ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
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こちらの状況とあちらの状況は違うのに、そこに思いが至らない

2019年09月29日 | けんたの部屋

お盆には夏休みを取らなかったの。
暑くて出かける気にならないし、大多数が休むこの時期、電話とかかかってこないから余計な仕事をしなくて済むんだよね。
電車も空いてるし。










こちらの状況とあちらの状況は違うのに、そこに思いが至らない








何時に出ようかと考える。
そんなに遠くはないし、チェックイン時間は12時からだから、急がなくても大丈夫なのだけれど、平日だから、通勤渋滞に巻かれたくはない。
でもテントサイトの場所は早い者勝ちらしいので、できれば受付開始の12時ぴったり位には着きたいと思う。
今回の目的地は、山梨のパインウッドキャンプ場。
いざとなれば高速もあるのだけれど、それじゃまったくつまらないから、普段通りに起き、会社に行くように家を出ることにする。
荷物は前日に積んであるから、少し用意して出るだけなの。





当日、いつも通りに起きたのだけれど、それでも予定より少し遅れて出発は6時を少し過ぎたころ。



気温が30度近くまで上がるという予報を当てにして、それでも用心し、半袖の+厚手のシャツを着て出る。
出発してすぐ。
振り返って見る町は、これから起きる時間。



ここで何か変なコトに気づく。
バーグマン、ライトが点いていないみたい。
この前、球切れかと思って交換してばっちりなはずなのに…。
信号待ちの時に端子を触ると点く。
点いて走り出すとしばらくして消えるみたい。
こんな時間に修理屋さんは開いていないし、昼間だから、今のトコロ問題はない。




大きな国道を意図的に外し、土手道やらなんやらを走り、府中街道から高尾辺りで20号へ入り、1時間後に着いた相模湖近くのコンビニで一休み。
ヘッドライトは完全に沈黙。
何は原因なんだろう?
バルブはこの前替えたばかりだし…。(・_・?)





このまま20号で突っ走ると、10過ぎくらいにはキャンプ場に着く予想。
早すぎだよ。
20号を車の後ろについてのこのこ走り、上の原で県道521号へと曲がる。



この道は奥多摩へ抜けていくのだけれど、元々はレッツでここを走り抜け、多摩湖付近でキャンプをしつつ廃墟探検をするつもりでいてさ、
いつかは走りたいと思っていた道なんだよ。



三叉路に当たる。
   

行く道は左か右しかないのだけれど、どちらに行って良いのかわからないから、地図を開くよ。
右(右の写真で言えば真っすぐ)を選ぶと八王子へ戻るようだから、左へ進む。


前にも後ろにも車を見ないまま進んで行くと、道沿いに鳥居を見つけたよ。
2時間余裕があるのだから、手を合わせに寄るよ。



苔の乗った鳥居が歴史を感じさせるよね。
手水舎は獅子脅しの竹みたいな感じで、龍が多い都内とは感じがエラク違うねぇ。



神門なのかな?裏は物置のよう。
小さな御神輿?祠?みたいなものも置いてあるよ。


狛さんは腕白な感じ。
長押なんかのデザインもシンプル。


裏の方には小さな祠がいっぱいあって、新しいお社?も建立中だったよ。
 


神社を後にして進んで行くと県道18号に当たり、くねくね進み、よく標識を理解しないまま、いつの間にか都道206を走る。




途中、トイレに寄ると下へと降りる階段を見つけ、その先には筏をつないで浮橋が作られている。
行かないという選択肢はないよね。


歩くと筏が揺れ、ふわふわして楽しい。
中間くらいで写真を何枚か撮って、満足する。
 



そのうち139号に当たったから何も考えずに左へ曲がって、軽快に多摩湖に沿っている道を行くのだけれど、
不安になって地図を確認することにする。
頭のなかでは411号を行けば山梨へそのうち行くはずなのだけれど、やっぱりさっきは右へ行くのが正解。
引き返すとすぐに411号へと当った。




上の原から多摩湖へ向かった時点で、少しひんやりするなぁと思っていたけれど、どんどんと標高が上がってくると当然気温も下がるに決まっている。
天気予報の「30度近くまで気温は上昇」を当てにしていたけれど、それは山の上には適用されないんだよねぇ。
それでも、念のためにと持ってきた厚手のシャツがあって助かった。
半そでシャツの上にメッシュジャケットじゃ寒くて走っていられない。
それでも肌寒い状況には変わりなく、周りに他車がいないこともあって上がるペースに寒さは増す。



写真撮ったり迷ったりしたおかげで時間は結構潰せ、気づくとチェックイン開始時間ぎりぎりかなぁ。

甲州市に入ったので、ナビを掛ける。
キャンプ場周辺で、細くて急な坂を上るように指示が出るから行くけれど、行ける気がしない。
大体こんな細い道を車が通れるのか?


