村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

塵チリひじの

2020-11-26 23:44:44 | 村雨庵 稽古 

塵チリひじの
積もりてなのる
物ぞとは
富士の嶺ミネらぬ
人やいはとむ
と読んだが
賛の賀茂季鷹カモノスエタカの文字は
いつも読みにくい
今回のは読みやすい方だろう
でも一部は不確かだ

塵チリひじ=とは
① ちりとどろ。
※万葉(8C後)一五・三七二七
「知里比治(チリヒヂ)の
数にもあらぬわれ故に
思ひわぶらむ妹が悲しさ」
② 転じて、つまらないもの、
とるに足りないもの。
ちりあくた。
※宇津保(970‐999頃)
藤原の君「かかる聞えあらば、
兵衛が身はなにのちりひじにかならん」

今年のカレンダーもあと一枚
今日は木曜稽古
主菓子は「木枯らし」

コメント
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