ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

そりゃ滑るよね。雪なんだもん

2019年06月23日 | けんたの部屋

この前ね、出先であめに降られたの。( ̄Д ̄;) ガーン
しゃーないから、コンビニでビニール傘を買ったのだけれど、透明な傘はよいね!!
布傘と違って、前が見えるよ!←当たり前







そりゃ滑るよね。雪なんだもん



霧のなかを這う這うの体で宿につき、それでも綺麗な宿で元気を取り戻した翌朝。



お天気は相変わらず悪いけれど、今日の工程はそんなに長くはないし、一人だから寄り道をしながら行きたいと思う。



田沢湖近くの宿を出て、「田沢湖こちら」の看板を横目に一旦は角館方面へ向かうのだけれど、
もしかしたらもう二度と来ないかも。と思い直してUターン。



少しだけ田沢湖周遊道路を走り、砂浜?へ降りてみる。
風が凄いうえに低く垂れ込めた曇り空と来れば、当然風景は荒涼としている。


曇り空が悪いとは言わないのだけれど、やっぱり晴れている方が綺麗に見えるのだろうね。
国道へ戻る道を往く途中で、遊覧船に乗る予定のみんなとすれ違い、手を振って我が道を往く。



せっかくのついでなので、田沢湖を半周して105国道へ抜けることにする。
いつものように途中で見つけた脇道から見る田沢湖は、気まぐれに顔を出した太陽に照らされ、
さっき見た荒涼とした風景ではなく、青と紺色のコントラストが綺麗な水面だった。
やっぱり晴れている日が良かったねぇ。



宿についてから遊覧船組に訊くと、やっぱり綺麗な青色が印象的だったみたい。
一瞬顔を出した太陽が再び低く垂れ込めた雲に隠された後、すぐに大粒のあめが落ちてくる。
上下の防寒装備は防水なのだけれど、今までの道中ではこの上から雨具を着こんでいたの。
停まるのが面倒だからこのままで行きたいのだけれど、今までこの装備だけであめの中を走ったことがない。
万が一防水層をあめが突破した場合、夕方宿に着くまで濡れた装備を着ていくことになる。
しゃーなしなので、停まってき雨具を着こむよ。
あめの日に走るのは嫌いじゃないけれど、「良い景色だ!写真撮ろう」とならないのが玉にきず。



晴れていれば角館に行ってみたかったのだけれど、雨具を着て歩き回るのが嫌だからそのまま通り過ぎる。
これまた後から田沢湖遊覧船組に訊くと、彼らは角館に寄り道したらしく「角館、よかったよ」とのコト。
行けばよかったかなぁ。( ̄ヘ ̄)




13号に入り、そのまま進めば今日の宿へ行くのだけれど、湯沢を過ぎてしばらく走り、県道51号へ入る。
途中の山沿いに咲いているさくらが素敵。


今日は途中にある山道を抜けて、108国道へ渡り、これまた途中の県道63号から国道47号で国道13号へ戻る計画なの。
ただ、地図を見ると県道51号からの山道と県道63号は冬季閉鎖と記載がある。
大体5月1日には解除になると、どこからともなく情報を得たから大丈夫と判断したの。
県道51から入った山道は雪がまだ残っている。



すいずいと進んで行くと、地面からモクモクと煙が出てるよ!



山火事かと思い、バーグマンを停めて観察すると、どうも火事とは違う。
首を回せば、近くに説明書きみたいな看板が立ってる。
読んでみれば、何かが湧いているのだというコトが分かるよ。



この道、対向車と数回すれ違っているから、きっと抜けられると喜んで先に進むと宿屋が何件かあり、そこを過ぎると鉄柵が道をふさいでいた。
あら、残念。



周辺の雪の状況を見て、もしかしたらダメかもしれないと思っていたから、そんなにダメージはないの。
今はまだ行けないようだけれど、いつになったら通行できるようになるのだろうね。
抜けれるようになったら走ってみたい。



道を戻り、国道398号へ出ると、道に沿って深い渓谷がある。
渓谷を挟んだ向こう側のさくらに興味が出て、渡れるところがないかと見ていると橋があって、
その橋の上には結構車が止まっていて、大人数が橋から見下ろす風景の写真を撮っている。
何があるのかは興味があるけれど、今の目的はここじゃないから、橋の下は帰りに見るコトにして、突き当たった道をさくらめがけて走る。





軽トラの幅くらいしかない砂利道を登って近くに行ってみれば、祠の脇にそのさくらはあった。
鳥居が個性的。



手を合わせて、写真を撮らせてくださいとお願いをする。
やっぱり来るのが1週間くらい遅かったのかもしれないけれど、それでも素敵な花だよね。さくらは。




橋に戻ると、もう誰もいなかった。
バーグマンを停め、橋の下を覗くと渓谷が広がっている。
後から地図を見れば、そこは「小安峡」というトコロだった。
そこには「熱湯も流れる深い峡谷」とある。



