村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶事のあと

2015-08-24 22:32:56 | 村雨庵 茶事茶会
写真は
待合の掛物
菊池芳文の「秋草虫の図」
きくちほうぶん
大阪生。
本名は三原常次郎。
初め滋野芳園を師とし、
のち幸野楳嶺に就き、
竹内栖鳳・谷口香嶠・都路華香とともに
楳嶺門下の四天王に数えられる。
近代的な構図や色彩を取り入れた花鳥画で知られ、
特に桜の絵を能くした。
京都絵専教授。
帝室技芸員・文展審査員。
大正7年(1918)歿、57才。
《美術人名辞典》

本席は宙宝の一行

昨日の茶事
四時半頃には終わり
あとは水屋全員
といっても四名だが
もう終わった安心感で
あーだこーだと反省会をしつつ
お菓子を食べお茶をのむ
最高だ




主菓子は練切
ダリヤなのだが
銘は「夏の終わり」
菓子器は伊賀の葉皿




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夏の正午茶事には修行がついてくる

2015-08-24 00:24:14 | 村雨庵 茶事茶会
今日は茶事
水を撒いてもすぐ乾く
汗は拭いても拭いても噴き出す
夏の茶事は亭主も水屋も
お客様も暑い
おのずと耐えざるを得ない
修行だ 
修行
楽しい茶事をすることが
修行をすることになる
もっとも
夏だけだはない
いつでも修行だ

亭主はkenken
お客様はご友人
それもなんと三十代後半の若い女性だ
その方のお友達をご一緒にいらした
四名様 
で今日のお客様は
若い女性が三名と若い男性が一名
茶室の雰囲気が華やぐ

皆さまは宗偏流との

宗徧流は
宗旦四天王のひとり
山田宗徧を流祖とする
1627~1708
茶号は四方庵・不審庵・今日庵。
東本願寺末寺である京都上京二本松
長徳寺の住職・明覚(長徳寺四世)の子
母は
山田監物(松江藩主・堀尾忠晴重臣)の娘。
僧名は、周覚・周学(しゅうがく)。
父から寺の住職職を継いだが、
還俗して
茶道を志すようになり、
小堀遠州に入門。
さらに正保元年(1644年)、
18歳のときに
千宗旦に弟子入りする。
承保元年(1652年)、宗旦の皆伝を受け、
京都郊外の鳴滝村三宝寺に茶室を建てた。
このお祝いに
宗旦から千利休の伝来の品である四方釜を譲られた。
また大徳寺の翠厳和尚からも
「四方庵」の茶号を贈られている。
とウィキペディアにあった

濃茶の茶杓にたまたま翠厳を使ったが
縁があったということを今知った

写真は干菓子
kenkenの住まいに因み
カモメと碇煎餅にした
菓子器は
正客の作品だときく
鎌倉彫
洒落てる

もうひとつの干菓子



京都緑庵より取寄せた
芳玉糖を
乾山写しに
干菓子器は
ふたつともkenkenのだ



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