おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

文化財修理の最先端

2021-01-31 17:40:19 | 見たもの
 京都国立博物館で開催された「文化財修理の最先端」という展覧会です。

 展覧会の概要です。
 
京都国立博物館の敷地内に併設されている文化財保存修理所は、指定文化財を安全に修理することを目的とし、1980年7月に設置されました。公営修復施設としては日本で初めてのものであり、2020年に開所40周年を迎えました。これを記念し、近年修復された文化財の中でも特に注目される作品を厳選して展示いたします。
 日本の文化財は大半が脆弱な有機物を素材としており、約100年に一度は定期的な修理を行わなければなりません。異なる素材を複合させながら発達した日本の修復技術は、古い作品を大切にして、後世へ伝えようとする人々の心と日本の自然が生み出した、人文遺産そのものです。
 この特別企画では、世代を超えて受け継がれてきた文化財を、文化財修理という切り口からご紹介いたします。

 ↑この概要が全てっちゃ全てなんですが、それではブログの記事になりませんので…。当初は昨年7月に開催予定でしたが、コロナの関係で会期が変更になりました。ご自分のところのものなので(寄託とかもありますが)、少々展示時期が変わっても開催できるんでしょうね。ワタシがずっと「行きたい」と熱望していた現美の「石岡瑛子展」は、本当はどこかへ巡回するはずだったようなんですが(どこかは不明)、コロナで会期変更したので、展示作品を借りている関係で巡回できなくなったそうです

 話がそれました。とても興味深い展覧会でした。「修理」と言っても、文化財なので完全にきれいにしてしまってはいけません。絵の具が剥落しているからそこを着色するとか、繊維が裂けているからそこに新しい繊維を当てるとか、紙が傷んでいるから新しい紙にするとか、そういうことではありません。「今見えている状態」のまま修理します。だから、修理の前に顕微鏡やエックス線で見て、どこを修理しなければいけないのかを特定し、その材料は何を使っているのか解明し、できるだけそれに近い材料を準備しないといけません。

 展示されているのは修理が終わった作品で、キャプションの横に「どこをどう修理したのか」という説明がありました。ただ、修理前の写真が白黒で説明を読んだだけではいまいち理解できず、いつもは買わない図録を買ってしまいました。

 解体修理をする過程で、いろいろな発見もあります。京都・立本寺の「金字法華経宝塔曼陀羅図」は裏紙を外すと、もともとは法隆寺東院北室の所蔵だったそうです。その後、江戸で修理されたこともわかったそうです。あるいは、表装されたものの軸木の中から文書が出てきたり、軸木の中に文字があったりと、"開けてびっくり!"みたいなこともあるようです。

 思わず見入ったのは、「騎馬武者像」という絵、長らく「足利尊氏」と言われてきたのが、近年「高師直」という説がでてきたそうです。高師直って、「忠臣蔵」では白髪のじいさんというイメージなので、ちょっとびっくりしました。

 紙系の修理(ざっくりでスミマセン)は、水にぬれて波打った紙は上下で幅が変わっているので、加湿の割合を上下で変えてプレス乾燥を施してフラットにするそうです。補修紙が既存のものでない場合は、修理される方自らが紙漉きを行い、作製・補修されたそうです。いろいろな技術が必要なんですね。
 
 布ならコレ、紙ならコレ、糸ならコレ、…という決まった修理方法や材料があるわけではなく、それぞれに合わせて修理を行う、ベストな方法を探さなければなりません。年単位でのお仕事のようです。展示の間に修理の様子を伝えるパネルもありましたが、気が遠くなりそうな細かくて根気のいる作業です。

 ↑上のポスターの絵は伊藤若冲です。若冲を持ってくるって、ちょっとあざといかなと思わなくはないのですが、若冲の「石燈籠図屏風」という六曲一双の屏風です。襲木は修理設計当初は黒漆塗を新調する予定だったのを、修理過程で旧襲木が屋久杉材とみられることが判明し、屋久杉材で新調したそうです。

 したいところですが、会期が今日まででした。

 京博は3月27日から「鑑真和上と戒律のあゆみ」という展覧会があり、「鑑真和上像」が展示されます。日本史で習ってから一度実物を見たいと思いながら、まだ見ておりません。唐招提寺でも公開の期間が限られていたように思います。この機会にぜひ!と思っております。
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仁左さま@古典芸能への招待

2021-01-29 23:43:42 | 先々の予定
 1月31日のEテレの「古典芸能への招待」は孝夫さんの一世一代の「女殺油地獄」でございます。孝夫さんのインタビュー映像もあるそうです。

