おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

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2019-12-31 16:50:30 | 観たもの
 今年もいよいよ押し詰まってまいりました。“令和最初”の年の瀬です。

 さて、今年のお芝居の数です。たぶん、こんなものかと。お芝居の数というよりも劇場に行った回数としたほうがいいかと思います。ほぼ毎週末は劇場に行ってました。たまに何も予定のない週末を迎えると変な感じでした。

 やはり圧倒的に歌舞伎です。毎月見てたような気がしますが、5月はなかったです。関西だけで毎月歌舞伎というのは無理なので、遠征がないと見ることができない月も出てきます。5月は「團菊祭」なので、出張とかがない限り自分から遠征することはまずない月なんです。

 孝夫さんは2月、3月、4月、7月、9月、10月、12月と拝見しました。玉ちゃんは2月、3月、7月(お歌)、8月、12月でした。2月は1年ぶりの孝玉コンビでした。美代吉つぁんとクソ三次(←褒めてます)、本当によかったです。こういうわる~~い孝夫さん、好きです。対極にある「吉田屋」のアホぼんもいいんですけどね。3月4月はキリっとした武将、7月は鬼気迫る碇知盛、9月はかっこよくてセクシーな弁慶、10月はほわほわの身代わり座禅、12月は安定の由良さん、全て結構でございました。玉ちゃんは3月と12月は「阿古屋」、昨年の12月も「阿古屋」だったので、1年のうちに3回も見ているような計算です。これで来年8月の南座も「阿古屋」だったら、暴れるかもしれません。8月と12月は新作歌舞伎も手掛けられました。玉ちゃんの新作歌舞伎、ちょっと苦手かもしれません。ワタシの知性と教養(ってあるんですか?という問題はさておき)ではちょっとついていけないかもと思いました。孝夫さんはもちろんですが、大御所とのご共演を望みます。

 9月の秀山祭は孝夫さんの弁慶だけでなく、全体に非常に見応えがあって、「遠征してよかった」と思えるものでした。6月も昼の部は大御所の古典歌舞伎、夜の部はみたに歌舞伎でこちらも東京でないと拝見できない演目ばかりでした。やっぱり、関西での公演は皆さんご宿泊いただかないといけないので、なかなか揃いませんね。“歌舞伎座建替バブル”の頃が懐かしいです。

 上方歌舞伎のお弟子さんの「晴の会」と「上方歌舞伎会」も年々レベルが上がっています。そのおかげで、千次郎さん、松十郎さん、千壽さんが通常の歌舞伎公演でも良いお役がついています。歌舞伎座で上方のお弟子さんのご活躍を拝見すると本当にうれしいです。秀太郎さんもさぞお喜びかと…。あ、でも、秀太郎さんは「もっと上へ」を目指していらっしゃるので、ダメ出し連発かもしれませんが。

 文楽は1月4月7月11月の定期公演と6月の鑑賞教室です。1月は文楽でも「阿古屋」がかかりました。これ、結構好きなんです。お人形の動きも三曲の演奏もそれはそれは見事です。今年は国立文楽劇場開場35周年記念で「忠臣蔵」の通し上演が4月・7月・11月の3回に分けてありました。間が空くので「どうかなぁ」と思いつつ、11月の最後の十一段目が終わったときはすごい達成感がありました(ちゃんと見てた(聞いてた)かは別にして)。

 新派は6月、8月、9月に行きました。6月は三越劇場で篠井英介さんが客演されました。雪之丞さんとの“女形対決”、とてもよかったので、ぜひまたご共演をお願いしたいものです。8月は山村美紗サスペンス、これもよかったのでぜひシリーズ化を!9月は大阪でした。緑郎さん、藤山直美さんとの共演もあったので、今年は4回見ました。結構な確率で拝見しております。緑郎さんも格好いいですよね。玉ちゃんが相手役に指名していたのも頷けます。

 (純粋に)歌舞伎ぢゃないお芝居は内野聖陽さんの「化粧」、文学座の「ガラスの動物園」、NODAMAPの「Q」の3本です。どれも良くて(っていうかちょっと懐かしい感じ?遠い目のような感じ?)、歌舞伎以外も行こう!と思うのですが、こういう系のお芝居ってどれも前売りが早くて、歌舞伎遠征との兼ね合いを考えるとなかなか予定を立てづらい面があります。

