◆叱ってくださる神

わたしの叱責に心を留めるなら、
今すぐ、あなたがたにわたしの霊を注ぎ、
あなたがたにわたしのことばを知らせよう。（箴言一23）

 

あなたにとって理想的な父親とはどんな人ですか。このアンケートの答えに驚くほど多かったのは、「本気になって叱ってくれる人」というものでした。なぐられてもいい、たたかれてもいいから、お父さんには本気で叱ってもらいたいのです。
叱ってくれる人のいない寂しさは、愛してくれる人・本気で心配してくれる人・あなたの幸福をいのちがけで守ろうとする人のいない寂しさです。
あなたは、神の叱責を受けていると感じたことがありますか。神の叱責を感じ、それを真っ正面から素直に受けとる人には、このようなすばらしい約束がされています。
・「今すぐ」＝すなわち、その瞬間、その瞬間に。
・「わたしの霊を注ぎ」＝神の愛の気持ちを注ぎこみ、みこころを分からせてくださる。
パウロは、「神の愛が私たちの心に注がれている」（ローマ五５）と告白しました。
・「わたしのことばを」＝「右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め。』と言うことばを聞く」（イザヤ三〇21）。
サウルに追われていたダビデは、祈っては主に伺い、自分の行く所を教えていただいたのです。神に叱っていただけるほど、神に近く生き生きと生活している姿が、聖書に描かれています。
あなたは、あなたを叱ってくださるお方として、神を知っていらっしゃいますか。神に叱っていただく幸いをご存じでしょうか。
神に叱っていただけるほど、神に近く生活したいと思われませんか。