座間コミニティー

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◆所  を  知  る

2015年12月16日 08時04分36秒 | 教科書

岩だぬきは強くない種族だが、
その巣を岩間に設ける。      (箴言三〇26)
 
大きくて、がっちりそびえているように見えても、もろくくずれ去っていくものがあります。
イスラエルの岩山に住む岩ダヌキは、小さくて弱い動物の代表でした。ハリネズミには針があり、スカンクには例の発射物があります。岩ダヌキには、攻撃の武器とて何一つありません。攻撃武器はなくても、キリンはすばらしい足を持っています。でも岩ダヌキは、むしろのろまなのです。しかし、けっして負けないで、生き抜くことができます。それは、岩の間に巣を設けるからです。
私たち人間は、人生のいろいろの試練のあらしの前に、何と弱いものでしょうか。病・老い・死に別れ・生き別れ・失職・倒産・離婚、そして死の前に……。しかしダビデは、詩篇一八篇の中でこう歌いました。「主はわが厳、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。……この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。」神を住まいとする者の最後の勝利が歌われています。私たちのたよりは何でしょうか。金や財産や社会的地位などをたよりにしてはいませんか。しかし、それらはみな、押し流されていきます。
イエス・キリストのたとえ話をお聞きください。「わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なわない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした」(マタイ七24―27)。
 
 
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◆待ち望め。

2015年08月30日 06時21分37秒 | 教科書
主を。(詩篇二七・一四)
 
待つということはたやすいようであるが、キリストの兵士にとってはきわめて困難なことである。神の戦士には、じっと立ち止まっているよりは、前進や強行軍のほうがほるかにたやすいのである。
熱心に主に仕えようと願うたましいが途方にくれることがある。そのような時にはどうしたらよいか。気落ちしていらだつのか。後ろに逃げ出すのか。単なる推定から、前に突進するのか。否、ただ待つのである。しかし祈りつつ待つのである。神を呼び求め、事の詳細を神の前に広げよ。直面する困難を神に語り、私たちを助けられるとの約束のみことばを握って求めよ。
二つの義務の間にはさまれた時、幼子のように謙遜になり、単純な心で主を待ち望むのは、実に麗しい。私たちが自分の愚かさを知り、みこころのままに導かれることを願うのは、たしかによいことである。
そして信仰をもって待て。あなたの神に対する揺るがない確信を表明せよ。信仰なくして、また信頼なくして待つのは、主を侮ることである。たとえあなたが真夜中まで待って、なお主が来られないとしても、主がよいと思われる時必ず来られることを信ぜよ。ビジョンは来るであろう。決して遅れることはない。
静かに忍耐して待て。苦しみの中にあっても神に逆らうことなく、かえってそのために主をあがめよ。イスラエルの民がモーセにつぶやいたように、決してつぶやいてはならない。古い世界に再び戻ることを願うな。与えられた試練をあるがままの姿で受け入れ、自己中心の思いを退け、単純にしかも全き心をもってそれを神の御手にゆだねよ。そしてこう祈れ。「主よ。私の願いではなく、みこころのとおりにしてください。私は進退に窮し、どうしたらよいのかわかりません。ただあなたが洪水を裂き、敵を散らしてくださるのを待ちます。たとえ待つ日が何日であろうとも、私はあなたを待ちます。なぜなら、神様。私の心はあなただけに向けられているからです。あなたこそ私の喜び、私の救い、私の避け所、また私の強いやぐらであるとの確信をもってあなたを待ち望みます」と。
 
 
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育鵬社版 藤沢市教委が採択

2011年07月29日 11時16分54秒 | 教科書
神奈川初 委員から強い異議も

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 神奈川県藤沢市教育委員会(小澤一成委員長)は28日、2012年度から市立中学生に使われる、侵略戦争賛美、憲法敵視の育鵬社版の歴史と公民の教科書を採択しました。同社の採択は県内で初めてです。

 態度保留の教育長を除く委員4人中3人が歴史と公民で育鵬社を推薦。公民に育鵬社を推薦した委員は、「一部教科書には権利という言葉が偏重され、義務という言葉が尊重されていないものが散見された」と述べました。

 これに対し委員の一人は「戦争が日本にもたらした功績を強調するあまり、戦争の悲惨さや反省がおざなりにされていると捉えかねられない記述がある」と話し、「子どもたちに戦争はいかなることがあっても許されないと明確に示し続けることが市教委の役割」と育鵬社の歴史教科書に異議を唱えました。

 同委員は「藤沢市の先生が誰一人として希望していない教科書を採択することに、懸念を抱かざるを得ない」と強調しました。

 この日の委員会は、定員80人に約150人が傍聴を希望。市民団体「みんなの教育・ふじさわネット」の人たちは「現場の声とかけ離れた採択で許せない」「新しい運動のスタートにしていこう」と語りました。


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教科書採択 何としても阻止歴代教育長8氏が要望

2011年07月20日 12時27分15秒 | 教科書
侵略戦争を美化・集団自決強要認めず
石垣市・竹富町

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 侵略戦争を美化し沖縄戦で日本軍による集団自決強要や住民虐殺を認めない自由社、育鵬社の歴史・公民教科書の採用を「何としても阻止したい」と19日、沖縄県石垣市と竹富町の歴代教育長8氏が、両市町の教育長に要望書を提出して懇談しました。

