紫廼茶話会 五月
其一のホトトギスの扇子を表具したもの寄付にあり
待合には
与謝野晶子の有名なる歌が掛る
鎌倉や
み仏なれど釈迦牟尼は
美男におわす
夏木立かな
今日は暑い
30度を超すとかいう天気予報
紫兎庵先生はクーラーをつけて下さる
冷気がグーと来ると 我々には
まだちょっと早いようで
すぐさま消して頂いた
21階の窓からの風が通り抜けると
涼しい 湿気がないので気持ちがよいのだ
薄器は
カキツバタの雪吹
さすが
五月の風が吹いている
本席の軸は
待合の与謝野晶子が敬愛していた蓮月の軸
山里は
松の声のみ
聞きなれて
風吹かぬ日は
さぶしかりけり
蓮月79歳
与謝野晶子の文字の
細くも儚げなる女性の文字と
蓮月はもちろん円く明るく華麗にと
共通するは
連綿遊糸であるとの
紫兎庵先生のお取り合わせ
蓮月と晶子の関係など知識がないとわからない
先生はいつもながら
引出がたくさんお有りになる
葵祭にちなむ生菓子を
盛られたのは
古染付の鉢
お昼に珍しきアケビ蔓のお浸しを頂戴したが
盛りつけてあった備前の鉢はさりげなく山本雄一だった
今日は想望庵、松風庵様お休みゆえ
里庵、松籟庵、草苑庵様とわたくしめの4名
のんびり
ゆったりと初風炉の茶を味わい
帰路はすこぶる満足である
そのあとも
ミスドで飲茶セットなどペロっと済ます
するとなんだか
茶会など催したき気分に
紫兎茶話会で茶会をせぬか
それも良しと気は揃う
明日はふくめの会にて後のお二人に伺いますればということに
さて
どうなりまするや
楽しみでも
苦しみでもありまするが
茶人ゆえ
茶などをせねば なりませぬから・・・
其一のホトトギスの扇子を表具したもの寄付にあり
待合には
与謝野晶子の有名なる歌が掛る
鎌倉や
み仏なれど釈迦牟尼は
美男におわす
夏木立かな
今日は暑い
30度を超すとかいう天気予報
紫兎庵先生はクーラーをつけて下さる
冷気がグーと来ると 我々には
まだちょっと早いようで
すぐさま消して頂いた
21階の窓からの風が通り抜けると
涼しい 湿気がないので気持ちがよいのだ
薄器は
カキツバタの雪吹
さすが
五月の風が吹いている
本席の軸は
待合の与謝野晶子が敬愛していた蓮月の軸
山里は
松の声のみ
聞きなれて
風吹かぬ日は
さぶしかりけり
蓮月79歳
与謝野晶子の文字の
細くも儚げなる女性の文字と
蓮月はもちろん円く明るく華麗にと
共通するは
連綿遊糸であるとの
紫兎庵先生のお取り合わせ
蓮月と晶子の関係など知識がないとわからない
先生はいつもながら
引出がたくさんお有りになる
葵祭にちなむ生菓子を
盛られたのは
古染付の鉢
お昼に珍しきアケビ蔓のお浸しを頂戴したが
盛りつけてあった備前の鉢はさりげなく山本雄一だった
今日は想望庵、松風庵様お休みゆえ
里庵、松籟庵、草苑庵様とわたくしめの4名
のんびり
ゆったりと初風炉の茶を味わい
帰路はすこぶる満足である
そのあとも
ミスドで飲茶セットなどペロっと済ます
するとなんだか
茶会など催したき気分に
紫兎茶話会で茶会をせぬか
それも良しと気は揃う
明日はふくめの会にて後のお二人に伺いますればということに
さて
どうなりまするや
楽しみでも
苦しみでもありまするが
茶人ゆえ
茶などをせねば なりませぬから・・・