そんなわけないと、何回か切り返しをして元の道へ戻り、ナビの道を確認しながら探して、何とか12時少し過ぎに到着するよ。



先客は1人いて、もうテントを張る準備をしている。
僕のすぐ後にもう一台車が着く。
2泊分6千円を支払い、バーグマンを先に進めるけれど、どこからの眺望が良いのか分からない。
実は後から見てみれば、先客の手前から右へ入るサイトが遮るものもなく夜景を楽しめるトコロだったのだけれど、
それを知らない僕は後から来た人に焦って1段上のサイトへ行く。
後から来たヒトはそのことを知っているらしく、迷わずそこへ入って行く。
少し残念な気がしたのだけれど、選んだサイトエリアの真ん中に陣取った僕は、充分に町を見下ろすことのできるここでもよかったと思った。


←テントと共にペグも新調したんだよ


朝買ったパンを少しかじり、テントを立て終わり、今回の新兵器「コット」を組み立てている途中であめが落ちてくるよ。Σ( ̄ロ ̄lll)
予報では15時前後から降り出すとなっていたから油断してた!
銀マットを適当に敷き、慌てて組み立てたコットをテントへ放り込み、僕もテントへ避難する。




当初の予定では、テントを立て終わり、15時前後はファミレスなんかであめをやり過ごすつもりだったの。
山の天気は変わりやすいねぇ。



あめの隙を見てキャンプ場を出る。
目指すは町のファミレス。
丁度雨脚が強くなり始めた時に着いた。
運が良かったなぁ。


お昼がパンをかじっただけだけれど、あまりお腹は空いていない。
時間的にもここで普通に食べてしまうと、夕ご飯が食べられない可能性があるの。
だから小さなシチューを頼むけれど、あめの状況によっては長時間居座ることになる。(  ̄_ ̄)
それも悪い気がするので、ドリンクバーを追加するよ。
ちょくちょく席を立ち、そとの状況を確認すると、思った以上に早く雨雲は過ぎたみたい。
ドリンクバーはカフェオレ1杯でお終い。
ちょっち勿体なかった?
また後で降るかもしれないから、今のうちにホームセンターを探すよ。
なんでかと言うとね、バーグマンのロービームがいまだに復活しないからなの。
最初は接点を触ると点いていたのだけれど、途中から完全に点かなくなった。
昼間走っているだけならそう支障はないのだけれど、今時期は夕暮れが早いよね。
多分ウロウロしているうちに、日は暮れていくんだよ。
都内なら点かなくてもそう困らないのだけれど、キャンプ場へ向かう道は真っ暗。
ハイビームの上方をテープで覆って使えるようにしなきゃなの。




大して遠くないトコロにホームセンターはあって、養生テープで1/3位をテーピングする。
大丈夫かな?
この後色々山道を探検するつもりだったのだけれど、意外と時間がないの。
まずはホームセンターを出よう。




目的はないけれど、目の前にある140号を左に進んで行くと、差出磯大嶽山神社の看板を見つけたから行ってみることにするよ。
敷地は広いけれど、御社は小ぢんまりしている。


ここの手水舎も獅子脅しの竹みたいだ。


ご朱印を頂き、ベテランの巫女さんと話をしていると、お天気の良い日は、この御社からは富士山が良く見えるんだって。
今日は残念、雲いっぱい。



差出磯大嶽山神社を後にして、さらに進んで行くと、大石何とかという標識が出ていたからそこを曲がって進んで行くけれど、
大石何とかは見つからず、ただ狭い農道が続くだけだった。
もどって140号を少し進んで適当にまた山のほうへ曲がると、大きな鳥居があって、その先は大井俣窪八幡神社となる。




説明看板を読むと、この大きな鳥居は現存する木造鳥居の中で一番古いんだそう。
思わぬところに名所があるね。



境内には誰もいなくて、ただひっそりと神様は御座す。
ご朱印を頂きたくても、宮司さんはお留守。
まぁこう言うときもあるさ。









時間は16時少し前。
早いけれど、お風呂に行こう。
キャンプ場からはほったらかしの湯が近いのだけれど、一人だから地元のお風呂を探すよ。
調べると石和温泉という公衆浴場が面白そうだから行ってみると、お休みだった。
当てにしていたから、ちょっちショック。ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?