 それと今年は「浪曲デビュー」を果たしました。来年は講談デビューを狙っています。

 2019年も本当によく見ました。おそらく収入のほとんどを観劇につぎ込んでいるような、計算するのが空恐ろしくなります。そりゃ、毎月お金がないのは当然かと…。でも、これだけ行けるって丈夫に生んでくれた両親のおかげかと感謝です。病気らしい病気をすることもなく、69回、どれ一つ欠席しませんでした。有難いことです。

 今年も一年有難うございました。拙いこのブログへのご訪問感謝申し上げます。更新も滞りがちで、ワタシの“老後の楽しみ”のためにももう少し頻度を上げたいのですが…。

 新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。ではではどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
(↑写真は特に意味もなく東京駅です。強いて言えば、東京の歌舞伎座観劇が一番多かったから?)
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當る子歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎

2019-12-30 22:47:24 | 観たもの
 南座の顔見世です。昼夜2回ずつまいりました。24日は大阪府の半額鑑賞会でgetしたお席、花道裏のドブ席なのでどうかしらと思いましたが、案外よかったです。以前にも一度、ドブ席で見たことがあったのですが、その時は目の高さに花道があったように思ったのですが、改装で低くなったのか、肩ぐらいの高さでした。なので、視界も遮られることなく、舞台も上手側の端まで十分見えました。昼の部が9列目、夜の部が7列目と、いわゆる「とちり」の位置でした。

 昼の部は「輝虎配膳」からです。秀太郎さん、さすがの越路でございました。タイトルからすれば、愛之助さんの輝虎が主役なんでしょうか。でも、完全に主役は秀太郎さんでした。白髪のりっぱな「婆」でした。幕外の引っ込み、目にいっぱいの涙をためていらっしゃって、でも決して涙をこぼすことなく、まっすぐ前を見つめ、花道を引っ込まれました。

 「戻駕色相肩」は梅玉さんと時蔵さん、莟玉さんがご出演です。莟玉さんの禿、やっぱりお可愛らしく、「かいらしいねぇ」とついぼそっと言ってしまいました。

 「金閣寺」は、やはり全編見ることは叶いませんでした。昨夜のNHKの劇場中継でダイジェスト版をやってましたが、ダイジェストでも「え、こんなとこあった?」と何度も思い、見ている時間が圧倒的に少ないということが改めてわかりました。壱太郎さんの雪姫、よろしゅうございました。来月は演舞場でタカタロさんの「雪姫」です。玉ちゃんご指導だそうで、それならばちょっと見てもよかったかもと思いました。

 「七段目」は孝夫さんに尽きます。完全に手の内と言いましょうか、由良さん=孝夫さんです。力弥が密書を届けに来た時、それまでのほわほわした酔っ払いから、瞬間的にキリっとしたお顔に変わる孝夫さん、ステキです。裏花とは言え、花道横だったので、花道の門?のところまで出てこられたとき、ちょうど真正面からお顔を見たのですが、「あぁ、やっぱり男前やわぁ」と至極まっとうな、未来永劫変わることのない感想を呟いてしまいました。

 仲居で梅花さんがご出演で、先日の中村屋特番で見たばかりだったので、「え、今月歌舞伎座と違うん?」って一瞬思ったのですが、あれは3月の歌舞伎座でした。お稽古の時から梅花さんが勘太郎ちゃんに付いていらっしゃったってことは、本番の後見(黒子)も梅花さんがなさってたってことなんでしょうか。梅花さんほどの大ベテランでも、すごく緊張してらして、孝夫さんのダメ出しにも真剣に対応されていてちょっとビックリしました。

 夜の部は「堀川波の鼓」、昨夜の劇場中継でフル中継してました。4時に昼の部が終わり、4時45分から夜の部で、孝夫さん引き続きのご出演なので大丈夫かしら?と思ったのですが、孝夫さんの出番は1時間15分の上演時間中、最後の20分くらいでした。

 顔見世では31年ぶりの上演、近松の三大姦通ものの一つと前宣伝があって、期待して見ましたが、ツィッターの評判は非常に良いようですが、私はもひとつ合いませんでした。初日に見て「初日だからかなぁ」と思い、2回目に期待したのですが、孝夫さんのご出演の時間が短いせいもあるのでしょうけれど、時蔵さんのお種がどうもいけません。時蔵さんではなく、お種という人物が「何だかなぁ」と思ってしまうのです。孝夫さんの彦九郎とラブラブという設定なんですが、であればね、と思ってしまう訳です。彦九郎の幕切れの最後の一言、確かにぐっとは来ますが、泣けるほどではありませんでした。←あくまで個人的感想です。「よかった」って方の感想が圧倒的に多いので。