 ついでに来週の「にっぽんの芸能」で鷹之資さんの「操り三番叟」が放映されます(千ちゃんと隼人さんの「寿二人猩々」も)。鷹之資さんの富十郎さんのDNAを受け継いだ舞踊の上手さ、身体能力の高さをぜひご覧くださいませ。
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篠田正浩×坂東玉三郎「夜叉が池」

2021-01-28 18:01:01 | 先々の予定
 1979年に公開された篠田正浩監督・玉ちゃん主演の映画「夜叉が池」が4Kデジタルリマスター版で42年ぶりに拝見できることになりました。松竹が映画製作を開始して100年を迎えた記念プロジェクトだそうです。

 松竹映画のサイト
 篠田監督と玉ちゃんのコメントがあります。↑上の写真はこちらから拝借しました。

 映画ナタリーの記事

 映画com.の記事
 1979年の劇場公開の後、テレビで1回だけ放映され、その後ソフト化されず"幻の作品"と言われていたそうです。

 3月に衛星劇場の「『夜叉ケ池』放送記念 生誕90年 篠田正浩監督特集」でテレビで放映され、夏に東京・ユーロスペースでジャパンプレミア上映が行われたあと全国で順次公開されます。ブルーレイの発売もあります。ウチは衛星劇場は見られませんので、夏の映画館での公開を待ちたいと思います。

 玉ちゃんが女形で俳優さんたちと共演されているのって見たことがないので、これはぜひ見たいと思います。玉ちゃんの映画は「書かれた顔」を見たことがあります。ずいぶん前で、歌舞伎のことが全然わからない状態で見たので、今ならもう少し「あ、あれね」って感じで見ることができるのではないかと思います。杉村春子先生も出演されていました。こちらもどこかで公開してくださらないかしら…。
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三月の歌舞伎座

2021-01-27 23:10:30 | 観たもの
 本日、歌舞伎座は無事に千穐楽を迎えられました。吉右衛門さんも一昨日25日から復帰され、本日までお舞台をお勤めになりました。誠によろしゅうございました。

 そして、3月の歌舞伎座の演目と出演者が発表になりました。二部と三部は人間国宝がそれぞれ一幕ずつご出演になる豪華版です。孝夫さんと玉ちゃんが2月に引き続き歌舞伎座にご出演でございます。ただし、同じ座組みではございません。違うお芝居です

 孝夫さんは12月の南座に引き続き「熊谷陣屋」、玉ちゃんはAプロ「隅田川」Bプロ「雪」「鐘ヶ岬」でございます。何でしょう、このいまいちトキメキがないのは…。コロナ禍で京都へ遠征できなかったお江戸の皆様のために大評判だった「熊谷陣屋」になったのでしょうか。歌舞伎座の大きな舞台になればまた違うのかもしれませんが、南座で2回見ております。「ついこの前見たよな」って感覚です。ソーシャルディスタンスが取れる演目なんでしょうね。

 3月ならばもう少し遠征できる確率は上がるのでしょうかね? であれば「2月と3月を入れ替えてほしかった」っていうのが正直な思いです。「熊谷陣屋」って、どちらかと言うと苦手な演目、白塗りほわほわの孝夫さんを見たいと常々思っているもので、何だか後ろ向きになってしまいます。行くとしても3階でいいかなと思っています。スミマセン、ファンとは言えない発言ですね。「見られるうちに見なくてはっ!」なんですが。

 
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おかしなランキング

2021-01-25 23:14:47 | その他いろいろ(歌舞伎)
 今日のお昼休み、何気にヤホーを見ていたら「歌舞伎役者イケメン人気ランキング2021年版」という記事がありました。トップの写真はエビサンと松也さんで「まぁ、テレビやネットによく出てくるし、仕方ないのかなぁ」と思いつつ、記事をクリックしてランキングを見ていくと、何とまぁ、皆さん、孝夫さんがいらっしゃらないではないですかっ!えっ、そんなランキングもぐりちゃうん、おかしいっ、絶対ありえへん!と心の中で叫んでしまいました(さすがに職場では叫べませんから)

 そのランキングは以下のとおり
 

 記事をよく読むと「中堅~若手を中心とした歌舞伎役者イケメンランキング」だそうで、それで孝夫さんのお名前はなかったのねと、一応、納得しました。が、しかし、「歌舞伎役者イケメンランキング」と言われれば、当然、絶対、疑うことなく、孝夫さんがぶっちぎり1位なんですけどね。やっぱり、おかしいです。
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初春文楽公演

2021-01-24 16:02:31 | 観たもの
 今月の国立文楽劇場です。4日に第3部を、昨日23日に第1部と第2部を見てまいりました。この公演の概要が発表された時は座席をほぼ100%に戻すようになっていたのですが、新型コロナウイルス感染者数の急増を見て、前売り券発売の直前になって座席数を見直し、空席がある配置になりました。そのせいもあるかもしれませんが、お客さん少なかったように思いました。ゆっくり座れて、お手洗いも混まないのでお客の側からすれば有難いのですが、劇場的にはどうなんでしょうかね?