だから湯気が出ていたんだね。


目を凝らすと階段みたいな遊歩道みたいなものある。
時間の余裕があれば行くのだけれど、残念ながら今回はないの。


その後も気になる脇道を行き、ここでも荒涼とした湖を見る。










その周りにも雪が残っていて、道路の上にも小島のような雪の塊があり、何を考えたか、勢いよく突っ込んで行く。
イメージでは、小さな水たまりに両足を広げて水しぶきを上げて走るイメージだったのだけれど、そこはある程度厚みのある雪の塊。
前輪が雪の塊に突っ込む
当然抵抗がかかるののだけれど、後輪はまだグリップしているから車体は前へ。
掛かった抵抗を逃すために前輪は切れる。
けど後輪は前へ出る。
思いっきり前輪が切れ込んで車体が傾く。
慌てて足を着くも、これまた滑る。
コケるかと思ったよ!
そりゃ滑るよね。雪なんだもん。





直後、Uターンしようとした泥の駐車場でも同じ目にあって、凄まじく焦る。
コケないでよかった!



その後もよく分からない道に入って草原を見つけて喜んだり、湿地帯みたいなトコロで「水の中から木が生えてる」と面白く思ったりして先に進む。








夕方、宿に着くと、誰も着いていなかった。
「宿を間違えたのかな?」と心配になってキョロキョロしていると、複数のバイクの音がするよ。
少しだけ遅れてみんなが着いた。
今日もみんな無事に宿に集合できてよかったよ。


本日の宿は昔ながら大規模ホテルで、今風の名前のおにーちゃんに部屋まで案内してもらい、
日が落ちてから窓の外を見ると綺麗なイルミネーションで庭が飾られていた。








朝になると、昨日までの天気とは打って変わって抜けるような良いお天気。
「初日からこうだったら良かったのに」と詮無きことを思いながら高速の入り口へ向かう。
夕方の渋滞を嫌い、一気に高速で帰るの。
朝はかなり涼しかったので上下防寒装備で出たのだけれど、栃木に入る頃にはそんなん着ていられないほどの気温になる。
インナーやオーバーパンツを無理からトップケースへ納め、少し涼しくなったコトに気をよくして高速をひた走り、15時半前には家に着く。


トータルの走行距離は1906Km。


←バーグマンは全体的に白くなってる

こんなに一気に距離を走ったのは初めてだよ。
今回は集団で行ったのだけれど、みんなと走ることはほぼなかった。
けど、昼間は自由行動で、夜集まって食事を共にする。
それぞれ行きたいトコロは違うのだから、こういうパターンはすごく良いなぁと思う。
「次回は夏にこう」なんて話も出ているけれど、かなりお金も使ったのよ。
宿が良かったからね。
こういう贅沢ツーリングができるのは、2年に1回くらいかなぁ。






透明ビニール傘の良さに気付いたのだけれど、普段から折り畳みじゃない傘は持たないの。
なのでビニールの折り畳み傘をネットで探すとすぐに見つかったよ。
買おうとするけれど、扱いが少し難しいみたい。
今持っている普通の折り畳み傘が壊れるまで、考えるコトにする。
でも、普通の折り畳み傘は、日傘にもなるんだよねぇ。
男で日傘は恥ずかしい?
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見積もりを誤り、高を括ってエライ目にあう

2019年06月08日 | けんたの部屋

明治神宮に神様手帳を買いに行き、その待ち時間の長さに恐れをなして帰ってきた翌週、
懲りもせずに今度は受付30分前に行けばもしかしたら1番かもしれないと思い、のこのこと出かける準備をする。
大して時間もかからない。と高を括って出る時間が遅れてちょっち慌てる。
で、受付前に着いたのが8時40分頃。
既に十数人並んでるよ…。(・へ・;;)
みんな考えるコトは一緒だねぇ。







見積もりを誤り、高を括ってエライ目にあう





東北ツーリングの3日目。
空は曇ってはいるものの、あま粒は落ちてきてはいない。
でも、朝方まで降っていたおかげで、付けっぱなしにしていたハンドルカバーはぐっちゃぐちゃ。
しぼる。
それでもまだびしょ濡れだけれど、このままハンドルに付けているのが嫌だから、ビニールに入れて仕舞う。
今日はつがる市の海っ際にある神社を目指すの。
今回のツーリングは5日間通じてほぼ一人なのだけれど、今日だけは初ボルさんが一緒に走ってくれる。




この日はゆっくりと、8時に出発。
出発してすぐに奥入瀬渓谷に入る。
途中、バイクを停め、写真を撮りに行く。
僕らのいつもの感覚でいう渓谷は、深い谷の下とかにあるのだけれど、
奥入瀬渓谷は道路から少し下がったところを水が流れているんだよね。
これが凄く面白くてさ、初さんとシャッタースピードとか弄りながら撮りまくるよ。