 「釣女」はがんじろはんのための舞踊でした。愛之助さんもわざと三枚目なお顔、それに対し、隼人クンと莟玉クンの見目麗しきカップル、少女マンガから抜け出たような完璧な美しさでした。24日はクリスマスイブだったので、がんじろはんがサンタの帽子をかんざしのように頭に挿していらっしゃいました。

 「魚屋宗五郎」は休憩時間でした。芝翫さんが苦手なんだなぁと最近わかってきました。がなり立てる台詞が性に合わないんでしょうね。

 最後の「越後獅子」は若手4名の舞踊です。隼人クンが花道でひとしきり踊る場面がありましたが、ちょうど真横で見上げておりました。キビキビと爽やかに軽やかに踊ってて、打ち出しにぴったりの演目でした。
 
 
 24日の座席から見た舞台です。南座は間口が狭いので、上手までよく見渡せました。

 
 顔見世の時だけある竹馬

 
 お弁当は下鴨福助のお寿司

 
 おやつは歌舞伎にゃんたろうのドーナツ
 顔見世の間だけの特別販売で、初日に行ったときは「6個入り1800円」しかなかったのですが、24日に行ったら、1個から売ってたので買いました。カスタードクリームが入ったドーナツで、甘さ控えめで美味しかったです。

 《オマケ》
 
 仙太郎のあぶり餅
 南座顔見世の定番おやつなんですが、今回はずっと売り切れで食べそびれていました。今日、梅田阪急に行ったら、まだ残っててしかも「本日最終日」とあったので、長蛇の列だったんですが、がんばって並んで買ってきました。これでようやく年が越せます。
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ノガラッツァ

2019-12-29 22:10:11 | 食べたもの
 中之島ダイビルにあるイタリアンのノガラッツァです。艦長さま主催の忘年会がこちらのお店でありました。こちら、9月に懇親会で使おうとして、諸般の事情でキャンセルになったお店です。スポンサー様を見つけ、リベンジしてきました。

 
 スペシャル前菜盛り合わせ
 生ハムやファアグラ、イカ、エビ、サバ等々、盛沢山な前菜でした。いろいろなお味で、この時点で既に“満足”でした。

 
 境港産天然ブリのカルパッチョ、自然薯のゼリーよせ 日野菜のドレッシング
 白いキューブ状のものが自然薯なんですが、自然薯をそのままカットしたのではなく、いったんすりつぶしてからお味をつけてフワッと固めてありました。

 
 淡路3年とらふぐのパートフィロー包み焼、広島産牡蠣とふぐの煮凝りスープ
 スープのお味が絶品でした。

 
 伊吹そば粉と宇治抹茶を練りこんだタリアテッレ、富山産ずわい蟹とフルーツトマトの冷製
 和風っぽいのかなと思っていたら、ちゃんとイタリアンなパスタでした。

 
 鹿児島産和牛フィレ肉の炭火焼き
 これまでのお料理に比べるといたってシンプルなステーキでした。

 
 お口なおし りんごのソルベ かりんソース
 
 多田農園の女峰いちごのソルベ、カンノーロ添え
 
 コーヒーとプティフール
 甘いもの好きとしては、デザートで三品もいただけてHappyでした。もちろんどれも美味しくいただきました。

 どれもこれも非常に凝ってて見た目も麗しく、お味も変に奇をてらってなくて、それでいて当たり前ではなく、すっと口に入ります。2019年の掉尾を飾る素晴らしいディナーとなりました。艦長さまご馳走様でした。

 あ、ワインが映っていませんが、スパークリング、白、赤といただきました。グラスワインですが、五種類から選ばせてもらえました。
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三月の歌舞伎座

2019-12-26 23:09:54 | 先々の予定
 来年三月の歌舞伎座の演目と配役が発表されました。孝夫さんご出演でございます。少し前から都民鑑賞会?の情報から「どうもご出演らしい」と聞いていました。拝見できるのは嬉しいのですが、ただ、2月は文字通り“全身全霊”で菅丞相様をお勤めになり、4月は過酷な巡業がありますので、その間お休みもなく公演が続くってちょっと心配です。

