今年もいよいよ押し詰まってまいりました。“令和最初”の年の瀬です。
さて、今年のお芝居の数です。たぶん、こんなものかと。お芝居の数というよりも劇場に行った回数としたほうがいいかと思います。ほぼ毎週末は劇場に行ってました。たまに何も予定のない週末を迎えると変な感じでした。
やはり圧倒的に歌舞伎です。毎月見てたような気がしますが、5月はなかったです。関西だけで毎月歌舞伎というのは無理なので、遠征がないと見ることができない月も出てきます。5月は「團菊祭」なので、出張とかがない限り自分から遠征することはまずない月なんです。
孝夫さんは2月、3月、4月、7月、9月、10月、12月と拝見しました。玉ちゃんは2月、3月、7月(お歌)、8月、12月でした。2月は1年ぶりの孝玉コンビでした。美代吉つぁんとクソ三次(←褒めてます)、本当によかったです。こういうわる~~い孝夫さん、好きです。対極にある「吉田屋」のアホぼんもいいんですけどね。3月4月はキリっとした武将、7月は鬼気迫る碇知盛、9月はかっこよくてセクシーな弁慶、10月はほわほわの身代わり座禅、12月は安定の由良さん、全て結構でございました。玉ちゃんは3月と12月は「阿古屋」、昨年の12月も「阿古屋」だったので、1年のうちに3回も見ているような計算です。これで来年8月の南座も「阿古屋」だったら、暴れるかもしれません。8月と12月は新作歌舞伎も手掛けられました。玉ちゃんの新作歌舞伎、ちょっと苦手かもしれません。ワタシの知性と教養(ってあるんですか?という問題はさておき)ではちょっとついていけないかもと思いました。孝夫さんはもちろんですが、大御所とのご共演を望みます。
9月の秀山祭は孝夫さんの弁慶だけでなく、全体に非常に見応えがあって、「遠征してよかった」と思えるものでした。6月も昼の部は大御所の古典歌舞伎、夜の部はみたに歌舞伎でこちらも東京でないと拝見できない演目ばかりでした。やっぱり、関西での公演は皆さんご宿泊いただかないといけないので、なかなか揃いませんね。“歌舞伎座建替バブル”の頃が懐かしいです。
上方歌舞伎のお弟子さんの「晴の会」と「上方歌舞伎会」も年々レベルが上がっています。そのおかげで、千次郎さん、松十郎さん、千壽さんが通常の歌舞伎公演でも良いお役がついています。歌舞伎座で上方のお弟子さんのご活躍を拝見すると本当にうれしいです。秀太郎さんもさぞお喜びかと…。あ、でも、秀太郎さんは「もっと上へ」を目指していらっしゃるので、ダメ出し連発かもしれませんが。
文楽は1月4月7月11月の定期公演と6月の鑑賞教室です。1月は文楽でも「阿古屋」がかかりました。これ、結構好きなんです。お人形の動きも三曲の演奏もそれはそれは見事です。今年は国立文楽劇場開場35周年記念で「忠臣蔵」の通し上演が4月・7月・11月の3回に分けてありました。間が空くので「どうかなぁ」と思いつつ、11月の最後の十一段目が終わったときはすごい達成感がありました(ちゃんと見てた(聞いてた)かは別にして)。
新派は6月、8月、9月に行きました。6月は三越劇場で篠井英介さんが客演されました。雪之丞さんとの“女形対決”、とてもよかったので、ぜひまたご共演をお願いしたいものです。8月は山村美紗サスペンス、これもよかったのでぜひシリーズ化を!9月は大阪でした。緑郎さん、藤山直美さんとの共演もあったので、今年は4回見ました。結構な確率で拝見しております。緑郎さんも格好いいですよね。玉ちゃんが相手役に指名していたのも頷けます。
(純粋に)歌舞伎ぢゃないお芝居は内野聖陽さんの「化粧」、文学座の「ガラスの動物園」、NODAMAPの「Q」の3本です。どれも良くて(っていうかちょっと懐かしい感じ?遠い目のような感じ?)、歌舞伎以外も行こう!と思うのですが、こういう系のお芝居ってどれも前売りが早くて、歌舞伎遠征との兼ね合いを考えるとなかなか予定を立てづらい面があります。
それと今年は「浪曲デビュー」を果たしました。来年は講談デビューを狙っています。
2019年も本当によく見ました。おそらく収入のほとんどを観劇につぎ込んでいるような、計算するのが空恐ろしくなります。そりゃ、毎月お金がないのは当然かと…。でも、これだけ行けるって丈夫に生んでくれた両親のおかげかと感謝です。病気らしい病気をすることもなく、69回、どれ一つ欠席しませんでした。有難いことです。
今年も一年有難うございました。拙いこのブログへのご訪問感謝申し上げます。更新も滞りがちで、ワタシの“老後の楽しみ”のためにももう少し頻度を上げたいのですが…。
新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。ではではどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
(↑写真は特に意味もなく東京駅です。強いて言えば、東京の歌舞伎座観劇が一番多かったから?)
