Kei's Yoga

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内なる月を満たす「陰ヨガ&SlowYoga」レッスン

バーバラ・リーさん 420対1 たった一人反対票を投じた人

2015-08-24 22:21:26 | ささやかなお話
あっという間に8月も下旬に…!
ひぐらしの鳴き声が耳に優しい今日この頃、みなさまお元気でしょうか。


写真はゆんフリー素材写真集さんより…秋の空^^


突然ですが、バーバラ・リーさんをご存知ですか?

2001年9月11日、ニューヨークで同時多発テロがありました。
9月14日、アメリカ連邦議会ブッシュ大統領に報復戦争の軍事力を行使する権限を与える決議を採択しました。
上院は全会一致、下院は420対1でした。
唯一の反対票を投じたのがバーバラ・リー議員です。

420対1…です。
どれだけ勇気がいることか。
その心境を想像してみてください。
私にできるでしょうか?
信念を貫きとおすことができるでしょうか?

バーバラ・リーさん。
私は心から彼女を尊敬します。


2015年、いまや世界中がこの報復戦争が誤りであったことを知っていますね。
アメリカ政府ですら、この戦争が間違いであることを認めました。
バーバラ・リー議員の報復戦争反対の議会演説 (和訳文付き 長文)


下記、バーバラ・リーさんのスピーチ全文です。
転載歓迎とのことですので、下記にも貼り付けます。
よかったらご一読ください。


アメリカ下院議会におけるバーバラ・リー下院議員の発言
2001年9月14日

 議長、私は今日、ニューヨーク、バージニア、ペンシルベニアで殺され傷つけられた家族と愛する人々への悲しみでいっぱいになりながら、耐えがたい気持ちで演説に立っています。
アメリカ国民と全世界の何百万もの人々をとらえた悲しみを理解しないのは最も愚かな者か最も無神経な者だけでしょう。
アメリカ合衆国に対するこの筆舌に尽くしがたい攻撃のために、私は向かうべき方向を求めて自らの道徳指針と良心と神に頼らざるをえませんでした。

 9月11日は世界を変えました。最も深い恐怖が今や私たちの心に付きまとってます。しかしながら、私は軍事行動はアメリカ合衆国に対する国際的なテロリズムのこれ以上の行動を防がないと確信しています。
私は、大統領はこの決議がなくても戦争を行なうことができることを私たち全員が分かっているにもかかわらずこの武力行使決議が通過するのだということを知っています。
この[反対]投票がどんなに困難なものであろうとも、私たちの何人かが自制を行使するように説得しければなりません。

 しばらく距離を置いてみて今日の私たちの行動のもつ意味を通して考えよう、その結果をもっと十分に理解しよう、と言う何人かが私たちの中にいなければなりません。
私たちは従来型の戦争を扱っているのではありません。私たちは従来型のやり方の対応はできないのです。
私はこの悪循環が制御不能になるのを見たくありません。今回の危機には国家の安全や外交政策や社会安全や情報収集や経済や殺人といった諸問題が入っているのです。
私たちの対応はそれと同様に多面的でなければなりません。
私たちはあわてて判定を下してはなりません。
あまりにも多すぎる罪のない人たちが既に亡くなりました。

 アメリカ合衆国は喪に服しています。もしも私たちがあわてて反撃を開始すれば、女性や子どもやその他の非戦闘員が十字砲火を浴びるという大きすぎる危険な目に遭う恐れがあるのです。
同様に私たちは、残忍な殺人者によるこの狂暴な行為に対する正当な怒りがあるからと、あらゆるアラブ系のアメリカ人やイスラム教徒や東南アジア出身者や他のどの人々に対しても人種や宗教や民族を理由として偏見をあおることはできません。

 最後に、私たちは退場の戦略も焦点を合わせた標的もなしに無制限の戦争を開始しないように注意を払わなければなりません。
私たちは過去の過ちを繰り返すことはできません。
1964年に連邦議会はリンドン・ジョンソン大統領に攻撃を撃退しさらなる侵略行為を防ぐために「あらゆる必要な手段をとる」権力を与えました。その決定をした時に、本議会は憲法上の責任を放棄し、長年にわたるベトナムでの宣戦布告なき戦争へとアメリカ合衆国を送り出したのです。
 当時、トンキン湾決議にただ二人反対票を投じたうちの一人であるワイン・モース上院議員は言明しました。
「歴史は我々がアメリカ合衆国憲法をくつがえし台無しにするという重大な過ちを犯したのだということを記録するであろうと私は信じる。
……次の世紀のうちに、将来の世代の人々はこのような歴史的な過ちを現に犯そうとしている連邦議会を落胆と大いなる失望をもって見ることになるだろうと私は信じる。」
 モース上院議員は正しかったのです。私は今日、同じ過ちを私たちが犯しているのではないかと恐れています。
そして私はその結果を恐れています。私はこの投票をするのに思い悩んできました。
しかし私は今日、ナショナル・カテドラルでのとてもつらいが美しい追悼会の中でこの投票に正面から取り組むことにしたのです。
牧師の一人がとても感銘深く「私たちは行動する際には、自らが深く悔いる害悪にならないようにしましょう。」と語ったのです。



Statement of Rep. Barbara Lee on the floor of the House of Representatives
Sept. 14, 2001.