 と言いつつ、吉右衛門さんとのご共演がございます。歌舞伎界お芝居上手いツートップが同じお芝居にご出演でございます。同じ月にご出演はあっても、共演まではなかなかなかったので、それはそれで楽しみなんですが。しかも昼の部だけのご出演、お財布にもやさしゅうございます。

 そして、幸四郎さんの「沼津」です。9月の秀山祭で吉右衛門さんが休演された際に三日間だけ代役をお勤めになったそうですが、今回は本役です。白鸚さんが平作です。本当の親子で、ちゃんと親と子の役で共演されるんですね。白鸚さんの老け役って珍しいですよね。こちらも楽しみですが、夜の部は孝夫さんはご出演ではないので、当然3階です。一度、一階の通路側に座ってみたいとは思っているのですが。

 演目と出演者です。
 【昼の部】
一、雛祭り
 女雛    福助
 男雛    芝翫
 左大臣   彌十郎
 右大臣   東蔵

通し狂言
二、新薄雪物語
   花見 詮議 広間 合腹
 幸崎伊賀守   吉右衛門
 葛城民部    梅玉
 秋月大膳    歌六
 腰元籬     扇雀
 奴妻平     芝翫
 薄雪姫     孝太郎
 園部左衛門   幸四郎
 刎川兵蔵    錦之助
 団九郎     又五郎
 松ヶ枝     雀右衛門
 梅の方     魁春
 園部兵衛    仁左衛門

 【夜の部】
一、梶原平三誉石切
   鶴ヶ岡八幡社頭の場
 梶原平三景時   白鸚
 俣野五郎     錦之助
 梢高麗蔵
 青貝師六郎太夫  錦吾
 大庭三郎     芝翫

二、高坏
 次郎冠者    幸四郎

三、伊賀越道中双六 沼津
 呉服屋十兵衛  幸四郎
 平作娘お米   孝太郎
 池添孫八    彌十郎
 雲助平作    白鸚




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しらたまや

2019-12-25 23:32:05 | 食べたもの
 毎度おなじみの“歌舞伎ファンが集う小料理屋”しらたまやさんです。今回は二夜ともおじゃましました。

 一日目
 
 タコの柔らか煮
 本当に柔らかく煮てあります。ビールは(ボトルの写真はありませんが)川越のクラフトビール、coedoビールでした。

 
 自家製カラスミ
 とても気が遠くなるような工程を経て作られたカラスミです。

 
 日本酒投入。カラスミによく合います。

 
 ふろふき大根
 
 
 牡蠣ごはん
 大きくてぷっくりした牡蠣がたまりません。

 
 りんごのコンポート
 歌舞伎座の「白雪姫」にちなんでのデザートです。

 二日目
 
 ビールは志賀高原ビールのIPA。しっかりとしたテーストです。おしぼりは孝夫さんのお家の二引をご用意くださいました。

 
 くらかけ豆とお野菜と鶏肉の煮物
 煮物の中心にあるのはゴボウです。関東のどちらかの地野菜だそうです(聞いたけど失念)。食べたら確かにゴボウでした。こちらの煮物はお味がよく染みているのに、ちゃんと野菜それぞれのお味もあって、美味しく煮ていらっしゃいます。

 
 日本酒投入

 
 シシャモの燻製
 これも自家製です。日本酒に合います。

 
 
 牡蠣ごはんとりんご

 二日ともお席は満席でした。演舞場帰りの人がほとんどで、しかも非常に盛り上がっていらっしゃって、歌舞伎座帰りは少々肩身が狭い思いをいたしましたが、いろいろなお話が伺えて楽しい歌舞伎アフターとなりました。「しらたまやさんに行く」ことも遠征の目的のひとつになりつつあります。来月もまた行けるかなぁ…。
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仁左さま@歌舞伎美人

2019-12-21 22:43:15 | その他いろいろ(歌舞伎)
 孝夫さんが新作シネマ歌舞伎「廓文章吉田屋」について記者会見された様子が歌舞伎美人のサイトにupされていますのでご紹介いたします。