 石垣市、竹富町、与那国町の3市町の中学校教科書を決める教科用図書八重山採択地区協議会(会長=玉津宏克石垣市教育長)は6月27日、会長主導で規約を唐突に全面改定した上、規約上の手続きを経ず会長が教科用図書調査員を選任。これまで行われていた推薦図書の順位付けを廃止し、教育関係者や保護者らの間で「自由社・育鵬社の教科書採択に向けた動き」との懸念が広がっていました。

 石垣市教育委員会の玉津教育長に対し、歴代教育長らは「これらの教科書で生徒が教われば、私たちが戦中教わった教育の二の舞いになる」(仲山忠亨氏)と訴え、(1)2社の教科書を採択しない(2)採択は学校現場の意見を尊重し従来の方法を守る(3)採択の理由・根拠の公開―を求めました。

 玉津教育長は「選定は法律やルールに則り、文部科学省の指導等を織り込み粛々と推進する」「開かれた採択」と答え、推薦図書の順位付け廃止や協議会メンバーの公開を拒みました。

 竹富町の慶田盛安三教育長は「関心は高く、なぜそうなったかを公開する義務がある」と語りました。

 21日は、石垣市と那覇市で教科書問題緊急報告会が開かれます。


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主張 「つくる会」系教科書 歴史を偽っての愛国心は論外

2011年07月19日 11時48分33秒 | 教科書
 この夏、来年度から使用される中学校教科書がいっせいに採択されます。

 歴史と公民では、“日本は正しい戦争をやった”と子どもに思い込ませようという、「つくる会」系教科書(自由社、育鵬社)の採択を許すかどうかが問われます。

侵略の過去反省してこそ
 自国の歴史、とくに近現代史の学習は、子どもたちが主権者として成長していく上で、大きな意味をもっています。

 日本はその時代、他国を侵略し、植民地にし、アジア諸国民に甚大な被害を与えました。そうした国が過去の行為をきちんと反省することは、国際社会にたいする当然の責任です。同時にそのことは、国民が平和と民主主義の精神で自らの道を堂々と歩いていくために、欠くことのできない問題です。

 ところが「つくる会」系教科書の描く近現代はどうでしょう。

 日本は明治時代から、白人支配からアジア諸国民を解放する事業の先頭に立ってきた、植民地では経済が発展した、英米との太平洋戦争は日本の自存自衛とアジア解放を目的とした戦争だった―要するに日本はいいことをやってきたんだ、それに誇りをもとうという内容です。

 こんな教育がおこなわれたら、日本の前途も、日本とアジア諸国、さらには世界との関係も、危うくなります。

 公民教科書では、大日本帝国憲法は人権を大事にした、いい憲法だと描いています。しかし、帝国憲法のもとでは主権者は天皇で、国民の権利は制限され、言論の自由や集会の自由もありませんでした。

 さらに、いま大問題になっている原子力発電については、露骨な推進論が書かれています。国民は国策に協力すべきだと言わんばかりに、子どもに原発推進を教えることは許されません。

 見過ごせないのは、「つくる会」系教科書を推進する勢力が、自分たちの教科書を「新教育基本法で重視された愛国心に一番いい教科書だ」と言って、採択をひろげようとしていることです。

 愛国心は、個人の思想・良心の問題であり、特定の心を強制することは憲法上許されません。教育として大切なことは、自国の歴史や文化などの事実に基づく学習や、憲法の平和的民主的原則の学習をつうじて、子どもが自主的に愛国心を考えていけるようにすることです。

 ところが「つくる会」系教科書は、歴史をゆがめ、それによって愛国心を醸成しようというものです。これはゆがんだ愛国心であり、「(愛国心は)国家至上主義的な考え方や全体主義的なものになってはならない」と明記した教育基本法「改正」の中央教育審議会答申に照らしてさえ論外です。

教育にふさわしい採択を
 偽りの歴史からはまともな愛国心はうまれません。国民の誇りは、負の歴史にも誠実に向き合ってこそ育まれるはずです。

 教科書採択の本来の目的は、子どもの学習にもっとも良いものを選ぶことです。そのためには実際に教えている各専門の教員の意見が重視されなければなりません。

 侵略戦争を肯定する教科書を許さない運動を広げるとともに、教育の営みにふさわしい採択がおこなわれることを訴えます。


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年表盗用を「おわび」つくる会系教科書出版社

2011年07月16日 12時09分17秒 | 教科書
 侵略戦争を美化する「新しい歴史教科書をつくる会」系の自由社の中学校歴史教科書の年表が他社教科書からの盗用と指摘された問題で、自由社が同教科書を使用している横浜市教育委員会と中学校校長などに引き写しの事実を認めた「お詫(わ)び」文書を送付していたことが15日、分かりました。

 教科書は『新編 新しい歴史教科書』(2010、11年度用)で、年表部分が東京書籍版の02年度の年表と酷似し、「子どもと教科書全国ネット21」と「横浜教科書採択連絡会」が6月13日に盗用疑惑を指摘していました。

 「お詫び」文書は自由社教科書編集室長の榎本司郎氏名で今月、中学校校長に出されました。文書は「ほぼ引き写しであることが判明」したと認め、東京書籍に訪問陳謝したと説明。教科書を使用している教育委員会や学校にお詫びと経過説明をするとしました。一方、盗用の経過は「当時の作成担当者が2年前に退社しているため」確認できないとし、年表自体には誤りはないので「学習上の支障はない」などと記載しました。

 自由社版歴史教科書は現在、横浜市内の8行政区と一部の私立学校で使われています。8月の教科書採択(12年度から4年間使用)でも同社の教科書は対象になっており、ほとんど同じ年表が使われています。同社は、見本本について「可及的速やかに作り直した年表を文科省に訂正申請いたします」としています。


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