村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

駒場松籟庵新春茶会記

2009-01-05 21:10:37 | 茶事 茶会 
駒場松籟庵新春茶会記 1月3日
待合は蓮月 本席は無学の一行とうらやましいばかり
長板総荘の道具畳には洒落た御本の水指と赤絵の杓立
水指には半生庵の箱書があるとか 
初炭が済むとお心入れの点心
独楽盆に信玄弁当 ともに村瀬冶兵衛の作 盃も付く
ひとつづつ広げる楽しみ
お赤飯とお煮しめの色々卵焼 いつもながら盛付も上手
大谷尊由の楽の向付は かつらの葉の形 それに小鯛の酢漬け
次にまたも素敵な村瀬治兵衛の煮物椀に海老真ジョが・・美味なること嬉しい
客は 想望庵様草苑様まりの様設計室長とわたくしめの5名
新年にふさわしい穏やかな日和 着物を着、ぞろぞろと澁谷を歩くも良きかな

待合 蓮月 初春につづみ打ちはやして
   よろず世の春のはじめとうたうなりこは敷島のやまと人かも
   蓮月78歳
本席 無学宗衍 一行
   中峰遶瑞烟ちゅうほうずいえんをめぐる
   杜審言(としんげん)五言律詩に
   半嶺通佳氣 はんれいかきをつうじ
   中峰繞瑞烟 ちゅうほうずいえんめぐる 
花入 竹一重切 
花  藪椿 雪柳
釜  竹梅紋真形釜 増山罄鉄
炉縁 青海波蒔絵
炭斗 
火箸 高木次郎兵衛
灰匙 加賀象嵌 
香合 巻物
   古清水
棚  長板
水指 御本
杓立 赤絵 三浦竹軒
建水 唐金
茶入 高取 肩衝
仕覆 二重蔓牡丹唐草
茶杓 上田義山 銘好日
茶碗 赤楽 一元
お茶 青栄の昔 清松園詰
菓子 虎屋 若菜餅
菓子器 御深井焼 陳元賓

薄器 大棗 芽張柳 
茶碗 海老の絵 万古焼
   猫柳 京焼
菓子器 きんま
菓子 推古
煙草盆 香狭間透
火入  青釉 父君愛用
煙管 父君愛用


              以上


コメント (4)
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