 その中で玉ちゃんのこともおっしゃっていますね。この文章を書かれた記者の方も相当孝玉コンビに思い入れがおありのようにお見受けいたしました。玉ちゃんも以前孝夫さんとなら「お稽古しなくても自然と台詞が出てくる」と書いていらっしゃいました。そんなにぴったりのお二人ならば、ほんと、ご遠慮なさらずにもっとご共演くださったらいいのに、ねぇ、奥さん! 何なら、12か月毎月でも結構でございますんですよ。毎月孝玉コンビなんて、想像しただけで、キラキラしてきます。

 記事の一番下の笑顔のお写真、特に、格別、マーベラスにステキです。こちらも自然とうふっとなります。お衣装がDUNHILLの提供です。あちゃらのスーツをこんなにピシッと着こなせる日本人なんてまずいませんよね。本当によくお似合いです。お着物でもお洋服でもさらっと格好良く見せる孝夫さん。若手もガンバレ!
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小春ちゃん、カムバック!

2019-12-18 23:39:08 | 先々の予定
 来月の松竹座の夜の部に幸四郎さんの「伏見の富くじ」がかかることは既にご紹介済み、チケットも確保しましたが、そちらに千壽さんが「狆の小春」でご出演とご自身のツィッターで呟いていらっしゃいました。「小春ちゃんカムバック」でございます。千壽さんのコメディエンヌ?ぶりが最大限に発揮されるお役です。幸四郎さんが今回はどんなギャグ?をぶっこんでくるのか、それに対してどう応戦するのか、めっちゃ楽しみです。

 先日しらたまやさんに寄ったら、女将さんも1月は来阪するとおっしゃっていました。その理由は、私がいつも「伏見の富くじ」がいかに面白いかと熱弁をふるっていたからだそうです。「おとらさんがあれだけ熱心におっしゃってたんですもの、行かなきゃ」と言っていただきました。千壽さんの小春ちゃんが出れば面白いことは間違いなしなのできっと喜んでいただけるかと思います。

 さすがに吉太朗クンの禿は年齢的にもう無理で、「また脱げた」「言うたらあかん」の絶妙の間が聞けないのはちと残念です。
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帰ります

2019-12-16 19:02:02 | Tokyo
二泊三日の遠征を終え帰ります。お弁当は銀座山登り、ビールは安定のエビスビールです。

歌舞伎座の昼夜を2回ずつ、ほぼ歌舞伎座で過ごしました。夜の部は、正直なところ、1回でもよかったかなと思いました。新作の「白雪姫」、寝落ちもしなかったので、面白くないことはないのだけれど、子役ちゃんの七人の妖精が思ってた以上に出番が多く、一体ワタシは何を見にきたのだろうか?とちょっと思ってしまいました。玉ちゃんファンにあるまじき発言で申し訳 ございません。

東京遠征納めでした。今年は7回上京しました。来年も1月から遠征です。風邪などひかぬよう頑張ります!
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お江戸へGO!

2019-12-14 11:14:55 | Tokyo
お江戸へ向かっております。久しぶりにはっきりくっきりとした富士山が拝めました。電線が写り込んでいるのはご愛敬ということで…。車掌さんからも「富士山が見えます」とアナウンスがありました。

3ヶ月ぶりの上京です。ちょっとドキドキしています。同僚から「東京はイルミネーションがきれいでしょうね」と言われましたが、ほぼ劇場にこもりきり、ワタシにイルミネーションを見るタイミングはあるのでしょうか。銀座の中央通りくらいですかね?

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松竹大歌舞伎 西コース

2019-12-10 23:15:07 | 先々の予定
 来年4月の巡業の予定が出ました。孝夫さんご出演でございます。お近くまで来てくださるので、どこかで行こうと思っています。

【演目と配役】 
一、正札附根元草摺
     曽我五郎時致  中村 橋之助
     小林妹舞鶴   中村 壱太郎

二、義経千本桜
   木の実
   小金吾討死
   すし屋
     いがみの権太     片岡 仁左衛門
     弥助実は三位中将維盛 片岡 孝太郎
     お里         中村 壱太郎
     主馬小金吾      中村 橋之助
     弥左衛門女房お米   中村 梅花
     猪熊大之進      片岡 松之助
     若葉の内侍      澤村 宗之助
     権太女房小せん    上村 吉弥
     梶原平三景時     市川 男女蔵
     鮓屋弥左衛門     坂東 彌十郎

【スケジュール】
 
 

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