鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

分蜂群の入居と蜂の鳴き声

2023年05月05日 10時14分14秒 | 養蜂






数日前から探索蜂が徐々に多くなっていた待ち箱にとうとう分蜂群が自然入居した。
うちの群の1つが先日、巣門の下で蜂球を作り、それが分蜂だったなら、見物していただけでみすみす獲りそこなったという格好。
そうして、その直後から探索蜂がやってきていた経緯は先日のブログにも書いたが、その後の様子が2枚目画像。
昨日は、畑仕事をしている間に分蜂群がやってきたらしくて、私が見たときには全体が入居完了間近状態だったようだ。
金稜辺に未練があるような残りの一団もちょっとずつ待ち箱に入っていく様子が見てとれた。
一昨日までは探索蜂がかなり居ても、夜中になると聴診器を当てても中にいる様子はなく、きちんと自分の巣に戻っているようだった。
昨夜も、もしも中に居る様子がなかったらがっかりするところだったけれど、うごめき騒ぐ様子が聴き取れた。
それにもまして、昨夜は女王の鳴き声と思われる『きゅーきゅー』という声が持続的に聞こえた。
新女王が鳴くとかセイヨウミツバチではどうこうという文章は読んだことがあったが、今回、分蜂群の女王(?)の鳴き声を初めて聴いた。
どのような意図があって鳴くのかと考えると、ついつい擬人化した考え方をしてしまう。
蜜や花粉を求めて外出や外泊を決め込んでいる以外の働き蜂は、これから急いで巣を作らなければならないわけで、その巣作りを促す歌なのではないか。
古巣から持てるだけ蜜を身体に溜め込んで分蜂した働き蜂たちは、自分の身体から出す蜜蝋を滲み出させて新しく巣を作る。
それを促し鼓舞する労働歌のような応援歌のような音を女王蜂が出しているのではないかと想った。
尚、聴診器が身内に医療従事者が居ないにもかかわらずわが家にあったのは、息子の建築関連用のものであったらしい。
これからしばらく、ヘッドライトを着けて聴診器を首から下げた私の不審な行動を見ても疑うなかれ。
コメント (2)
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