楽しかった!(*'-'*)




十和田湖湖畔に少し寄り、ここから先は地図で言えばどんどん上に上がっていく。








次は初さんリクエストの弘前城へ行くよ。
十和田湖を左に見ながらどんどん標高が上がっていく。
道路わきの雪の壁がどんどん高くなっていき、雪の回廊と走るにつれ濃くなる霧の中を走っていく。
Isamuさん達は「雪の回廊を見に行く」と言って僕達と今日はコースが違うけれど、僕達も見るコトができた。
ラッキーだったね。(*"ー"*)フフッ♪
でも、ホントはバイクを停めて、雪の上にでも登って写真を撮りたかったのだけれど、
霧が濃くてさ、ウロウロしていると車に轢かれそうだと思うと、止まる勇気がなかったよ。




山を越え、弘前城の前へ着くとヒトがいっぱいだ。
最初から中に入る気はなかったから、御堀の周りの桜を見る。
半分くらい散っている感じはするけれど、御堀を埋めつくす花びらが素敵!^(o≧▽゚)o





ここでも写真を撮った後、コンビニでコーヒーを買って一休み。
今度はつがる市のお社を目指す。



あめが降ってきて、もしかしたら通りあめで、直ぐやむかも。と希望を持って空を見上げるけれど、どうもそう上手くいかない感じ。
ペースが良くて止まりたくはないけれど、あま具を着るために一旦止まる。
が、ツーリングあるあるなのだけれど、着こんでしばらく走るとあめが止むの。
面倒なので、着こんだまま走る。
途中、桜の群生を見つけて止まったりしたことや、地図で見るとそんなに距離があるように見えなかったのに、
ペースが良かったのに意外と時間がかかっちゃった。



10時ころ着くつもりだったのが、結果は12時過ぎに到着。
ここは高山稲荷。




伏見稲荷には鳥居の数ではかなわないけれど、鳥居が居並ぶ神社なの。



ご朱印を頂き、境内を散策。
お天気は良くないけれど、素敵な神社でした。



打ち合わせでは、つがる市内でお昼を摂るつもりだったのだけれど、意外と時間が掛かっていることだし、
丁度境内の茶屋に「ラーメン」ののぼりがあったから、ここで頂くことにするよ。
シンプルなラーメンで美味しかったけれど、少し量が足りない感じかな。
でもお安いの。500円。
多少、少ないのはしゃーなしだね。




ここからは海沿いの道を往く。
街中でなければ信号はほぼ無く、走りやすいと言えばそうなのだけど、あめが降ったりやんだりなので、
どんよりした雲に覆われた海はつまらない。


途中初さんが「千枚敷き」なる観光名所で止まってくれた。
ここは車で降りることができるみたいだから、喜び勇んで水たまりのなかを走るけれど、
冷静になればこれはあま水でもあるけれど、海水も交じっているコトに気が付く。
錆びる…。




入っちまったものはしゃーなしだし、どうせ道路もウエットだ。走っているうちに少しは塩も流れるだろう。
20分程度遊び、今日の宿のある田沢湖をひたすら目指す。
能代まで海沿いの道を走り、そこから県道、国道を乗り継いで田沢湖へ行く予定でいたのだけれど、
時間がかなり遅くなったので高速に上がる。
初さんのペースが速く、バーグマンが無理をする。



協和ICを降りる頃にはもう真っ暗。
ナビを仕込んで走る。


宿の近くまで来るとすごい濃霧で、自分の位置が分からなくなりそう。
でも今のナビは優秀だねぇ。
ちゃんと宿まで連れて行ってくれるよ。

ほぼ19時、夕ご飯の時間に到着。
お疲れ様でした。
夕食もお風呂も素敵な宿だったよ。ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪




それにしても距離があった。
距離の見積もりを誤り、高を括ってエライ目にあったよ。








ご朱印待ちのヒト達を眺め、この人数なら1時間も待たないだろうと、列の最後に並ぶ。
ユーチューブでも見ようと携帯にイヤホンをつないだら係りのヒトが来て、「ご朱印帳をお求めになる方はいますか?」と回ってきた。
ハイと手を上げると、「別の棟で売っているのでそちらへどうぞ」と向かいの建物を指示される。

前回は巫女さんに「買うのでも並べ」と言われたのだけれどねぇ。( ̄Д ̄;;
まぁその時はそうだったのだろうね。



帰りは前回と同じく入り口にある茶屋でお茶を頂くよ。


今日も参拝者はいっぱいだ。
木々もいっぱいで素敵なトコロだよ。行ったことがないヒトは、機会があったら行ってみて。
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