 第1部は「菅原伝授手習鑑」の「車曳の段」「茶筅酒の段」「喧嘩の段」「訴訟の段」「桜丸切腹の段」でした。三つ子にスポットを当てた場面です。「車曳」って文楽で何度か見ているはずなんですが、イマイチ記憶になくて…。歌舞伎のほうのド派手な「車引き」を見るとそれで上書きされてしまうのかしらと何となく勝手に思っています。

 「茶筅酒の段」では三つ子のお父さんの白太夫が松王丸の妻千代に「孫はどうした?」みたいなこと尋ねる台詞があって、「あ、あの寺子屋で身代わりに首を刎ねられる子のことやね」と思うと、そのまま孝夫さんと玉ちゃんの歌舞伎座での絶品の「寺子屋」のことが思い出され、「あぁ、また見たい」と孝玉コンビに思いを馳せた失礼な客はワタシです。そして、孝夫さんと玉ちゃんでこの菅原の三段目「佐太村」を見てみたい、その後四段目「寺子屋」を見たいと訳のわからぬ妄想をしてしまいました。でもね、「佐太村」の最後は桜丸切腹で、それを見たら、「寺子屋」の松王丸の「桜丸が不憫…」っていう台詞もよく理解できると思うんですよね。孝夫さんも「通しで見た方がお話がよくわかる」とおっしゃっていますし。

 「桜丸切腹」の桜丸は簑助さんでした。前から3列目にもかかわらずオペラグラスでガン見してしまいました。桜丸だけやっぱり違います。簑助さんが無事にご出演されているとホッとします。

 第2部は「碁太平記白石噺」と「義経千本桜道行初音旅」でした。「碁太平記白石噺」は文楽でも見ているはず(←このパターン多し、ちと悲し)なんですが、それよりも2年前の御園座で歌舞伎で見たことを思い出しました。雀右衛門さんが傾城宮城野、タカタロさんが妹おのぶで、タカタロさんのニンに合ってるよなと思って見ておりました。

 「浅草雷門の段」は歌舞伎ではありませんでした。プログラムによると文楽の代表的なチャリ場だそうで、咲太夫さんがとても楽しそうに軽やかに語っておられました。ワタシもここはしっかりと面白く見ておりました。その代わり?「新吉原揚屋の段」は意識が途切れることしばしば、気がつくとほぼ終わりでした。

 「道行初音旅」は鶴澤清治師の文化功労者顕彰記念として、お三味線は清治師匠の孫弟子の方まで一門6名総出演で、とても華やかなお三味線でした。太夫さんも三味線さんも皆さんピンク色の裃でとても鮮やか、これも顕彰記念だから?と思ってたら、吉野山だからなんですね。太夫さんも総勢5名で、なかなか聞きごたえのあるお舞台でした。ただ、耳に心地よすぎて、音は聞こえているけど、目は見えていない時も多々ございまして、人形遣いさんには申し訳ないことでございました(2列目、実質最前列だったので)。静御前が扇を投げて忠信がキャッチする場面はちゃんと見ました。拍手しながら、サーカスとか手品とか見てるわけではないんだから、ここで拍手っていいのか?って思ってしまったのですが。

 そうそう、第1部の「車曳」の時に、最初の浅黄幕が天井近くの紅梅白梅の飾りに引っかかってしまって、飾りが全部落ちたらどうしようと思っていたら、一部だけ落ちて事なきを得ましたが、この後、ちょっと舞台上で何かが止まると「え、大丈夫ですか」ってこちらまでドキドキしてしまいました。

 第3部ははるか記憶の彼方なんですが、第3部は「妹背山婦女庭訓」道行恋苧環・鱶七上使の段・姫戻りの段・金殿の段でした。「勘十郎さんのお三輪ちゃんが楽しみ!」と思っていたら、「金殿の段」だけはきっちりと見ました。それ以外は…。人形ならではのお三輪ちゃんの動き、堪能しました。「疑着の相」も見ました。人形なのに不思議っちゃ不思議なんですが。

 プログラムに佐太天神宮の宮司さんが寄稿されていました。佐太村っておけいはん沿線なんですね。初めて知りました。昨年は道明寺に行ったので、今年は佐太の天神さんへ行ってみようかとちょっと思っています。

 
 
