阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

アフガンでの犠牲に思う

2008年08月28日 23時39分42秒 | 政治
 アフガニスタンで拉致されていた「ペシャワール会」の農業指導者・伊藤和也さんが遺体で発見されたニュース、本当に痛ましく残念に思います。亡くなった伊藤さんのご冥福を心からお祈り致します。

 私自身も紛争地、または紛争後の混乱の中で平和構築活動をしていた経験があります。特に国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)での活動では、ルームメートでもあった中田厚仁さんが射殺され、自分自身も命の危険に直面していることを思い知らされました。

 このような事件が起こると、その国の全ての地域が危険になったように報道されますし、世論もそんな報道を鵜呑みにして「撤退」の空気が強まります。また、人の死を前に、現地の治安は大丈夫とは、第三者には言いにくい空気にもなります。また、外務省などが政権与党に有利になるように、現地の情報を意図的にミスリードすることも、よく行われます。

 しかし、同じ国であっても地域ごとに独自の状況があり、ひとつの事件によって急に危険が増大することはまずありません。私自身も、パートナーが去ってひとりになってしまいましたが、自分が殺される可能性も十分に覚悟した上で、しかし、現地の状況を踏まえ、危機管理を出来る限り行った上で仕事を全うすることを選びました。その結果、内戦を終結するカンボジアの制憲議会選挙の成功に最後まで寄与できたことを思えば、自分の判断は間違いではなかったと思います。

 アフガニスタンの支援活動に関わった経験から意見を述べれば、日本による現地支援については、ひとつの事件に過度に左右されることのないように、冷静な目も持って判断すべきだと思います。このことを政局に結び付けることは好ましくないと思います。


 今日も早朝の辻立ちからスタートして、一日中、マイクを持って走りに走りました。この数ヶ月、一日の休みもなしにこんな活動を続けています。半年前、紀美野町の山奥深くの集落を訪問活動をした際に出会った方が、マイクの私の声を聞き、近所の方々を集めて待って下さっていました。今日の写真はその時一緒に撮ったものです。

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