村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

いちよう散るなり

2017-12-08 01:05:51 | 能・謡
金色コンジキの小さき鳥のかたちして
いちょう散るなり夕日の丘に
  与謝野晶子

写真は原宿駅前の通り
銀杏の黄葉している並木道
ここから
お謡のお稽古へ
今日からは
「菊慈童キクジドウ」
菊の露を飲み
不老不死の仙人になったというお話し


菊慈童キクジドウ

能の曲名。
四番目物。
作者未詳。
各流にあり,
観世流以外は『枕慈童』という。
観世の『枕慈童』は別の曲。
中国の魏の文帝の臣下 (ワキ) が,
勅命によりれき県山のふもとに
湧出る薬水をたずねていくと,
菊の花の咲き乱れた山中の庵で
菊慈童 に会う。
周の穆ボク王に仕えた慈童で,
枕をこえた罪で流されたが,
王から賜わった枕の
『普門品』の2句の偈ゲを
菊の葉に書き写したところ
葉の露がしたたって
不老不死の薬となり,
それを飲んで
700歳を保っていることを語り,
その菊水をすすめて,
慈童は山路の仙家に入る。・・・
(コトバンクより)



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