Mr. Speaker, I rise today with a heavy heart, one that is filled with sorrow for the families and loved ones who were killed and injured in New York,Virginia, and Pennsylvania. Only the most foolish or the most callous would not understand the grief that has gripped the American people and millions across the world. This unspeakable attack on the United States has forced me to rely on my moral compass, my conscience, and my God for direction.

September 11 changed the world. Our deepest fears now haunt us. Yet I am convinced that military action will not prevent further acts of international terrorism against the United States. I know that this use-of-force resolution will pass although we all know that the President can wage a war even without this resolution. However difficult this vote may be, some of us must urge the use of restraint.

There must be some of us who say, let's step back for a moment and think through the implications of our actions today--let us more fully understand its consequences. We are not dealing with a conventional war. We cannot respond in a conventional manner. I do not want to see this spiral out of control. This crisis involves issues of national security, foreign policy,public safety, intelligence gathering, economics, and murder. Our response must be equally multi-faceted.
We must not rush to judgment. Far too many innocent people have already died. Our country is in mourning. If we rush to launch a counter-attack,we run too great a risk that women, children, and other non- combatants will be caught in the crossfire. Nor can we let our justified anger over these outrageous acts by vicious murderers inflame prejudice against all Arab Americans, Muslims, Southeast Asians, or any other people because of their race, religion, or ethnicity.

Finally, we must be careful not to embark on an open- ended war with neither an exit strategy nor a focused target. We cannot repeat past mistakes. In 1964, Congress gave President Lyndon Johnson the power to ``take all necessary measures'' to repel attacks and prevent further aggression. In so
doing, this House abandoned its own constitutional responsibilities and launched our country into years of undeclared war in Vietnam.

At that time, Senator Wayne Morse, one of two lonely votes against the Tonkin Gulf Resolution, declared, ``I believe that history will record that we have made a grave mistake in subverting and circumventing the Constitution of the United States.........I believe that within the next century, future generations will look with dismay and great disappointment upon a Congress which is now about to make such a historic mistake.''

Senator Morse was correct, and I fear we make the same mistake today. And I fear the consequences. I have agonized over this vote. But I came to grips with it in the very painful yet beautiful memorial service today at the National Cathedral. As a member of the clergy so eloquently said, ``As we act, let us not become the evil that we deplore.''







8月のお知らせ

2015-08-09 20:37:31 | 次回練習日orWS日程のお知らせ
しばらくブログを更新していないうちに、暦の上では立秋ですよっ?!
いや~しかし、びっくりするほどの猛暑でしたな。。。
みなさまご無事でしょうか?

さて、8月のお知らせです。



8月は定例のオープンクラス、会場都合でお休みになりますm(__)m
次回は9/27(日)13:30~14:45、シルクロード舞踏館にて開催です。
どうぞよろしくお願い致します。


8月中も出張レッスンは変わりなくお受けしております。
今わりとスケジュールに余裕がありますので、マイペースでヨガをという方はお気軽にお声掛け下さい!

★8/21(金)「バガヴァッド・ギーターを読む会」vol.7
単発でのご参加ももちろんOKです。ご興味のある方はお気軽にご参加下さいね!

・日時:2015年8月21日(金)19時~21時頃まで
・場所:横浜馬車道・関内ホール地下、青少年育成センター ミーティングルーム(和室の隣)
・参加費:500円(会運営に使わせていただきます。)
・参考図書:神の詩 バカヴァッド・ギーター 田中嫺玉 訳
※当日読む文のプリントを用意しますので、必要な方は予約時にお申し付け下さい。
ギーターは日本語・英語を含めて複数持っているのですが、田中嫺玉さんの翻訳されたこの本は、本当に秀逸!
おすすめです。アマゾンで書籍購入できます。キンドル版もあり。

今回は第6章後半~。できたら第7章も読んで行きましょう。
キーターはどこから読んでも大丈夫です。
単発でのご参加もどうぞお気軽に!

全員参加型。参加者順番に音読をしつつ、時々流れを止めて、
読んだところで感じた点疑問に思った点などを話合い、感想をシェアし、より深めて行けたらと思っています。

※最初と最後にマントラを詠唱します。最後の5分は瞑想にあてます。

※ギーターを読む会は、毎月第三金曜日夜に開催予定です。
(日程が変更になる時は、事前にご連絡できるように致します。)




出張ヨガ(個人、グループ、団体)行ってます。
ご希望の場所にうかがいます!(個人レッスンについてのQ&A
SlowYoga出張レッスンによせて
日程等応相談。
初回、カウンセリングのお時間をとり、その方だけのプログラムを組みます。
マイペースで練習したい…という方は、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。


※個人レッスンは60分~になります。
ご希望により、75分、90分なども可。お気軽にご相談下さい。


※NEW 個人(グループ)レッスン+骨盤調整 75分~
腰を支える基盤を整えます。柔軟性のある強い腰を目指しましょう。

当日キャンセルの場合キャンセル料が発生します。ご了承下さい。

※ご予約いただいた順番にレッスン日決定させて頂いております。
ご興味持っていただけた方は、お早目にお問い合わせ下さいね。



オープンクラス、出張ヨガレッスンご予約の方、
また質問などのお問い合わせなどは、すべて下記のアドレスにメール下さい~m(__)m

iida330@gmail.com