 お正月の「手ぬぐいまき」はコロナのため中止、その代わり座席番号での抽選となっていました。何と!ワタクシ、めでたく当たりました。くじ運って本当にないのでびっくりしました。でも、これで今年のくじ運も使い果たしたのかしら…。

 
 文楽劇場のお正月のお飾りです。「丑」の文字は高野山金剛峰寺第414座主大僧正葛西光義さんです。
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しらたまやさん「2020年わたしの10本/10役」

2021-01-23 23:18:42 | その他いろいろ(歌舞伎)
 歌舞伎ファンが集う小料理屋さん「しらたまや」さんで毎年行われている「わたしの10本/10役」ですが、これまでは↑上の写真のように、前年の歌舞伎公演のチラシを貼って、お店でシールを貼って投票していたのですが、今年はコロナのためオンラインで投票できます。投票フォームはコチラ

 参加期限は1月24日(日)24時までです。

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旨し金沢

2021-01-22 22:02:07 | 食べたもの
 先週になりますが阪急百貨店で「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」が開催されていました。この金沢展、結構好きです。集客も見込めるようで、どの百貨店でも開催される物産展になっています。

 催事のタイトルには「美し」が入っているように、決して食べるものだけの物産展ではございません。九谷焼や輪島塗や山中漆器、織物、加賀象嵌、蒔絵、ガラス工芸など伝統の技を展示販売しているブースもありまして、「美術や工芸にも興味はあるんですよ」という風を装いながら一応一周しましたが、そこはほれ、"食い気最優先"のワタクシ、買ったものは食べるものばかりでした

 
 「柴舟小出」のふくさ
 金沢展の目当ての第一はこれです。

 
 「森八」の福梅 
 お正月だけ販売される最中です。

 
 「森八」の千歳
 求肥のお菓子です。

 
 「細川農園」のころ柿チップ
 干し柿をスライスしてあります。開けたら止まらなくなりそうで、まだ食べていません。

 
 
 「佃の佃煮」の佃煮三昧
  磯くるみ、海老くるみ、胡麻入りやわらかちりめんの三種類の佃煮が入っています(少々片寄っているのは持って帰る時に真っ直ぐにしてなかったので)。同じような味と思いきや、それぞれ全然違うお味、食感で、これは白いご飯が進みます。今回のヒット商品でした。あ、甘いものはレギュラー商品なので。

 先日、日曜美術館で金沢国立工芸館が紹介されていました。なかなか面白そうな感じで「わ、行ってみたい」と思いました。金沢って21世紀美術館もあるし、文学館もあるし、自由に動けるようになったら、また、金沢経由北陸新幹線でお江戸へ行きますかね?
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歌舞伎座アフタヌーンティー

2021-01-21 23:01:08 | その他いろいろ(歌舞伎)
 歌舞伎座3階のお食事処「花篭」で歌舞伎座アフタヌーンティーがいただけるそうです。門之助さんがいらっしゃって、ブログにたくさんの写真つきでupしてくださっています。

 美味しそうだし、かなり“お得感”があるように思います。甘いもの好きにはお食事と甘味が同じ分量っていうのがポイント高いです。来月、行けるようならぜひ伺いたいと思いますが、果たして上京できるのでしょうか? 全然感染拡大が収まらず、まだまだ広がりそうな勢いで、既に諦めモードです。ラブラブの孝玉コンビなので、万難を排してとは思いますが、こればっかりは…。
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(改めて)初詣

2021-01-20 21:50:09 | その他いろいろ
 今年の初詣は12月のうちにお詣りしたのですが、日曜に南座へ行ったので、せっかくと思い八坂さんにお詣りしてきました。

 
 こんな看板があって「1月中ならOK」みたいなことが書かれてありました。

 
 
 本殿です。ちらほらとお詣りの方がいらっしゃいました。

 
 一応、露店もありました。そもそも参拝客がちらほらなので、当然買ってる人も皆無でした。

 
 「茅の輪くぐり」がありました。「夏越の祓」のイメージなんですが、ヤホーで調べると12月31日の「年越しの祓」でも行われることがあるそうです。疫病退散ですからね。しっかりとくぐってまいりました。

 
 
 帰り道、鍵善に寄って「おひもさん」を買ってきました。見た目サツマイモですが、サツマイモの風味はかすかに感じられる程度、白あんが入ったお饅頭です。あと、シナモンも効いています。白あん、超美味です。甘さといい、くちどけの具合といい、さすがに老舗の餡子は違います。

 
 銀座木村屋のあんバターホイップです。高島屋の地下で出張販売されていました。これ、上京すると必ず買って帰るんです。銀座を思い出しながらいただきました。
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