宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
少し前なら、といってどれ程前なのかは定かではないが、私も「畳の上を、下駄を履いて歩く」と書いたのでないかと思う。
それが今では、畳がタタミに、下駄がゲタと書く方が、何となく伝えやすいように感じてしまっている。それはそれとして、この文章表現も少し変なのである。何を履いているのであれ、素足(これもスアシが今様か)であれ、歩くところがカーペットかタタミであれば、わざわざタタミの”上”などとことわる必要もないだろう。
「タタミをゲタを履いて歩く」でわかるはずだが、何となく「タタミの上を、ゲタを履いて歩く」という表現の方が、これからの話にもお付き合いいただけそうなので、このタイトルで進めていくことにする。