再び調べると、少し離れたところになごみの湯というのがある。
行くと期待通りに地元のお父さんたちのたまり場だった。


←TV修理中のおとーさん。デジタル放送はしていないのかな?


受付で「地元のヒトか?」ときかれ、多分値段が違うのだろうなと気が付くけれど、2~300円ケチるために嘘をつくのも嫌だから、
「県外です」と答えると、料金は720円だった。
大して長湯をしない僕には高い感じがするけれど、地元じゃないからしゃーなしだ。


お風呂は良かったよ。
かけ流しで湯量も多い。
周りのおとーさん達は毎日来ているのだろうね。
お風呂を出た後は、ご飯の調達だよ。




キャンプ場へ戻る途中のスーパーへ寄るけれど、品数の少なさに目を疑う。
パンなんかも売り切れているのではなく、数と種類自体が少ないの。
惣菜もお魚もあまりない。
しばらく悩むけれど、思い切って他を探すことにする。
そう言えば、テントを立てているときにやぶ蚊にすごくアタックされたの。
虫よけ買わなきゃ。




近くのドラッグストアを検索すると、これが正解だった。
ドラッグストアの敷地に大きなスーパーがあって、ここでお寿司とビールを買い込むよ。
僕ね、キャンプでの食のこだわりはないの。
だから鍋ひとつ、フライパン1枚しか持ってないよ。
テントに戻り、中を少し整理して虫よけを体に塗布して夕ご飯。
空は相変わらず曇ったまま。
楽しみの一つに、「星空の写真を撮る」があったのだけれど、今夜はだめそう。
ビールを飲み、星空ではないけれど、きれいな町の灯を眺める。
ゆっくりと時間が過ぎていく感じ。


お腹もふくれて眠くなったから、いつもより早めにおやすみなさい。
明日はお天気が良いとよいなぁ。










長期休暇は取るつもりはなかったのだけれど、働き方改革を進める部署の人間としては、取らないワケにはいかないの。
でもね、みんなそうだろうけれど、休み明け、デスクに積まれた書類を見るのが嫌なんだよねぇ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たかひさ)
2019-10-01 00:17:40
相変わらずの神社巡り流石です。
自分のペースで好きなように回るのは、一人旅の醍醐味ですね。

狙っていた温泉が休みで残念ですが、リベンジの口実が出来ましたねw

素晴らしい夜景と新しいテントで、至福の時間を過ごされたのでしょう( ̄▽ ̄)b
たかひささん (けんた)
2019-10-01 22:30:20
無料の施設と言えば神社仏閣なので、行くことが自然と多くなります。
もっとも、神社の彫刻とか素直にすごいと思うので、そういった技法を見るのも楽しみではあります。
みんなで走るのも好きですが、比較的ソロが多いのも、気になったトコロへ入りやすいという事も大きな要因です。
知らない町や風景を見るのは楽しいです。

キャンプのように、夜ひとりで外に長々いるというのも、普段ではあまりないことです。
こういった時間を過ごせるのも、家族の理解あってです。
今年中にもう一回くらいは行けるかなぁ?


Unknown (爆おやじ)
2019-10-02 07:59:28
皆が仕事に行くだろうの時間に満載のバーグマンで街を抜ける背徳感はたまりませんね
ほったらかし方面には何度か行きましたがやはり夜景が綺麗でびっくりしました。
なぜかキャンプをしたことがいエリアです
あーキャンプしたい!
Unknown (けんた)
2019-10-02 20:47:42
爆おやじさん
他のヒトが仕事をしているときの休みは最高です。
このツーリング期間、バイクで走っているヒト達が結構いて、ちょっちびっくりでしたよ。
山梨も良いキャンプ場がいっぱいありますね。
いろんなキャンプ場にいきたいですが、なこなかチャンスがありませんねぇ。
寒くなっていくこれから、爆さん達のきせつですね。

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