昨日、京博の国宝展に行ってまいりました。四回目、コンプリート?しました。Ⅳ期の目玉は尾形光琳の「燕子花図」です。東京の根津美術館所蔵です。元は、西本願寺にあったそうですが、明治時代に東急の五島慶太氏の手に渡ったそうです。京博のキャッチコピーは「百年ぶりの里帰り」です。
根津美術館ではカキツバタが咲く時期に毎年公開されているそうです。秋に見るって、季節外れ感がありますが、仕方ありません。そばで見るのはもちろん初めてです。金色の地がかなりぽってりとしていて、カキツバタが並んでいるだけ(←かなり乱暴な無知な書き方で申し訳ありません)のシンプルな見た目なのに、なんだかとても迫力があります。どんどん向こうから攻めてきます。これが琳派、なんでしょうね。
同じところに、狩野松栄・永徳親子が描いた水墨画の襖絵があって、ちょうど今、長谷川等伯の小説を読んでいるところで、松栄さんがよく出てくるので、「お、こんなところで松栄さん!」とちょっと感動しました。
書跡は小野道風の書が出ており、それが楷書・行書・草書で書いてあって、道風さんの楷書ってなかなかないそうで(とキャプションに書いてあった)、心して拝見いたしました。
本当に贅沢な展覧会でした。右を見ても左を見ても国宝なんですから。よくぞ京都にお越しくださいました、と出展された皆様にお礼を申し上げたいです。会期は26日までです。
京博のゆるキャラ「とらりん」です。会期中は毎日出没しているようですが、夜間開館時までは残業してくれなくて、まだ遭遇したことがありません。一度、実物を見てみたいです。
根津美術館ではカキツバタが咲く時期に毎年公開されているそうです。秋に見るって、季節外れ感がありますが、仕方ありません。そばで見るのはもちろん初めてです。金色の地がかなりぽってりとしていて、カキツバタが並んでいるだけ(←かなり乱暴な無知な書き方で申し訳ありません)のシンプルな見た目なのに、なんだかとても迫力があります。どんどん向こうから攻めてきます。これが琳派、なんでしょうね。
同じところに、狩野松栄・永徳親子が描いた水墨画の襖絵があって、ちょうど今、長谷川等伯の小説を読んでいるところで、松栄さんがよく出てくるので、「お、こんなところで松栄さん!」とちょっと感動しました。
書跡は小野道風の書が出ており、それが楷書・行書・草書で書いてあって、道風さんの楷書ってなかなかないそうで(とキャプションに書いてあった)、心して拝見いたしました。
本当に贅沢な展覧会でした。右を見ても左を見ても国宝なんですから。よくぞ京都にお越しくださいました、と出展された皆様にお礼を申し上げたいです。会期は26日までです。
京博のゆるキャラ「とらりん」です。会期中は毎日出没しているようですが、夜間開館時までは残業してくれなくて、まだ遭遇したことがありません。一度、実物を見てみたいです。