さて、今年のお芝居の数です。たぶん、こんなものかと。お芝居の数というよりも劇場に行った回数としたほうがいいかと思います。ほぼ毎週末は劇場に行ってました。たまに何も予定のない週末を迎えると変な感じでした。
やはり圧倒的に歌舞伎です。毎月見てたような気がしますが、5月はなかったです。関西だけで毎月歌舞伎というのは無理なので、遠征がないと見ることができない月も出てきます。5月は「團菊祭」なので、出張とかがない限り自分から遠征することはまずない月なんです。
孝夫さんは2月、3月、4月、7月、9月、10月、12月と拝見しました。玉ちゃんは2月、3月、7月(お歌)、8月、12月でした。2月は1年ぶりの孝玉コンビでした。美代吉つぁんとクソ三次(←褒めてます)、本当によかったです。こういうわる~~い孝夫さん、好きです。対極にある「吉田屋」のアホぼんもいいんですけどね。3月4月はキリっとした武将、7月は鬼気迫る碇知盛、9月はかっこよくてセクシーな弁慶、10月はほわほわの身代わり座禅、12月は安定の由良さん、全て結構でございました。玉ちゃんは3月と12月は「阿古屋」、昨年の12月も「阿古屋」だったので、1年のうちに3回も見ているような計算です。これで来年8月の南座も「阿古屋」だったら、暴れるかもしれません。8月と12月は新作歌舞伎も手掛けられました。玉ちゃんの新作歌舞伎、ちょっと苦手かもしれません。ワタシの知性と教養(ってあるんですか?という問題はさておき)ではちょっとついていけないかもと思いました。孝夫さんはもちろんですが、大御所とのご共演を望みます。
9月の秀山祭は孝夫さんの弁慶だけでなく、全体に非常に見応えがあって、「遠征してよかった」と思えるものでした。6月も昼の部は大御所の古典歌舞伎、夜の部はみたに歌舞伎でこちらも東京でないと拝見できない演目ばかりでした。やっぱり、関西での公演は皆さんご宿泊いただかないといけないので、なかなか揃いませんね。“歌舞伎座建替バブル”の頃が懐かしいです。
上方歌舞伎のお弟子さんの「晴の会」と「上方歌舞伎会」も年々レベルが上がっています。そのおかげで、千次郎さん、松十郎さん、千壽さんが通常の歌舞伎公演でも良いお役がついています。歌舞伎座で上方のお弟子さんのご活躍を拝見すると本当にうれしいです。秀太郎さんもさぞお喜びかと…。あ、でも、秀太郎さんは「もっと上へ」を目指していらっしゃるので、ダメ出し連発かもしれませんが。
文楽は1月4月7月11月の定期公演と6月の鑑賞教室です。1月は文楽でも「阿古屋」がかかりました。これ、結構好きなんです。お人形の動きも三曲の演奏もそれはそれは見事です。今年は国立文楽劇場開場35周年記念で「忠臣蔵」の通し上演が4月・7月・11月の3回に分けてありました。間が空くので「どうかなぁ」と思いつつ、11月の最後の十一段目が終わったときはすごい達成感がありました(ちゃんと見てた(聞いてた)かは別にして)。
新派は6月、8月、9月に行きました。6月は三越劇場で篠井英介さんが客演されました。雪之丞さんとの“女形対決”、とてもよかったので、ぜひまたご共演をお願いしたいものです。8月は山村美紗サスペンス、これもよかったのでぜひシリーズ化を!9月は大阪でした。緑郎さん、藤山直美さんとの共演もあったので、今年は4回見ました。結構な確率で拝見しております。緑郎さんも格好いいですよね。玉ちゃんが相手役に指名していたのも頷けます。
(純粋に)歌舞伎ぢゃないお芝居は内野聖陽さんの「化粧」、文学座の「ガラスの動物園」、NODAMAPの「Q」の3本です。どれも良くて(っていうかちょっと懐かしい感じ?遠い目のような感じ?)、歌舞伎以外も行こう!と思うのですが、こういう系のお芝居ってどれも前売りが早くて、歌舞伎遠征との兼ね合いを考えるとなかなか予定を立てづらい面があります。
それと今年は「浪曲デビュー」を果たしました。来年は講談デビューを狙っています。
2019年も本当によく見ました。おそらく収入のほとんどを観劇につぎ込んでいるような、計算するのが空恐ろしくなります。そりゃ、毎月お金がないのは当然かと…。でも、これだけ行けるって丈夫に生んでくれた両親のおかげかと感謝です。病気らしい病気をすることもなく、69回、どれ一つ欠席しませんでした。有難いことです。
今年も一年有難うございました。拙いこのブログへのご訪問感謝申し上げます。更新も滞りがちで、ワタシの“老後の楽しみ”のためにももう少し頻度を上げたいのですが…。
新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。ではではどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
(↑写真は特に意味もなく東京駅です。強いて言えば、東京の歌舞伎座観劇が一番多かったから?)