎座の開場10周年に合わせて公開されました。初公開時も見てますが、なんせまだまだ歌舞伎ビギナーな頃、それなりに楽しみましたが、そこから10年以上経ってほぼ毎月のように歌舞伎を見ているワタシが今見たらどういう感じかなと思って見に行きました。

 ご出演の役者さんは登場順に、いずれも敬称略させていただきますが、中村芝翫、中村吉右衛門、市川團十郎、坂東玉三郎、中村富十郎、中村勘三郎、松本幸四郎、中村梅玉、片岡仁左衛門、坂田藤十郎、尾上菊五郎で、映像のみで市川猿之助と中村雀右衛門の13人、このうち7人の方がお亡くなりになっています。撮影されたのは今から13年前、皆さんお若いです。孝夫さんと玉ちゃんも歌舞伎のお舞台では若々しく年齢を感じさせませんが、素で出て来られると「若いなぁ~」ってしみじみ思いました。そうそう、玉ちゃんの足元は例のサンダルで、お気に入りなんですね、って思っておりました。

 構成はそれぞれの役者さんのインタビューと舞台映像(二つか三つ)で、それが11人分あります。3時間近い大作なので途中休憩がありました。

 お元気な勘三郎さん、「『春興鏡獅子』が最近ようやく音(演奏)に身を任せて踊れるようになった。でも年を取って身体が思うように動かなくなったらどうしよう」みたいなことをおっしゃっているのですが、年を取る前にお亡くなりになってしまったんですよね。言っても詮無いことなんですが、勘三郎さんと三津五郎さんが生きてらしたら、それで一つのブランド、キラーコンテンツになると思うので、ここまで孝玉コンビに負担を強いることもなかったのかなと…。個人的には“伝説の”孝玉コンビのお芝居をいろいろ見せていただけてウレシイんですけどね。

 猿之助さん(現・猿翁さん)は「黒塚」と「四の切」の映像が流れましたが、亀ちゃんもかなりレベルが高いと思っていましたが、それを軽く上回っていました。単に踊りのスキルってことではなく、何とも言えない雰囲気、オーラがすごくて、圧倒されました。團子ちゃんが「四の切」と「黒塚」が将来の目標だそうですが、おじいちゃまの域までになろうと思ったら、普通のお稽古ではダメでしょうね。ガンバレって思いました。

 團子ちゃんとコンビ?の美少年染五郎クンも写りこんでいましたが、それよりもお父様の幸四郎さんの美少年(美青年?)にビックリしました。白鸚さんの弁慶の時に義経をお勤めなんですが、本当にきれいな義経で、よく「僕(幸四郎さん)だって、昔は美少年って言われてたんです」てジョークを飛ばしていらっしゃいますが、まんざらジョークでもないようです。整ったきれいなお顔でした。

 その白鸚さんが「寺子屋」の松王をなさっていたのですが、首実検がいつもと違うような感じがして、あれが高麗屋の型かしらと帰ってから思いました。昨年、高麗屋と音羽屋の型を日替わりで上演され、続きで見ようと思ってたのに台風で見られなかったので…。←こういうのが、歌舞伎をよー見るようになったからこその感想なんでしょうかね。

 旧の歌舞伎座は3回しか行ったことがなく、そのうち2回はサヨナラ公演だったので、劇場は押すな押すなの「サザエさん」に出てくるバーゲンセール会場のような状態で、内部の見学もほとんどできず、残念ながら映像を見ても「懐かしい」っていう感情はありませんでした。できれば今の歌舞伎座を使って「わが心の歌舞伎座」の新しいバージョンを作ってほしいなってちょっと思いました。今だとどなたがご出演になるんでしょうかね。
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